【R-18】エーリカ「ハイデマリー少佐のアヘ顔ダブルピースが見たい」

1 :もーん ◇CB7w5rWLD6<b> [saga]:2014/09/19(金) 22:00:43.69 ID:PWjDBYZT0
サン・トロン基地
バルクホルン「は?」
エーリカ「って言ってたんだよ、ウルスラが」
バルクホルン「それで?」
エーリカ「それで、って?」
バルクホルン「どうするんだ……」
エーリカ「もちろん、見るに決まってるじゃない。ウルスラの頼みごとなんだもん」
バルクホルン「しかし、それはつまりあのミヤフジに勝手に抗うということになるぞ?」
エーリカ「そうだね」
バルクホルン「もしそんなことをしたらアイツにナニをされるか……」ガクブル
エーリカ「大丈夫だって、安心しなよー。今扶桑にいるんだからさ」
バルクホルン「しかしだな……」
エーリカ「ミヤフジは魔力が無くなっちゃった。だからもうあんなコトはされないよ」←されました
前スレ:リーネ「サーニャちゃんとの何でもない休日」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410528168/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411131633
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/19(金) 22:14:25.06 ID:pVC7GcOSO
やっぱりアヘには勝てなかったよ支援
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2 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:01:50.22 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「それで、どうしてウルスラはそんなことを?」
エーリカ「明日ここに来るらしくて、その時にアヘ顔資料が欲しいんだって。何かに使うみたいだよ」
バルクホルン「ソレがウルスラの研究で使うモノとは到底思えないがな……」
エーリカ「まぁいいじゃん。テコ入れ回ってコトで」
バルクホルン「あ、あぁ……そうだな……」
エーリカ「で、トゥルーデには手伝ってもらいたいんだ」
バルクホルン「まぁ私に話を持ちかけたということはそういうことだろうとは思ったが……」
エーリカ「んー、協力してくれたら……ミヤフジを犯すのを手伝ってあげるよ」
バルクホルン「いいだろう!!」ソッケツ!
エーリカ「その機会が来れば必ず、ね」
バルクホルン「ふふ、ひひっ……ミヤフジ……ミヤフジ……必ず仕返しを……くくっ」
エーリカ「だからとりあえず今回はハイデマリー少佐のを頼むね」
バルクホルン「うむ」スッ
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:05:08.83 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「だがハイデマリー少佐は私達よりも階級が高いんだぞ? もし訴えられたら……」
エーリカ「あぁ、あの人はミーナが好きだから大丈夫だよ」
バルクホルン「そうなのか? というか、どうして大丈夫だと言い切れるんだ」
エーリカ「ハイデマリー少佐がミーナのズボンの匂いを嗅いでるところを見たりしてるんだよねぇ」
バルクホルン「えぇ……」ドンビキ
エーリカ「他にも証拠写真もいっぱいあるし、それをチラつかせれば訴えられないと思うよ」
バルクホルン「つまり脅すというワケか」
エーリカ「そうなるね。まぁ、最初にイケナイことをシたのはハイデマリー少佐なんだから、これはバツだよ」
バルクホルン「それならば問題はないな」
エーリカ「ね? そうでしょ?」
バルクホルン「だが、私やウルスラは得をするが……ハルトマン、お前はなぜ協力を?」
エーリカ「妹だよ? 損得勘定なんて、そんなのは無いんだよ」
バルクホルン「そうだったな、悪かった」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:05:54.58 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「それで作戦は?」
エーリカ「話が早くて助かるよトゥルーデ。ウルスラに貰った薬があるんだ。だからこれでまずは……」
バルクホルン「まぁ、なんとなく分かってはいたが。もう少し何か無いのか?」
エーリカ「これが一番簡単で安定してるからね。んで、その後は……まぁまた言うよ」
バルクホルン「そうか。決行する予定時刻はいつだ?」
エーリカ「もう準備は整ってるから今すぐにでも。まぁ深夜かなぁ」
バルクホルン「いいだろう」
エーリカ「ささっと終わらせて、明日朝早くにウルスラが来るから渡す、っと。ね、簡単でしょう?」
バルクホルン「上手くいくといいがな」
エーリカ「上手くいくよ、絶対にね」クシシ
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:06:45.12 ID:PWjDBYZT0
夜 サン・トロン基地 空き部屋
ハイデマリー(ミーナ中佐から大切な話があるってハルトマンさんに言われてココに来たけれど……)
ハイデマリー(一体何の話でしょう……)
ハイデマリー(はっ……ミーナ中佐のズボンの匂いを嗅いだことがバレて……)
ハイデマリー(いえ、寝てるミーナ中佐の顔に……をシたことがバレていて……)
ハイデマリー(でも、もしかしてミーナ中佐からの愛の告白だとしたら……)
ハイデマリー(キャー!!)モジモジ
ハイデマリー(もちろん、ミーナ中佐からの愛の告白は、イエスです……!!)
ハイデマリー(ん……机にあるのは……手紙? えーっと……)ゴソゴソ
ハイデマリー(水でも飲んで待っていてください ミーナ)
ハイデマリー(あ、あれ? ミーナ中佐ってこんなに字が下手でしたっけ)
ハイデマリー(まだ時間がかかるようですし、そうですね、ミーナ中佐の言いつけ通りに……)ゴクゴクゴク
ハイデマリー(んっ……なんだかカラダがフラフラして……そこのベッドに……)バタンッ
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:08:02.44 ID:PWjDBYZT0
ガチャッ
エーリカ「いやーちょろいね」ニシシ
ハイデマリー「あ、あれ……ハルトマンさ、ん……」グッタリ
バルクホルン「効いているようだな」
エーリカ「早速始めちゃおうか」
ハイデマリー「え、あ、あの……これは一体、ミーナ中佐は……」
エーリカ「ミーナなら来ないよ?」
ハイデマリー「じゃあ、私はどうしてここに……」
エーリカ「頼まれごとでね。ハイデマリー少佐には協力してもらうよ?」
ハイデマリー「それでしたらどうして私はこんな格好に……」
エーリカ「だからさぁ。普通に言ったら断られるからねぇ」
バルクホルン「許してくれ、ハイデマリー少佐。これも技術の進歩のために必要なんだ」オオウソ
ハイデマリー「私に一体なにを、」
エーリカ「アヘ顔ダブルピースを晒して欲しいんだよ」
ハイデマリー「……は?」
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:10:13.29 ID:PWjDBYZT0
エーリカ「もう一度言おうか?」
ハイデマリー「いえ、結構です……噂には聞いていました。アヘ顔のために動いているウィッチがいる、と」
ハイデマリー「501所属のミヤフジというウィッチで、もう1人は……んっ!!」
エーリカ「ふふっ、さっきのクスリの効果、二段階目が回ってきたみたいだね」
バルクホルン「ちなみにどんな効果なんだ?」
エーリカ「カラダを動けないようにして、えっちな気分にして、記憶を……まぁそれは後でね。さ、そろそろヤろうよ」
バルクホルン「そうだな。でないとミーナに見つかってしまう」
エーリカ「はーい、じゃあ記録するよー」ポチッ
ハイデマリー「くっ……」
バルクホルン「私の本意では無いのは分かってくれ」スルスルッ
ハイデマリー「い、いやっ……脱がさないで、くださ……う、動かない……」
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:10:45.93 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「ふむ、服の上からでも分かるくらいだらしない胸だ……なっ!」ギュゥゥゥッ
ハイデマリー「んっ、あ、ああぁぁぁあぁーーっ!」
バルクホルン「少々痛かったか?」
ハイデマリー「……」
ハイデマリー(頭がぼーっとして……言えない、もっと先っぽをつねって欲しいだなんて……き、きもちい……)
エーリカ「トゥルーデ。たぶんもう頭が気持ちよくなりたくてダメになっちゃってると思うから……」
エーリカ「好きにヤっちゃってv」ニコッ
バルクホルン「ふんっ。ズボンとニーソ以外は必要ないな」ガバッ
ハイデマリー「ひっ、んんっv やめて、くださ……い、バルクホ……んんんっvv」
バルクホルン「大きいと感度が悪いと聞いたが、そんなことはないようだな!」モミモミ
ハイデマリー「は、あぁっ、はぁっv んっ、いや……やめ、てぇっv」
バルクホルン「嫌がってるようには見えないぞ、ハイデマリー少佐……」スリスリ
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:11:39.76 ID:PWjDBYZT0
ハイデマリー「んっ! あ、あぁ……いや、です、そんなところ触られたら……」
バルクホルン「ほぉ、どうなるん……だっ!」ズリズリズリッ
ハイデマリー「んん゛んあ゛ぁあ゛あああぁぁーーーっ!! はっ、あ、ああぁ……」ガクガク
バルクホルン「すごい声だな。はしたないぞ」ズリズリッ
ハイデマリー「いや……んっ! ん゛んあああああぁあっぁーーっvv」
エーリカ「ふぅん、ウルスラもすごいクスリを開発するねぇ~」ウンウン
バルクホルン「ズボンがもうびしょびしょじゃないか」
ハイデマリー「っ……/////」カァァァ
ハイデマリー(ミーナ中佐じゃなきゃ嫌なのに、どうしよう……きもちいい……きもちいいっv)
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:12:32.45 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「この調子ならすぐに終わりそうだな。さぁ、イってしまえ」ズリズリ
ハイデマリー「ひ、んっ!v んんぁぁっv い、いやです、やめ、てぇ……んんっvvv」
バルクホルン「ふむ、平等にシてやらないとな!」ギュゥッ
ハイデマリー「い、いたっ……んっ……v ほんと、やめ……ダメぇぇっvv」
バルクホルン「しかし、乳首の方はどんどんたってきているぞ?」
ハイデマリー「い、いやですっ、お願いします、もうやだ……やめて……やめてくださ、いっvv」
バルクホルン「じゃあ私をミーナだと思え。どうだ、気持ちよくなってくるだろう?」
ハイデマリー「ミーナ、中佐……? い、いいえっ、ぜんぜん違……んっぅ!v」
バルクホルン「ごちゃごちゃうるさいヤツだ。ほら、イけ」ズリズリズリズリッ ギュゥゥゥ
ハイデマリー「いやあぁぁぁー!! ミーナ中佐助け……い、イキま、す……い、イク……イクぅぅぅっvv」ガクガクプシャー
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:13:26.36 ID:PWjDBYZT0
ハイデマリー「はっ、はぁっ……はぁっ……vv」
バルクホルン「なんだ、これで墜ちるのか。たいしたことないな。さて、これでいいかハルトマン」
エーリカ「……」トテトテトテ
バルクホルン「どうした、ハルトマ……んんっ!!」
エーリカ「んっ……ちゅっ……んっぁ……ぷはぁっ」
バルクホルン「お前……んっ! 何を飲ませた、ハルトマン!!」
エーリカ「クシシ。なんだろうねぇ~」
バルクホルン「くっ、騙したなハルトマン!」
エーリカ「言うのを忘れてだけだよー」
バルクホルン「これは、まさか……」
エーリカ「せーかい。これはね、例によってウィッチ○ポありきでの研究なんだよ。だから当然その役はもちろん……」
エーリカ「トゥルーデだよ。ウルスラに指示されてるんだぁ。トゥルーデにハイデマリー少佐を犯すようにね」
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:14:03.66 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「ハルトマン、貴様……!!」
エーリカ「悪く思わないでね。いいじゃん、ミヤフジを犯せるように手助けしてあげるんだからさ」
バルクホルン「しかし私はこんなこと聞いて……」
エーリカ「トゥルーデはさ。私が話を持ってきた時点で怪しむべきだったんだよ。あはははは」
バルクホルン「くっ……あ、頭が……カラダも……」プルプル
エーリカ「私はここでまた記録を取ってるから。トゥルーデはハイデマリー少佐と楽しくヤっててよ」
バルクホルン「はぁっ……はぁっ……」
ハイデマリー「……?」
バルクホルン「今のうちに、謝っておく……。すまない……」ポワワーン ビィンッ
ハイデマリー「え、え……? ひっ! あ、そっ、それは……まさかウィッチ○……」
バルクホルン「本当にすまない。カラダが言うことを聞かないんだ……」ガッ
エーリカ「トゥルーデが飲んだのは、ウィッチ○ポで犯したくなる凶暴な薬なんだよねぇ。だから……」
ハイデマリー「い、いやっ! 来ないで、来ないでください……い、いやぁぁああぁぁっ!」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:14:39.71 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「はぁっはぁっ……ハイデマリー少佐のおま○こ、熱いな……」ピトッ
ハイデマリー「やめてくださいっ! そんなモノをあてないで……いや、熱い……っ」
バルクホルン「逃げるなよ……はぁっはぁっ……」
ハイデマリー「元に、元に戻ってください、バルクホ……」
バルクホルン「うっ、くぁああぁぁあぁーーっv」ズチュンッ
ハイデマリー「ひっ……あ、ウソ……ウソですよね……あ、いやあああああああああぁぁぁーー!!」
エーリカ「ズボンずらして挿入しちゃうなんて、トゥルーデも分かってるじゃーん」
バルクホルン「くぅぅっ、ハイデマリー少佐のナカ、すごく熱くて……気持ちがいい……」
ハイデマリー「そんなっ……初めてはミーナ中佐だと決めていたのに……うっ、うぅっ……」
バルクホルン「……ほらぁっ!!」ズチュンズチュンッ
ハイデマリー「う、動かないでっ抜いて! 抜いてください!! いやぁぁあああぁーーっ!!vv」
エーリカ「まぁ、ミーナに内緒で色々シてるんだから自業自得でしょ」
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:15:41.60 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「うぅっ、気持ちよすぎる!! まるで天使に後押しされているみたいだぁ……」
ハイデマリー「いやっ、いやあああぁぁぁーー!! 中佐っ! ミーナ中佐! 助けてくださ、んんぁぁっvv」
バルクホルン「おま○こ締まって……私のウィッチ○ポを離すまいと、咥え込んで、くぅぅぅっvv」ズチュズチュッ
ハイデマリー「あ、ああぁぁっvv だめ、お願いですっ! こんな、こんな……うぅっ……」
バルクホルン「挿入するたびにだらしない乳が揺れて……メス牛のようだなぁ!」ズチュンッ
ハイデマリー「ひぃぃんっvv も、もう突かないでくださいっ! 壊れっ、るぅぅぅうううーー!!v」
バルクホルン「お前がそんなカラダなのがいけないんだ。ほら、そろそろイクぞっ……」
ハイデマリー「イクって……!! ダメ!! ダメです! せめてナカだけは……!」
バルクホルン「くっ、ぜーんぶナカに出してやるからな、受け取れっ!!」ズチュズチュンッ
ハイデマリー「いやあぁぁぁああぁぁああああーー!! いやああああ、いやあぁああぁぁぁぁーーっ!!!」
バルクホルン「暴れるんじゃない! うぅうっっ!!v 出る、出るぞ、イクぅぅうううううぅぅっv」ドピュドピュッ
ハイデマリー「う、うそ……あ、あぁ……いやああああああああぁぁぁぁぁぁーーー!!」
ハイデマリー「熱いのいっぱい……入ってきて、ぁ、わたしも……いっ……くぅぅううっvvv」ガクガクプシャー
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:16:20.97 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「くぅっ……」ヌポッ
ハイデマリー「はぁっ……はっ……うっ、うぅっ……ぐすっ、妊娠しちゃ……」
バルクホルン「……!!」ビィン!
バルクホルン「そんなにそそられる泣き顔を見ていると、また……」ヌチュッ
ハイデマリー「えっ!! そんな、もうやめてください! 今いっぱい出されたのに、もう……私……」
バルクホルン「うるさい!! お前はそこで私の性処理奴隷になればいいんだ!!」
エーリカ「わぁ……トゥルーデがクスリの効果でおかしくなってるよぉ……」
バルクホルン「ふん、準備万端というワケか。足もだらしなく開きおって……」
ハイデマリー「これは、さっきのクスリでカラダが動かなくて、それで」
バルクホルン「そんなに欲しかったか? ならば望みどおりにくれてやるっ!」ズチュンッ
ハイデマリー「ん゛ん゛ぁあ゛あぁぁああぁぁぁーーーーぁっ!!vv」
ハイデマリー「あっ、あへっ……奥、おま○この奥、子宮に届いて……あ、あは……」ガクガクガク
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:17:06.79 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「報告は明瞭に! そうだろう、ハイデマリー!!」ズチュンッ!
ハイデマリー「か、はぁっ!! お、奥に゛ぃぃぃーー! 大尉のウィッチ○ポが子宮にキスしでまずぅうう!!」
バルクホルン「そうだ、その通り。そして……」ズチュズチュッ!!
ハイデマリー「あああぁぁぁーーっ! わ、わたわたっ! 私のおま○この壁ごりごりって、ん゛んぁああぁぁぁーー!vv」
エーリカ「もうどっちが上官なのやら……」
ハイデマリー「いやぁぁぁーーっvv ミーナ中佐じゃなきゃ、い、イヤですっ!!」
バルクホルン「不満というワケか……。いいだろう、では私の味をたっぷりと覚えさせてやるっ!!」グチュングチュンッ
ハイデマリー「そ、そんなにかき回さないでくださいっ!! おま○こにせーしの匂いついちゃ……いやあぁぁぁっvv」
バルクホルン「いやいや言っていないで向こうを向け! そろそろカラダも少しは動くだろう」
ハイデマリー「こんな……犬みたいな格好……いや、もういや、やめて!! ミーナ中佐助けてください!!」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:17:52.30 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「ミーナは今頃扶桑から来た坂本少佐と久しぶりに会っている最中だ。助けには来れないさ」
ハイデマリー「そんな……じゃあ誰か整備の……」
バルクホルン「今こんな姿のお前を助けてくれると思うか? せいぜい皆の肉便器になるだけだろうな」
ハイデマリー「……うっ、うっ……」
バルクホルン「どうだ、くぅぅっv もっと奥まで届くだろう? それになんだ、この尻は!」パァンッ
ハイデマリー「ひぃっ! んんんぁぁああぁぁっvv」
バルクホルン「……よし、こっちを向け」ガッ
ハイデマリー「あっ……」ゴロンッ
バルクホルン「変態巨乳マゾメガネ」耳元ボソッ
ハイデマリー「vvvvv!!!!」キュンキュンキュンッ
バルクホルン「くぅぅっ!! いっそう締まったぞ? ははぁん、なるほど……」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:18:29.91 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「やはり、イヤイヤ言いながらも犯されて気持ちよくて嬉しがっているのだろう」ズチュズチュッ
ハイデマリー「ち、ちがっ……」
バルクホルン「違わないさ。その証拠に子宮も降りてきているぞ?」コツンコツンッ
ハイデマリー「あ、ああぁぁっv 違います! 私はミーナ中佐だけを愛して……」
バルクホルン「……ではなぜ私のカラダを離すまいと足でガッチリと固定しているのだ?」ダイシュキホールド!
ハイデマリー「え……ぁ、そんな……そんな……!! こ、これは……クスリのせいで……」
バルクホルン「ほぉ、そうかそうか……。ではそういうことにしておいてやろう。そろそろ……」ズチュンッ
ハイデマリー「あ、あぁ……また、また出すのですか……? もう、やめ……てくだ、さい……」
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/19(金) 22:19:06.43 ID:PWjDBYZT0
バルクホルン「欲しいのだろう? 変態巨乳マゾメガネ」
ハイデマリー「欲しくないっ、欲しくないのにっ!」ブルブル
バルクホルン「カラダは正直だな、本当に……」ガシッ
ハイデマリー「なっ、押さえつけて……」
バルクホルン「じゃあな」ズチュズチュズチュズチュッ
ハイデマリー「あ゛あ゛ぁぁあっぁぁぁあ゛ぁぁああぁぁぁーーーーー!!!vv」ガクガクガク
バルクホルン「ラストスパートだっ!!」ヌチュヌチュヌチュッ
ハイデマリー「壊れる゛っ!v 壊れまずぅぅぅっ!! 墜ち、墜ぢるぅぅぅぅううぁああぁぁぁーーー!!!」
ハイデマリー「イグッ!! イギます、イぐっいくいぐいくいぐぅうぅうううぅぅぅううう!!!!vvv」ガクガクプシャー
21 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/22(月) 21:40:53.31 ID:Eo/CKy9n0
バルクホルン「勝手にイキおって……だが、まだまだだぞ、ほらあぁぁぁぁっ!!!!」グチュングチュンッ
ハイデマリー「もう何回も゛イっでるのにぃぃいいいー!! やめでくだざいいぃいいいぃぃいっvv」
バルクホルン「ヨダレも垂れて、愛液も飛び散って……これが本性か。はぁっはぁぁっvv」ズチュンッ!!
ハイデマリー「んひゃあ゛ぁぁぁあぁーーーー!!! し、子宮にちゅっちゅってキス、シちゃって、ますぅっvv」
バルクホルン「それがっ、好き、なんだろっ!!」ドチュドチュドチュッ
ハイデマリー「私のおま○こどちゅどちゅするのもうやめでぇぇぇーーー!! ああああぁぁっーーv」ジタバタ
バルクホルン「最高のカラダだ……今日だけは私のおま○こにシてやるぅぅうぅっvv」
ハイデマリー「んんひぃぃいぃぃっ!vv わ、わた私のおま○こはオナホじゃ、ないんですよぉぉっvvv」
バルクホルン「ああぁぁーっv ダメだ、腰が止まらないっ!! んっんっんんんっvv」
ハイデマリー「ん゛ん゛ぁあ゛あ゛ぁぁぁああ゛ぁぁぁぁぁああ゛ぁぁぁぁーーーーーーっっっ!!!!!!」
バルクホルン「くぅっ、また出すぞ……出る、出るうぅぅ!! 受け止めろっ、私の子を孕めぇぇっ!!」ドプドプドプッ
ハイデマリー「イグイグイグっイギます! ミーナ中佐ぁぁーーっvv 助け、てぇっvv イクぅぅぅうーっvv」ガクガクプシャー
ハイデマリー「あっへえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」VV ダブルピース!
22 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/22(月) 21:42:13.15 ID:Eo/CKy9n0
エーリカ「ねぇ。二人とも記録は取れたからもういいよ……って聞こえてないか。そうだよね、夢中になっちゃってるもんね」
エーリカ「……そうそう。さっきそのクスリについて聞いてたよね、トゥルーデ」
エーリカ「そのどちらにも最終的には記憶消去の魔法もかかってるんだよ」
エーリカ「ハイデマリー少佐はウィッチ○ポで犯された記憶も消えるし、トゥルーデも犯した記憶が消える」
エーリカ「もちろんウィッチ○ポは魔法だから処女のままだし、精液で妊娠もしないから安心してよ」
エーリカ「これって、皆が皆得をする結果だとは思わない?」
エーリカ「ね、トゥルーデ」
エーリカ「まぁ、ハイデマリー少佐はミーナに内緒でミーナに色々シてるし、自業自得ということで」
エーリカ「じゃあね、二人とも。ごゆっくり~♪」パタンッ
23 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/22(月) 21:43:06.93 ID:Eo/CKy9n0
サン・トロン基地 某所
エーリカ「おまたせー。はいこれ、二人の記録だよ」
ウルスラ「ありがとう、姉さん。これが報酬とお菓子」
エーリカ「わーい! やったぁあああー! お菓子! お菓子!」ガサガサッ ビリビリッ
ウルスラ「やっぱりお菓子の方が大事なんですね……」
エーリカ「お腹空いちゃったし食べちゃおー!! むしゃむしゃ……ごくごく、むしゃむしゃ……」
ウルスラ「急いで食べると詰まらせちゃいますよ……」
エーリカ「分かってるってー。あー芋おいしー! 次はこのチョコの……」クラッ
ウルスラ「……」
エーリカ「あ、あれ……?」パチクリ
ウルスラ「おやすみなさい、姉さん……」キラッ
エーリカ「……?」バタッ
ウルスラ「ごめんなさい、姉さん……姉さんも調査対象の1人なの」
ウルスラ「でもこれで……智子さん、やっと貴方の夢が……ふふ、ふふふ……」
テテテテンッ デデデンッ! つづく
24 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/22(月) 21:43:47.94 ID:Eo/CKy9n0
オワリナンダナ
やっぱり、アヘ顔には勝てなかったよ……。
私はあと少しだけOVAを観ることが出来ませんが、とっても楽しみです。
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
これにて作戦終了です。
皆さん今までお付き合いくださいましてありがとうございました。
それでは、またいつか。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/22(月) 21:46:15.06 ID:8NlLrfEMO
乙なんだナ
またアヘアヘ書いてほしいんだナ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/25(木) 05:21:46.13 ID:B5f/tjA8O
長期作戦オツダナ
次も楽しみにしてるんダナ
おすすめSS
【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
いつまでもエーリカにいじられるおねぇちゃんではない!?ペリーヌさんの中の人ネタもおもろいっす。
エーリカ「ミーナとトゥルーデがいなーい」ペリーヌ「少佐もです!」
大尉以上のウィッチはお出かけ!何事もなければいいですが・・・。
【長編】エイラ「キラー・クイーン?」
スタンド「キラークイーン」を手に入れたエイラ、読み応え抜群のお話です。ジョジョがスキな方は是非!!
バルクホルン「あぁ、ミーナ・・ミーナぁ・・・」
ちょっと悲しい終わり方です、耐性のない方はご遠慮下さい。
ミーナ「軍をやめる・・・」 エーリカ「うん」
超短編、欝展開が苦手な方はご遠慮ください。
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Entry ⇒ 2014.10.11 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (47) |
リーネ「サーニャちゃんとの何でもない休日」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:22:58.26 ID:sg2FGr5I0
501基地 食堂
芳佳「んっ! 私、そろそろ行かなくちゃ」
リーネ「もうこんな時間。遅れちゃうね」
芳佳「走ればまだ間に合う! ……そうだ、リーネちゃんは今日どうするの?」
リーネ「私? まだ時間も早いから洗濯とか終わらせて、町にでも行こうかな。お茶葉も買いたいし」
芳佳「そっか。新しい紅茶楽しみにしてるよ。じゃあ行ってくるね」
リーネ「うん。頑張ってね」
芳佳「ばいばーい」タッタッタッ
リーネ「……」ノシ フリフリ
リーネ(えーっと、あと買うモノは……)
リーネ「ん?」
サーニャ「……」ボーッ テクテクテク
リーネ「おはよう、サーニャちゃん」
サーニャ「おはようございます、リーネさん……」
リーネ「今朝食……昼食だね。用意するから、待っててね」
サーニャ「ありがとう、ございます……」ボーッ
リーネ「ウィルマお姉ちゃんへ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409922015/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410528168
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】サーニャ「あのね、エイラの誕生パーティーを開きたいの」
- 【R-18】エイラ「返セ…返せヨ…サーニャを返せ…シャーリィィィー!」
- 【R-18】シャーリー「バルクホルンのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】シャーリー「なぁ、堅物。恋をしたことはあるか?」
- 【R-18】リーネ「ペリーヌさん、どうして欲しいですか?」
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- 【R-18】ミーナ「美緒にアヘ顔ダブルピース晒したい」
- 【R-18】ルッキーニ「ねぇねぇ。アヘ顔ダブルピースって何?」
- 【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
- 宮藤「坂本さん……その注射器って……」
- サーニャ「私の白い狐な王子様」
- ペリーヌ(私はバニラが好きですのに…)
- 【R-18】芳佳「リーネちゃんの調教報告書其の伍」
- シャーリー「お前、ポップコーン好きなのか?」
- 【R-18】迫水ハルカ「穴拭智子中尉のトロ顔が見たい」
- エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
- エイラ「私と付き合ってくれないか」
- ペリーヌ「貴女のことが好きですわ……エイラさん」
- 【R-18】智子「今日は……パーティを開くわ」
- サーニャ「星に願いを」
- 【R-18】エイラ「無垢なサーニャに性的なコトを教えるンダナ」
- 【R-18】静夏「今日も宮藤少尉の私物に私の匂いを染み込ませて、と……」
- ペリーヌ「高秋のフォーマルハウト」
- 【R-18】芳佳「みんながいるからシタいこと」
- 【R-18】サーシャ「ニパさんにアヘ顔オシオキします」
- エイラ「私の黒い仔猫な眠り姫」
- 【R-18】エイラ「サーニャがチャHしてル……?」
- ペリーヌ「Dazzling Dawn」
- 【R-18】芳佳「ストライクリスマス!! ~性の6時間~」
- バルクホルン「なんとしてもクリスにクリスマスプレゼントを届ける」
- 芳佳「ストライク・大晦日!」
- 【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」
- エイラ「ゲームセンターウィッチーズ・501基地店?」
- リーネ「ウィルマお姉ちゃんへ」
2 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:43:10.82 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「もぐもぐ……」カチャカチャ
リーネ「……」ザーッ ゴシゴシゴシ
サーニャ「……」
リーネ(気まずい……私、あんまりサーニャちゃんとお話したこと無いから、どうしよう……)
リーネ「サーニャちゃん、今日は非番なの?」
サーニャ「……はい、そうなんです」
リーネ「そっかー。夜間哨戒大変だもんね、ゆっくり休まないと」
サーニャ「はい、そうします」
リーネ「……」
サーニャ「……」パクパク
リーネ(会話が続かないよぉ……)
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:43:43.46 ID:sg2FGr5I0
リーネ「サーニャちゃんって、休みの日はいつも何してるの?」
サーニャ「エイラがいない日は、ほとんど寝てます」
リーネ「そうなんだ……」
サーニャ「……」パクパク
リーネ「……」
リーネ(私が芳佳ちゃんならもっと色々話が出来るのに。はぁ……)
サーニャ「……」ガタッ テクテク
サーニャ「ごちそうさまでした……」
リーネ「あ、いいよいいよ。食器、私が洗っておくから。疲れてるでしょ? 寝てきていいよ」
サーニャ「いいえ……。これくらいは」ザーッ ゴシゴシゴシ
リーネ「う、うん……」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:44:46.19 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「……」ゴシゴシゴシ
リーネ「……」ポツン
サーニャ「……」キュッキュッ カタン
リーネ「ありがとう、助かっちゃった」
サーニャ「……」首フリフリ
サーニャ「おやすみなさい……」テクテクテク....
リーネ「うん、おやすみ」
リーネ「……」
リーネ(なんだか気を使わせちゃったかな……)
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:45:15.17 ID:sg2FGr5I0
501基地 中庭
リーネ(ほんと、良いお天気……。それに涼しくて、気持ちのいい風……)
リーネ(早めに洗濯物干して買出しに行こう。そろそろ温かい紅茶が欲しくなる季節だから……)
リーネ(あ……みんなに欲しいもの聞いておけばよかった。気が利かないな、ホント)
リーネ(……今日はこの近くでの空域で訓練らしいけど……ここからじゃ全然見えないなぁ)パンパンッ
リーネ「んーっ……はぁー」グイーッ
リーネ(よし、終わった! 皆のお昼ごはんも作ってきたし、掃除も終わってるし、ささっと町に行って……)
サーニャ「……」テクテクテク
リーネ「あれ、サーニャちゃん?」
サーニャ「リーネさん……」
リーネ「どうしたの? 眠れないの?」
サーニャ「はい、最近眠りが浅くて……。少し散歩してから寝ようかなって」
リーネ「ふぅん、そっかぁ」
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:46:21.02 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「もし、もしよかったら……」
リーネ「うん?」
サーニャ「リーネさんも……一緒にします? お散歩」
リーネ「私? 私は……」
リーネ(町での買出しはそんなにかからないし……何よりサーニャちゃんがせっかく誘ってくれてるし……)
リーネ(たぶん、あまり係わり合いの無い私だから、勇気を出してるんだよね……また気を使わせちゃってるな……)
リーネ「うん。私も、行こうかな」
サーニャ「そうですか。良かった……。こっちです」
リーネ「こっち?」
サーニャ「いつも私が通る散歩のコースがあるんです」
リーネ(へぇ……サーニャちゃん、結構散歩するんだ……知らなかったな)
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:46:52.59 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「この道の先には花壇が並んでるんです」
リーネ「わぁ、ほんとだ! もう秋だから……これはコスモスかな?」
サーニャ「そうです。これがキクで、こっちが……」
リーネ「キンモクセイだね。良い香りがするよ」
サーニャ「これはオシロイバナ、そしてキキョウ。……私もあんまり詳しいわけではないのですが」
リーネ「あっちはシクラメンにハイビスカス。そしてこれは……」
サーニャ「マリーゴールドです」
リーネ「もしかしてサーニャちゃんって、お花好き?」
サーニャ「そうですね。オラーシャの家の周りによく花を植えていましたから」
リーネ「私もね、ブリタニアの家ではよく育ててたんだ」
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:47:38.81 ID:sg2FGr5I0
リーネ「いつか私の家の周りに大きな花壇を作って花に囲まれた生活をしたいなって」
サーニャ「へぇ、そうなんですか。ステキですね」
リーネ「将来はお花屋さんでもいいし、迷っちゃうね。えへへ」
サーニャ「もしよかったら、いつか……百合も扱ってください」
リーネ「そうだね、うん。そうするよ。キレイだもんね」
サーニャ「あの……あっちに魚がよく見えるスポットがあるんです」
リーネ「魚?」
サーニャ「あとは貝とか、浅瀬に住んでいる生き物です。珍しい生き物もたまにいるんです」
リーネ「あぁ、潮の満ち引きで取り残されちゃった子達かぁ」
サーニャ「基地の裏側にはキレイな川もあって、あとはたまに鳥も……」
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:48:19.99 ID:sg2FGr5I0
1時間後 501基地 木陰
リーネ「この基地に、こんなに知らないことがまだまだあったなんて、私驚いちゃった」
サーニャ「そうですね。たまに散歩に出ると、そういう発見ができるんです」
リーネ「いつも一人で歩いているの?」
サーニャ「エイラがいると、いつも一緒に何かをしてるから……たまに一人でいたいときはここに」
リーネ「ふぅん……。私もお休みの日には基地の周りを歩いてみようかな」
サーニャ「はい、ぜひ……ふぁぁ……」
リーネ「眠い?」
サーニャ「……少しだけ」ゴロン
リーネ「ちょ、ちょっとサーニャちゃん、そんなところで横になったら痛いよ?」
サーニャ「はい……Zzz」
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:48:53.75 ID:sg2FGr5I0
リーネ「はい、じゃなくて……サーニャちゃん? ベッドで寝なきゃ……」
サーニャ「くー……くー……」
リーネ「……いつもみんなが寝ている時に飛んでいるんだもんね……エライね」ナデナデ
サーニャ「Zzz……んっ……」
リーネ「あぁ、そろそろ町に行かなきゃ。でも……」チラッ
リーネ「このままにはさすがに……いつもそうなのかもしれないけど、うーん……」
リーネ「まぁ……いっか」
サーニャ「すー……すー……」
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:50:02.36 ID:sg2FGr5I0
リーネ「よいしょっと」
リーネ(膝枕なんてしたの、いつ以来だろう……あ、サーニャちゃんの髪の毛、サラサラ……)
リーネ(……あどけない横顔、すっと通った鼻先。線は細く、儚さはまるで百合のよう……)
リーネ(なるほど、エイラさんがお熱なのも少し分かっちゃうな)
リーネ「ふふっ、おやすみ。サーニャちゃん」
リーネ(さぁ、私は何をしよう……。木にもたれかかって寝てみようかな)
リーネ(目を閉じてみるだけで、まるで別世界にいるみたい)
リーネ(木陰。気持ちのいい風と、草木の香り。心地いい重さと、秋のお昼寝……)
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:50:39.60 ID:sg2FGr5I0
夕方 501基地 木陰
サーニャ「Zzz……はっ……ん……」コシコシ
リーネ「起こしちゃった? ぐっすり寝てたね、サーニャちゃん」
サーニャ「あれ、あの……ごめんなさい、私リーネさんに……」
リーネ「ううん、いいの。私も少し眠っちゃったから」
サーニャ「そうですか……」
リーネ「お休みの日に、何も予定を入れないでこうやってのんびりするのって、気持ちがいいね」
リーネ「私、久しぶりにこうやって何もしないお休みの日を過ごしたよ」
サーニャ「趣味に没頭しなくても、町に行かなくても。休日を充実させるのってどこでも出来るんだと思います」
リーネ「うんっ、そうだね。今度芳佳ちゃんにも教えてあげよーっと」
リーネ(でも、それはもう少し先。これはサーニャちゃんと私の秘密の共有……になるのかな?)
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:51:07.17 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「私の頭、重くなかったですか?」
リーネ「ううん。すっごく軽かったよ。ねぇ……私の脚は、寝やすかった?」
サーニャ「えーっと……はい、とても」
リーネ「そう、良かった」
サーニャ「……あの、ごめんなさい」
リーネ「どうしたの?」
サーニャ「もしかして、今日何か予定が……」
リーネ「いいの。別に大した用事じゃなかったから」
サーニャ「やっぱり……ごめんなさい」
リーネ「謝らなくていいんだよ。ほんと、いつでもできることだったから」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:51:45.34 ID:sg2FGr5I0
リーネ「さぁ、そろそろ洗濯物を取り入れて……あ、でも中途半端に時間余っちゃったなぁ」
リーネ「サーニャちゃんは他に何かするの? 夕食までまだ時間あるからもう一眠りする?」
サーニャ「えーっと……もしよかったら。私のピアノ、聴きますか?」
リーネ「えっ?」
サーニャ「大したモノじゃないですけど、暇つぶしくらいには……」
リーネ「暇つぶしだなんて、そんな」
サーニャ「……普段、エイラにもあまり聴かせないんです」
リーネ「どうして?」
サーニャ「聴いて聴いてってせがむのがあまり得意じゃなくて」
サーニャ「それで、一人で弾いてるのですが……たまには感想が欲しくって」
リーネ「そういうことなら聴かせてもらおうかな」
サーニャ「はいっ」パァァ
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:54:54.93 ID:sg2FGr5I0
501基地 談話室
サーニャ「♪~」ポロロンポロロン
リーネ(そういえば。サーニャちゃんがピアノを弾いてるのを見るのって、これが2回目かも)
リーネ(あの時はミーナ中佐の歌声ばかり聴いていたからわからなかったけど)
リーネ(サーニャちゃんのピアノも、上手……)
サーニャ「どうでしたか……?」
リーネ「うまく言えないんだけど、とっても上手だと思うよ。私、もっと聴きたいな」
サーニャ「ほんとですか? じゃあ、もう一曲」
サーニャ「……♪♪~」ポロロン....
リーネ(夕暮れ。赤い色に染まる部屋に、私とサーニャちゃん)
リーネ(エイラさんが知ったらどんな顔をするのかな)
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:55:32.88 ID:sg2FGr5I0
リーネ「やっぱり上手だね、サーニャちゃん。私、たまにでいいから聴きたいな」
サーニャ「あの、ありがとうございます……//////」
リーネ「週一回、サーニャちゃんのピアノ発表会なんてのは……恥ずかしいよね」
サーニャ「さすがに……でも嬉しいです。エイラは何でも聴き終わるとすごいすごいしか言わないから……」
リーネ「あはは。エイラさんらしいね」
サーニャ「ふふっ、そうなんです」
リーネ「……私ね、あんまりサーニャちゃんとお話したこと無かったでしょ?」
リーネ「また……たまにでいいから二人でお話しない?」
リーネ「私、もっともっとサーニャちゃんのこと、知りたいな」
サーニャ「わっ、私の方こそ……今日はとっても楽しかったから。また、聴いて欲しいです」
リーネ「良かったぁ。じゃあ、今度のおやすみにでもまた、お散歩に行こう?」
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:56:01.70 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「はいっ。……それじゃあその次は一緒に町に……」
リーネ「うんっ、いいよ。サーニャちゃんに似合う服とか一緒に探そうよ」
サーニャ「楽しみにしておきます……」ニコッ
リーネ「うん、私も! ……あ、もうこんな時間かぁ。もう少し聴きたかったのになぁ」
サーニャ「リーネさんが聴きたいって言ってくれるのなら、いつでも」
リーネ「ほんと? 嬉しい! 今度いっぱい演奏してねっ」
サーニャ「はい、もちろん」
リーネ「じゃあ、私行かなくちゃ。夕食が出来たら部屋に呼びに行こうか?」
サーニャ「少しくらいならお手伝いできます。私、まだお話したいから……/////」
リーネ「うんっ。じゃあ、食堂にいこっか。サーニャちゃんと今日は何作ろうかなぁ~♪」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:56:32.19 ID:sg2FGr5I0
1時間後 501基地 食堂
リーネ「おかえり、芳佳ちゃん」ニコニコ
芳佳「うん、ただいまっ。はぁ~疲れたぁ~」
リーネ「今日の夕食はオラーシャ料理だよ!」ニコニコ
芳佳「良い匂い~。おいしそう! ん? どうしたの? そんなにニコニコして」
リーネ「えっ? ううん、何でもないよ」
芳佳「何でもない? ほんとぉ?」ジトー
リーネ「うんっ♪」
芳佳「怪しいなー。何か良いことあったんでしょ。……ん? でもオラーシャ料理って、リーネちゃん……」
リーネ「ふふ、実はね……今日サーニャちゃんと……」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:57:11.76 ID:sg2FGr5I0
エイラ「アレ? 珍しくサーニャが食器並べてらぁ……オーィ、サーニャぁー」
サーニャ「ふふっ……♪」カチャカチャ
エイラ「サーニャ?」
サーニャ「えっ? あ、おかえりエイラ」
エイラ「ただいまダナ。……珍しいこともあるもんダ」
サーニャ「そうね、珍しいこともあるものよね」チラッ
リーネ「ふふっ、あははっ♪」
テテテテンッ デデデンッ! つづく
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:57:52.04 ID:sg2FGr5I0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
前スレでも書いた通り、私は絶対に……アヘ顔書きたい衝動なんかに負けたりしません。
次回作戦開始予定:九月十九日フタフタマルマル
これが最後の投稿です。
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 23:02:27.58 ID:IVZgXnMu0
乙
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 23:59:47.87 ID:GNJEXxnto
オツダナ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/09/13(土) 01:02:21.05 ID:L3If67H70
オツナンダナ
珍しい組み合わせでよかったンダナ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/13(土) 06:36:10.70 ID:zkKnb88SO
(T×T)サーニャー サーニャー
おすすめSS
リーネ「宮藤芳佳軍曹のエッチな画像ください!!っと」カタカタ
斬新な2ch風SS!!コテハンに注目です!!
リーネ「ドーナツが半額!?」
ドーナツを大量に購入したリーネ、501の面々はそれにむらがりリーネは・・・。
サーニャ「エイラは・・・たしか少尉だったよね?」
イチャイチャです。サーニャの思い切った行動にエイラは・・・
サーニャ「……エイラとキスしてみたい」
とてもキレイな内容のSSです。ぜひみてください!
サーニャ「エイラ、どうして無視するの」 エイラ「……」
なぜかサーニャを無視するエイラ、エイラの思惑とは?

Entry ⇒ 2014.09.17 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (6) |
リーネ「ウィルマお姉ちゃんへ」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:00:26.76 ID:pboiFeDv0
お元気ですか?
久しぶりにお手紙を出そうと思いました。
ここに配属されて、初めての手紙です。
あれからだいぶ時間が経っちゃってごめんなさい。
忙しくて……というのは言い訳で、本当は落ち込んでいたからです。
けれど最近は色々あって今までのように塞ぎ込むことも無くなりました。
だから、今日はお姉ちゃんに501の人たちを紹介しようと思います。
※一期前半のSSです。
前スレ:エイラ「ゲームセンターウィッチーズ・501基地店?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409317381/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409922015
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
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2 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:01:13.50 ID:pboiFeDv0
さて、お姉ちゃんも知っている通り、501はとてもスゴイところです。
皆が皆、国のエースで……でもそれが私には少し重荷でした。
決してエースなんかじゃない、ひよっこの私には場違いで。
最初は不安で不安で、部屋で1人で泣いていることもよくありました。
けれど先日、初めて戦果を挙げることが出来ました。
この間配属された女の子の……親友のおかげです。
それからは少しずつですが501の人とも打ち解けてきています。
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:02:32.41 ID:pboiFeDv0
まずは501を率いる隊長、ミーナ中佐。
私が配属された頃から変わらず優しく、時に厳しく接してくれます。
リーダーなので当然かもしれないけど、私のことについてはよく考えてくれていたみたい。
歌がすごく上手らしいです。
まだ聴いたことは無いけど、いつか歌ってみて欲しいな。
それと珍しい味覚の持ち主です。
私が苦手なモノを美味しい美味しいと食べている姿を見て驚きました。
ブリタニアとカールスラントでは、やはり食文化が違うからなのかな?
たまに笑顔が怖いです。
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:03:06.13 ID:pboiFeDv0
そして戦闘を指揮する坂本小佐。
扶桑皇国出身の豪快な人です。
いつも剣を持って、眼帯をして……とってもかっこいいです。
頼れるお父さんみたいな人です。
真面目一直線な人で、よくあれだけ物事に集中出来るな、なんて感心しています。
小佐の師匠だった人も友人だった人も刀を武器にしているらしいです。
もしかして扶桑では刀が主流なのかもしれません。
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:03:48.02 ID:pboiFeDv0
バルクホルン大尉はすごく厳しくて怖いです。
あまりちゃんとお話はしたことなくて、雑談は好きじゃないみたい。
少し……本音を言うとかなり苦手な人です。
でも、本当はこれくらい厳しくならないと、やっていけないのかなぁと思っています。
よくハルトマン中尉を注意しています。うん、注意。
それでもカールスラント軍人か~、って。
でもバルクホルン大尉はハルトマン中尉に一目を置いているみたい。
それはやっぱり……強いから、だと思ってたけどどうも別の意味もあるみたい。
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:04:34.58 ID:pboiFeDv0
そしてよく怒られているハルトマン中尉は絵に描いたような、やる時はやる人です。
この間もネウロイ撃墜が増えたそうです。
いつもは寝て過ごしているらしくて、起きるとよくお菓子を食べています。
お芋が好きらしくて、私はたまにせがまれてポテトをあげたりゆでたりしています。
実はちゃんと物事を考えているようで、たまに真面目な発言が的を得ている時もあって驚いたりしました。
ちなみにサーニャちゃんとよくお話をしているそうです。
私も混ぜて欲しいな……。
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:05:12.64 ID:pboiFeDv0
ルッキーニちゃんは小さな子供です。
でも、その辺の人より度胸があると思うな。
だってどんなネウロイにだって怖気ずに立ち向かっていくんだもの。
私より何倍もすごい。
けど、やっぱり子供染みたところがあって、微笑ましく思います。
天真爛漫、って言葉が似合うのかな?
そうそう、虫をよく基地内に持ち込むのは勘弁して欲しいかな。
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:07:30.88 ID:pboiFeDv0
シャーリーさんはルッキーニちゃんのお姉さんみたいな人です。
背も高くて陽気で、たまにバルクホルン大尉と言い争ってるようです。
機械弄りが好きでオイルまみれな日もそう珍しくありません。
私が1人でいると話しかけてくれて、周りのことがすごく見えている、そんな人です。
でも運転になると性格が変わってしまいます。
この間一緒に町へ行った時、もうシャーリーさんの運転する車には乗りたくないと思いました。
今度誘われたら遠慮しよう……。
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:08:17.58 ID:pboiFeDv0
エイラさんは……不思議な人です。
占いやイタズラが好きで、よく私にちょっかいを出してきます。
悪意があるワケじゃなさそうだからいいんだけど、でもカラダをベタベタ触るのは言っても聞きません。
少し困った人です。
ううん、かなり困った人です。
未来予知の魔法が使えるとかで、人間離れした軌道を見せてくれます。
私も未来予知が出来たらいいのに、なんて思うけど、それを話したら止められました。
未来なんて見るもんじゃない、とはエイラさんの言葉で。
そう話すエイラさんは、その後何も言ってくれませんでした。
もしかしたら未来が見えちゃうってことは、本当はすごく怖いことなのかも。
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:08:48.66 ID:pboiFeDv0
サーニャちゃんは、よくわかりません。
何を考えているのか、何をしているのかもよく知りません。
エイラさんは知っているらしいけど、まだ聞けずにいます。
もう少しお話してみたいな。
でも夜間哨戒が主な任務らしくて、顔を合わすこともありません。
あと、エイラさんがサーニャちゃんを独り占め?しているようにも思えます。
たぶん気のせい……じゃないような。
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:09:24.18 ID:pboiFeDv0
ペリーヌさんはいつもツンツンしています。
でも最近はそんなことも無くなって、たまにプライベートでも喋るようになりました。
電気を操ることが出来るみたいだけど、そうすると髪がバサバサになるのが悩みみたい。
確かに、あの髪はちょっと可笑しくて、今でも思い出すと笑顔になれます。
最初はペリーヌさんに組んでいたけどついていけず、呆れられていました。
でも最近はちゃんと歩み寄ることが出来ている……と思います。
私と一緒で紅茶が好きらしくて、よく紅茶のお話をします。
お姉ちゃんのところにいるアメリーさんって人と仲が良かったみたい。
そうだ、返信ではお姉ちゃんのところの人を紹介してね。
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:09:55.37 ID:pboiFeDv0
最後に、芳佳ちゃんです。
芳佳ちゃんは私の親友です。
つい最近501に配属されて、そしてこの手紙を書けるようになったのも彼女のおかげです。
芳佳ちゃんはすごいです。
初めての戦闘なのにストライカーを乗りこなせて……当初私は妬んだりもしました。
どうして私と同い年で経験も無いのにこんなに戦えるんだろう、と。
それから、やっぱり私は戦果を上げられず、彼女と言い争いになりました。
私が全面的に悪いんだけど……。
でも芳佳ちゃんはそんな私を勇気付けてくれて、一緒に初めてネウロイを撃墜することが出来ました。
それから、私たちは親友です。
この手紙を書こうと思ったのも、芳佳ちゃんのおかげで元気が出たからです。
訓練でもプライベートでもいつも一緒です。
明るくて、一生懸命で……私はそんな芳佳ちゃんが大好きです。
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:10:30.47 ID:pboiFeDv0
初の戦果を挙げられた後、皆から頼られることが増えました。
最近の私の役割は、芳佳ちゃんと一緒に掃除洗濯料理などの家事と、おいしい紅茶をいれることです。
確かに戦いとは関係ないかもしれないけど。
それでも、こんなことでも皆の役に立てているということは嬉しいです。
今もこうして隣に芳佳ちゃん達がいて、紅茶をせがんでくるの。
ほんと、子供みたいで笑っちゃう。
これが私の、501の仲間です。
弱虫で泣き虫なリーネは、ほんの少しだけど強くなりました。
お姉ちゃん、見ててね。
辛いことや苦しいこと、涙を流すこともまだまだいっぱいあるけど。
私は、それでもちゃんと世界を救ってみせるから。
お姉ちゃんが、皆が言っていた……守りたいモノが、ようやく分かったから。
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:11:03.85 ID:pboiFeDv0
P.S.
私も今では軍曹です。
お姉ちゃんの階級を超える日が来るかもしれません。
ウィルマ軍曹、私に温かい紅茶を入れなさーい。
なんてね。
《お姉ちゃんのことが大好きなリーネより》
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:11:30.93 ID:pboiFeDv0
テテテテンッ デデデンッ! つづく
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/05(金) 22:12:30.31 ID:pboiFeDv0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
アヘ顔はもう書きません。私は、絶対にアヘ顔書きたい衝動なんかに負けたりしない……!!
次回作戦開始予定:九月十二日フタフタマルマル
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 13:37:15.20 ID:uXXWZMjkO
乙
いいね
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 17:46:02.93 ID:VPq1m6wWO
乙
リーネ視点のSSもっと増えてほしい
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/09/06(土) 01:34:41.14 ID:JlbAFtbC0
いままでにあんまりない感じでよかったんダナ
アヘ顔書いてもいいんやで?
※一応例の画像です【管理人】

おすすめSS
リーネ「だからなんなの!」芳佳「えっ」
なんなんでしょうか?
リーネ「買い物するならブリタニアデパートで。屋上遊園地もあるよ」
楽しいことが目の前にあると、自制するのがむずかしいですよね。
リーネ「芳佳ちゃん!私のズボンがなくなったの!」芳佳「え!?」
AAで進行する珍しいSS!ちょっとみんなテンション高すぎです!
リーネ「芳佳ちゃんの抱き枕でいられることは私の誇りです!!」
この二人はこれでいいと思います!!
リーネ「芳佳ちゃん・・この戦争が終わったら、私と一緒に」
なんかもう色々ぶっとんでて面白い。

Entry ⇒ 2014.09.16 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (4) |
エイラ「ゲームセンターウィッチーズ・501基地店?」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [sage]:2014/08/29(金) 22:03:11.24 ID:NiY72p7C0
昼 501基地 廊下
芳佳「そうなんですよ!! まぁ、正確にはココの近くの町に出来たみたいですけどね」
エイラ「で、それはどういうところナンダ?」
芳佳「んー、この時代では、おっといけないいけない……そうですね、遊技場ってところですか」
エイラ「遊ぶところかぁ。でもあんまり変な場所にサーニャを連れて行きたくはないゾ」
芳佳「大丈夫ですよ。昔と違って治安も良くなりましたし、何より……」
エイラ「何より?」
芳佳「いえ、何でも」
エイラ「引っかかるナァ」
芳佳「まぁまぁ。それでエイラさん、早速行ってみませんか?」
エイラ「ワタシもサーニャも今日は非番だからサーニャが起きたらナ」
芳佳「じゃあ私はリーネちゃんを呼んでおきますね」
エイラ「オゥ! ま、最近町に出ることも無かったからナー、たまにはいいだろう」
芳佳「そうですね。あっ、大体……えーと扶桑のお金で換算して2000円くらい持っていくといいですよ」
エイラ「分かった、じゃあ昼飯食べたら集合するゾ」
前スレ:エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408363244/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409317381
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】サーニャ「あのね、エイラの誕生パーティーを開きたいの」
- 【R-18】エイラ「返セ…返せヨ…サーニャを返せ…シャーリィィィー!」
- 【R-18】シャーリー「バルクホルンのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】シャーリー「なぁ、堅物。恋をしたことはあるか?」
- 【R-18】リーネ「ペリーヌさん、どうして欲しいですか?」
- 【R-18】サーニャ「エイラが小さくなった」
- 【R-18】ミーナ「美緒にアヘ顔ダブルピース晒したい」
- 【R-18】ルッキーニ「ねぇねぇ。アヘ顔ダブルピースって何?」
- 【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
- 宮藤「坂本さん……その注射器って……」
- サーニャ「私の白い狐な王子様」
- ペリーヌ(私はバニラが好きですのに…)
- 【R-18】芳佳「リーネちゃんの調教報告書其の伍」
- シャーリー「お前、ポップコーン好きなのか?」
- 【R-18】迫水ハルカ「穴拭智子中尉のトロ顔が見たい」
- エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
- エイラ「私と付き合ってくれないか」
- ペリーヌ「貴女のことが好きですわ……エイラさん」
- 【R-18】智子「今日は……パーティを開くわ」
- サーニャ「星に願いを」
- 【R-18】エイラ「無垢なサーニャに性的なコトを教えるンダナ」
- 【R-18】静夏「今日も宮藤少尉の私物に私の匂いを染み込ませて、と……」
- ペリーヌ「高秋のフォーマルハウト」
- 【R-18】芳佳「みんながいるからシタいこと」
- 【R-18】サーシャ「ニパさんにアヘ顔オシオキします」
- エイラ「私の黒い仔猫な眠り姫」
- 【R-18】エイラ「サーニャがチャHしてル……?」
- ペリーヌ「Dazzling Dawn」
- 【R-18】芳佳「ストライクリスマス!! ~性の6時間~」
- バルクホルン「なんとしてもクリスにクリスマスプレゼントを届ける」
- 芳佳「ストライク・大晦日!」
- 【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
2 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [sage]:2014/08/29(金) 22:11:27.51 ID:NiY72p7C0
3ヵ月後
ミーナ 執務室
美緒「ここのところ、エイラとサーニャ、宮藤にリーネは休みになると町に行くそうだが、何かあるのか?」
ミーナ「遊技場があるみたいよ。あの子達もまだまだ子供だから、きっと楽しいのね」
美緒「おぃおぃ、何を言ってる。私たちも未熟なもんだろう」
ミーナ「フフッ、そうね」
美緒「しかし、いくら非番だからと行って4人欠けるとなると、緊急事態に対処出来るだろうか」
ミーナ「そろそろ少しは注意しておくべきかしら」
美緒「何かあってからでは遅いからな。町で何をやっているかは知らないが、今日にでも話すべきだろう」
ミーナ「夕食の後に聞くことにするわ」
美緒「あぁ、頼んだぞ。……しかし遊技場か。私が子供だった頃はコマやメンコで遊んだものだが」
ミーナ「コマ? メンコ?」
美緒「そうだ。扶桑に伝わる遊びでな。コマというのは……」
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:12:07.76 ID:NiY72p7C0
夕食後 談話室
ミーナ「ねぇ宮藤さん」
芳佳「はい、どうしたんですかぁ?」
ミーナ「最近町によく出ているようだけど、非番の日でも基地から出るのは多くても二人までにして頂戴」
エイラ「エ゛ッ!!」
芳佳「で、でも……」
美緒「何かあってからでは困るからな。非番でも戦いの中にいることを忘れるな」
エイラ「そんなぁ~……」
バルクホルン「私たちは軍人だぞ! そんな遊戯に現を抜かしているといざというときに……」ガミガミ
芳佳(そうだ、皆に興味を持ってもらえれば外出許可がいっぱいが出るかもしれない……!!)
芳佳「じゃあ明日、皆さんで行きませんか? 明日は予報でネウロイ出ないらしいじゃないですか」
サーニャ(えっ)
芳佳「日々の疲れを癒し、戦いに赴く。それってずっと基地に篭るよりいいことだと思うんです」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:17:34.34 ID:NiY72p7C0
ミーナ「そうねぇ……。最近ここに篭りっぱなしではさすがに滅入ってしまうものね。どう思う? 美緒」
美緒「いくら出ないからといってだな……まぁ、昔馴染んだコマやメンコに触れるのもまた一興か」
ペリーヌ「少佐が(ry」
シャーリー「私は賛成だ」
ウジュー!「ルッキーニ」
バルクホルン「私は反対だ。遊戯など必要ないからな。休むならここで十分休める」
エーリカ「だってここから徒歩5分くらいなんでしょ? スクランブルあっても平気だよ」
バルクホルン「その5分が命にかかわる場合だって……」ガミガミ
芳佳「じゃあバルクホルンさん以外で行きましょうか」
バルクホルン「えっ」
オー ワー タノシミー ウジュー!
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:18:24.57 ID:NiY72p7C0
バルクホルン「ま、まぁ私は別に、一人で留守番でも、かっ……かまわないぞ」
エーリカ「じゃ、そういうことで。そうだ、ミヤフジー。そこにはどんなのがあるのー?」
シャーリー「おっ、私も興味あるな。一体何があるんだい?」
芳佳「えーっとですねぇ~」チラッ
バルクホルン「……」シュン
芳佳「あーでも、もし町でヘンな人たちに絡まれたら怖いなぁー力強い人が傍に居てくれたら安心するんだけどなぁー」チラチラ
バルクホルン「……!! 宮藤は仕方ないな。いいだろう、私が行こう」シャキン
エイラ「え、あれ? 大尉さっき、えっ」
ミーナ「決まりね。では明朝9時に談話室へ集合しましょう」
一同「了解!」
ミーナ「解散!!」
ワーワー タノシミダナー ウジュー!
エイラ「やるじゃないかミヤフジ」ヒソヒソ
芳佳「ふふっ、どうせ皆もハマってしまいますよ、皆……ね……」ニヤリ
サーニャ「……」
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:18:52.54 ID:NiY72p7C0
午前10時 ゲームセンターウィッチーズ・501基地店 入り口
芳佳「皆さんちゃんといますね。開店の時間です」
ウィーン
ルッキーニ「ウジュー! なんかキラキラしてるーーー!!!」ウキャー
シャーリー「おっ、中は結構広いんだなぁ」
芳佳「他の所は小さいところもありますが、ココは結構大きい場所のようですよ」
バルクホルン「ところでミヤフジ、ここで私たちは何をすればいいんだ?」
芳佳「えーっと、じゃあまずは一通り見ていきましょうか。皆さんついてきて……」
エーリカ「ねぇねぇ、エイラとサーにゃんがいないみたいだけど」
芳佳「あ、エイラさん達は早速向かったみたいですね」
ペリーヌ「あら、そういえばリーネさんも……」
芳佳「それもあとで分かるかと。ではまずはこっちです」
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:23:07.88 ID:NiY72p7C0
SOUND VOLTEX II筐体前

♪~ ♪~ デッデッデッデッデケデケデケデケ
ミーナ「あら、エイラさんとサーニャさんが何かやっているわ」
シャーリー「おぉ! 機械の箱から音楽が流れて……なんだアレ!!」
芳佳「これは所謂音楽ゲームというヤツです。ボタン6つと左右にあるツマミのようなモノを操作するんです」
芳佳「まずは遊びたい音楽を選びます。まずは、これかな」ギュイーン!
芳佳「流れてくる白ボタンや、長い橙のボタン、それから赤と青の線の通りに左右のツマミを動かします」
芳佳「実際に見た方が早いでしょう、こんな感じです」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23924059 《ランカーの方の動画です》
シャーリー「へぇー、確かに疾走感あるな、このゲーム」
ペリーヌ「でも途中音が曇ったり、ノイズのようなモノが流れたり、かと思えば音を繰り返したり、何ですの?」
芳佳「それがこのゲームの醍醐味なんです。DJが使うようなエフェクトをかけて楽しむというコンセプトのゲームですから」
芳佳「基本的に橙ボタンの長押しと左右の赤青ツマミを動かしている時だけエフェクトがかかります」
芳佳「まぁそのエフェクトは決められていますが、譜面制作陣も毎回面白いエフェクトをかけさせてくれます」
芳佳「それで流れてくるボタンなどを上手く裁いて、右のゲージが曲終了時点で70%を超えればクリアです」
ミーナ「あの、ミヤフジさん。隣でプレイしているサーニャさんが、ちょっと怖いのだけれど……」
芳佳「あぁ、あれは仕方ありません」ヤレヤレ
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:23:38.14 ID:NiY72p7C0
サーニャ「あぁっ! もう!! また出来なかった……もう一回!!」ピュイーン
エイラ「さ、サーニャ、もうその辺で……」
サーニャ「静かにして!! 曲始まっちゃう!!」
エイラ「サーニャ……」シクシク
芳佳「サーニャちゃんはこのゲームのほとんどの楽曲をクリアしてますからね。小さなプライドがあるのでしょう」
美緒「そ、そうか……」
♪~ ♪~ テケテケタンタンタンッ シュゴー
芳佳「あっ……」
サーニャ「また……まただわ……どうしてツマミが外れるの……」ブツブツ
エイラ「あの、サーニャ……? 癒し曲でもやって心を落ち着けた方がいいと思うんだケド……」
サーニャ「……それもそうね。じゃあこの曲で心を落ち着かせるわ」
エイラ「それはこの間、癒し曲だって教えてくれたヤツだよな!!」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24236011 《ランカーの方の動画です》
♪~ ♪~ テケテテテテテ~テレレレレ~
ミーナ「無事クリアできたみたね」ホッ
芳佳「いえ、あれではダメです」
ミーナ「えっ」
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:24:25.29 ID:NiY72p7C0
エイラ「あ、あのサーニャ……」
サーニャ「どうしてスコアがあがらないのかしら。今のは完璧だったのに……判定が……」ブツブツ
芳佳「クリア出来たら、次からはなるべくミスが無いように何回も何回も挑戦してスコアを高くするんです」
ミーナ「へ、へぇ……」
芳佳「結局サーニャちゃんは前に出した高スコアを塗り替えられなかったみたいですね」
バルクホルン「静かな怒りが見えるが、大丈夫なのか?」
芳佳「間違っても台に当たることはありえません。出来ないのは自分のせいですからね」
エーリカ「でもさー、そんなに怒ってるならやめればいいのに」
芳佳「まぁそこは本人に任せましょう。でも楽しさ9割、残りは出来ない悔しさって言ってましたよ」
シャーリー「そんなもんかぁ。でも、結構楽しそうだなぁ、コレ!」
芳佳「そうですね、後でやってみるといいですよ」
サーニャ「さぁ、次はこのスコアに挑戦してみるわ」
エイラ「あ、あのサーニャ……休憩しよう、ジュース飲もう、なっ! サーニャ、サーニャ……」
芳佳「……」
芳佳「次に行きましょうか」
美緒(コマやメンコはいつ出てくるんだ……??)
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:24:56.79 ID:NiY72p7C0
beatmania〈ビーマニ〉SPADA筐体前

芳佳「こちらも先ほどのように音楽ゲームと呼ばれるものです。まぁ、音ゲーの元祖と言ってもいいでしょう」
芳佳「このゲームははっきり言ってとても難しいので最初はオススメできません」
美緒「難しい、とは?」
芳佳「他の音ゲーは画面をタッチしたりするものが多いですから、最初は直感的なプレイで何とかなるんです」
芳佳「しかしこのゲームはボタン7個にターンテーブルが1個ついていて、なおかつボタンはプレイ中見れません」
芳佳「画面に視線が固定されてしまうので、今どんな場所に指を配置しているかを認識するのが最初は難しいんです」
ペリーヌ「ピアノのようね」
芳佳「そうですね、ピアノのような配置になっています。キーボードでいうなら……」
芳佳「ZSXDCFVが鍵盤部分です。左から1鍵、2鍵と呼びます。これも音楽を選ぶとボタンが降ってきて、それを押します」
芳佳「1357鍵は白、246鍵は青、ターンテーブルは赤に別れていて、上手く裁かないとあっという間にゲージが減ります」
芳佳「このゲームは下のゲージが80%以上でクリアになります。じゃあ手本を……あ、ちょうどいいところに」
エイラ「あの、サーニャ……そろそろ別の遊びを……」
サーニャ「大丈夫よ。SDVXの調子が悪い時はコレに限るわ」テクテクテク
芳佳「来ましたね。まぁちょうどいいでしょう」
バルクホルン「大丈夫なのか……?」
エーリカ「さっきこじってたもんね……」
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:25:25.36 ID:NiY72p7C0
芳佳「サーニャちゃんは最近初めてもう7段まで上り詰めました」
バルクホルン「それはすごいのか?」
芳佳「すごさで言えば中の下でしょう。このゲーム……ビーマニはこのくらいのレベルの人が一番多くいます」
芳佳「まぁ他の音ゲーをやっていましたし、かなりつぎ込んでましたから、納得の早さでしょう」
♪~ ♪~ シャランラー
ルッキーニ「わぁ! サーニャかっこいい!!」
芳佳「先ほどのゲームよりDJっぽいのは、ターンテーブル……スクラッチがあるからですね」
シャーリー「サーニャはピアノをやっていたからなぁー。なるほど、上手いはずだ」
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:25:58.82 ID:NiY72p7C0
サーニャ「ふぅ……じゃあ最後はこれね」ギュイーン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22252201 《別の方の動画です》
芳佳「おっ……頑張って、サーニャちゃん」
バルクホルン「どうかしたのか?」
芳佳「いえ、あの曲は今のサーニャちゃんが目標にしている曲です」
ミーナ「ということはかなり難しいのね」
芳佳「まぁ、サーニャちゃんのレベルでは、ですね。この曲はレベル10の中でもかなり上位に食い込んでくる難しさです」
芳佳「あっ!! ブレイク前の連皿からの高速階段!!」
筐体 ギュピピピピピ!! How do you like that?
芳佳「あー、またゲージが2%になっていますね……」
エイラ「……」
ミーナ「あの、またサーニャさん怒って……」
芳佳「大丈夫でしょう。このゲームに関していえば、サーニャちゃんはまだあまりやっていませんからね」
芳佳「小さなプライドも何もまだないでしょう」
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:30:42.09 ID:NiY72p7C0
エーリカ「しっかしこの音楽ゲームっていうの面白そうだね! 心臓がドキドキするよぉ~」
バルクホルン「難しいようだがな……」
ミーナ「音楽はここまで進化したのね~」
ペリーヌ「……」ジーッ
芳佳「どうしたんですか、ペリーヌさん」
ペリーヌ「む、ムービーからユーモアのセンスが感じられますわね。曲も良かったですし……」ソワソワ
芳佳「……やってみたくなりました?」
ペリーヌ「いえ、別に……」
芳佳「やってみたいからやってみる。本当にやりたいことって、そんなところから始まると思うんです」希エエヤン!
ペリーヌ「でも……やっぱり、恥ずかしいというか……」
芳佳「大丈夫です。最初はみんな下手っぴなんですから。もし誰かがバカにしても気にしないように」
ペリーヌ「……そうですわね、では1回だけ……」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:31:14.54 ID:NiY72p7C0
1時間後
ペリーヌ「あと1回だけ、あと1回だけ……!!」
芳佳「はぁ……じゃあまた後で戻ってきますから、やっていていいですよ」
ペリーヌ「了解ですわ!!」チャリーン
芳佳「音ゲーにハマるとこうなります」
ミーナ「は、はぁ……」
芳佳「帰り間際の最後のプレイが思い通りに行くまで基本的に帰れません」
シャーリー「物騒だな……」
芳佳「気の済むまでやれば、まぁ帰る気にはなるでしょう。ただそれが時間かかるというだけです」
ミーナ「メンタル面も左右しそうなゲームね……」
美緒(もしかして私の遊びって時代遅れってヤツなのか……いや、さすがに……)
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:33:15.70 ID:NiY72p7C0
ガンシューティング筐体前
芳佳「次はリーネちゃんのところに行きましょうか」テクテクテク
ミーナ「あぁ、そういえばリーネがいなかったな」
芳佳「ここです!!」
バルクホルン「ガン……シューティング?」
リーネ「あっ、皆さん!」
芳佳「ちょうど1ステージが終わったみたいですね」
スコアリザルトっ 命中率99・75 救出……
シャーリー「99・75ってすごいんじゃないか!? さっすがリーネだな!!」
リーネ「あー、また1発だけ外しちゃったなー……」
シャーリー「え、でも充分すごいんじゃないのか?」
リーネ「ダメなんです!! 全国TOPは100%の上に全部ヘッドショットで……」ブツブツ
芳佳「私にはよく分かりませんが、これも上を目指すとキリが無いみたいですね」
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:34:15.23 ID:NiY72p7C0
エーリカ「でもさー、銃なんか私たち毎日触ってるから飽きるんじゃ……」
リーネ「甘いですよ、ハルトマンさん」
エーリカ「?」
リーネ「銃で人を撃ったことって、ありますか?」黒目
エーリカ「えっ……ないけど……」ゾワッ
リーネ「私もありません。 ……でも」
リーネ「撃たれた方はあんな感じに苦しみ倒れるんでしょうね……えへへ」ウットリ
エーリカ「そ、そうだね……」
芳佳「実際、リーネちゃんがこのシューティングゲームにハマってからは、ネウロイの撃墜数も増えました」
シャーリー「えっ、そうなのか!? すげーな!」
バルクホルン(でも動機が不純なような……ま、まぁいいか……)
美緒(ここでも出てこないか……コマやメンコはいつ紹介されるんだ……? 私の知ってる遊びは……)
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:35:03.60 ID:NiY72p7C0
バルクホルン「ところでミヤフジ、あっちに筐体というのがひしめき合ってるが……」
芳佳「あれは格闘ゲームコーナーです。専門外なので、説明すると1対1でキャラクター同士が戦うんです」
バルクホルン「なるほど。それで?」
芳佳「各キャラにあるHPを減らせば勝ちです」
シャーリー「適当すぎないか……?」
芳佳「私はやらないもので……えへへ」
芳佳「さてさて、ここらへんで休憩しましょうか。ちょうど自販機があるようですし」
ミーナ「あら、サンプルがいっぱいあるわね」
芳佳「皆さんにオススメなのは、このドクターペッパーです。飲むとゲームが上手くなります」
エーリカ「ほんとぉー?」
芳佳「サーニャちゃんはここへ来ると1本は飲んでますね。まぁ好き嫌いがはっきり別れると思いますが」
シャーリー「コーラのようで……なんか甘くてヘンな味だな……」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:35:51.08 ID:NiY72p7C0
休憩所兼卓球広場
美緒「ふむ、まぁ飲めなくはないが……おぉ!! これは見たことがあるぞ!」
ミーナ「どうしたの、美緒」
美緒「卓球だ。昔やったことがあるんだ」
芳佳「これはカラダを使うスポーツですね。扶桑の学校でも、このクラブがありました。私は所属してませんが」
美緒「よし。宮藤、やってみるか」
芳佳「はいっ!」
カコーンカコーン
ミーナ「へぇ、テニスに似ているのね」
芳佳「お上手です、坂本さん!」
美緒「ふっ、この手のスポーツなら任せろ。ほら、いくぞ宮藤!」
スパーンッ!!
バルクホルン「なっ……」
エーリカ「早っ!」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:36:29.26 ID:NiY72p7C0
芳佳「ふふっ……良い球ですけど、踏み込みが甘いですよ!」
カコーン!
美緒「なにぃっ!」
芳佳「結構練習しましたからね。……そうだ、せっかくなんでミーナ隊長、どうぞ」
ミーナ「わ、私? 私はこういうの……」
美緒「勝負しなくても、ラリーを続けるだけでも充分楽しいぞ。ほら、やろう」
ミーナ「仕方ないわね……こ、こうかしら?」
芳佳「そうです。こう持って、手首じゃなくてカラダ全体で……」
シャーリー「へぇ、見た目に反して結構疲れそうなスポーツだなぁ。……ん? エイラとサーニャが来たぞ」
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:37:06.47 ID:NiY72p7C0
エイラ「まずはラリーからヤロウカ」
サーニャ「そうね」
カコーンカコーンカコーン
バルクホルン「向こうは結構続いてるな」
芳佳「あの二人も最近始めたんですよ。コツさえ掴めばあのくらいにはなります」
エイラ「じゃあ次は温泉卓球ダナ。そうダナ……ラブライブ!の曲名でいこう」
バルクホルン「なぁ、あの二人は何をやってるんだ?」
芳佳「あれは、お題に当てはまるモノを打つごとに言っていく遊び方ですね」
芳佳「ラリーだけでいいので、どんな弱い玉でも相手のコートに入れさえすればいいのですが……」
芳佳「問題は、そのお題です。簡単そうに見えて、打ちながら考えて言うのってかなり難しいんです」
サーニャ「あー、えーっと、えーっと……あぁ……」
芳佳「今のように簡単なお題でも、言えなければダメなんです」
21 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:37:47.32 ID:NiY72p7C0
エイラ「じゃあ次はしりとりでイクカ。んー……リンゴ!」カコーン
サーニャ「ゴリラ」カコーン
エイラ「ラッパ」カコーン
サーニャ「ぱぁせりっ!」カコーン
芳佳「今のはパセリと音ゲープレイ時にPASELI支払い許可の音声とかけているようですね」
エイラ「りーりー……理科!」
サーニャ「蚊!」
エイラ「んー、髪!」カコーン
サーニャ「み、み……えーっと……えーっと、あぁー……ミントヒヒ!!」カコーン
エイラ「は?」ポスンッ
サーニャ「ミントヒヒ、知らない?」
エイラ「いや、というかそれマントヒヒじゃ……」
サーニャ「ミントヒヒ! オラーシャに生息してるのよ。知らないの?」
エイラ「そ、ソウカ……悪かったヨ……じゃあ次は、グミ!」カコーン
22 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:38:41.03 ID:NiY72p7C0
サーニャ「ミントヒヒ!!」カコーン
エイラ「あれ、さっき言わなかったっけ……」
サーニャ「この間のルールの続きじゃないの? 再度言うのはOKだって……」
エイラ「お、オゥ……そうだったナ……ヨーシ、いくぞー……ライター!」カコーン
サーニャ「ターメリックライス!」カコーン
エイラ「スイカ!」カコーン!
サーニャ「か、か……か……亀」カコーン
エイラ「メダカ!!」カコーン
エイラ(ふふ、どーだ。連続で来ると焦るだろう、今回は貰ったゾ……!!)
サーニャ「か、か……
ミントヒヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」カコーン!
エイラ「おぃ!! さすがにダメだろう、ソレ!! か、ダゾ! 何でミントヒヒが出てくるんだ!」
サーニャ「だから~ミントヒヒはオラーシャに生息して、」
エイラ「分かった、分かったヨ! でもそれはしりとりじゃなくて言いたいだけダロ!!」
サーニャ「ダメ?」
エイラ「ダメダヨ! ダメダゾ! ダメナンダナー!!」・×・
サーニャ「……」シュン
エイラ「いや、やっぱOKにするカ……」
サーニャ「♪~」
23 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:39:21.14 ID:NiY72p7C0
バルクホルン「いいのか、あれは」
芳佳「温泉卓球ってお酒飲みながらやるらしいですからね。何か言えればいいんじゃないでしょうか」
エーリカ「おーい! こっちはこっちで結構続くようになったよー」
美緒「それっ」カコーン
ミーナ「こうっ!」カコーン
美緒「これはどうだ!」カコーン
ミーナ「はぁっ!」スパーンッ
芳佳「すごいですね、ミーナ隊長!」
ミーナ「そんなことないわ」テレテレ
美緒「そんなことあるぞ。私なんか昔はいつも……」
バルクホルン「さすが我が隊の隊長というべきか、ミーナ」
ミーナ「そんなに煽てても何も出ないわよ? はぁ……でも結構疲れるのね、少し休みたいわ」
芳佳「それなら少し静かな場所でまた遊びましょうか。皆さんこっちです」
ミントヒヒ! ダカラダメダッテバ! ミントヒヒ! サーニャァアアアアアアアアアアアア!! ミントヒヒ!ミントヒヒ!
24 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:39:56.25 ID:NiY72p7C0
ダーツ&ビリヤード
シャーリー「おっ、これは私も少しやったことがあるぞ」
芳佳「それなら話が早いですね。ではダーツから始めましょうか」
美緒「ほぉ、矢を投擲するのか」
バルクホルン「いやに実戦向けな遊びだな……」
芳佳「じゃあシャーリーさん、二人でまずはお手本を見せましょうか」
シャーリー「おう!」
芳佳「基本的なカウントアップでもいいんですけど……ここはゼロワンにしますか」
シャーリー「よしこいっ!」
芳佳「せっかくなんで、501でやりましょう、501だけに」
バルクホルン「勝負と言ったが、これはどうすれば勝ちなんだ?」
芳佳「そうですね……どこかのSSまとめサイト様が画像を載せてくれると信じて、説明しますね」
エーリカ「あ、うん」
25 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:40:43.26 ID:NiY72p7C0
芳佳「まず1ラウンド1人3投できます。一番真ん中が50点です。ここはBULLと呼ばれています」

芳佳「それから各点数が決められている箇所がありますよね? BULLのちょうど真上が20点です」

芳佳「この20点の外枠の端はダブルです。ここに入ると点数が倍になります。20点のここに入ると、40点です」

芳佳「先ほどのダブルの場所とBULLのちょうど真ん中に位置するところはトリプルです」

芳佳「ここは3倍になるので、20点のこのトリプルに入ると1投で60点になるわけです」

芳佳「後は各点数に置き換えて計算できます。基本的にはBULLかこの20のトリプルを狙い続けます」

芳佳「さて、ゼロワンは決められたゲーム内で、決められた点数を先にちょうど減らせば勝ちです」
芳佳「今回は501点を15Rで終わらせます。初心者向けと言っていいでしょう」
芳佳「ちょうど、と言ったように残り19点の時に20点に当てると、次のラウンドまでお休みになります」
芳佳「こんなところでしょうか、かなり雑な説明でしたが、まぁやってみせるのが一番早いでしょう」
シャーリー「じゃあまずはあたしから」ヒュッ ヒュッ ヒュッ
13点 19点のトリプル BULL
ルッキーニ「わぁー!! シャーリーすごぉーい! 早速真ん中にあたったぁー!!」
芳佳「久しぶりでこの点数とは、さすがですね」
シャーリー「いやぁまぐれだよ、まぐれ」テレテレ
芳佳「では、次は私が……」ヒュッ ヒュッ ヒュッ
26 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:41:20.79 ID:NiY72p7C0
一同「……」
BULL BULL doubleBULL
芳佳「まぁ、久しぶりだからこんなもんかぁ……」
バルクホルン「す、すごいなミヤフジ……」
芳佳「いえいえ。昔は全部ど真ん中……doubleBULLに入ってたんですけどねぇ……」
シャーリー「あはは……これじゃあ勝負になんないなぁ」
芳佳「すみません……じゃあ私ルッキーニちゃんと代わりますね」
ルッキーニ「ウジュー!!」
シャーリー「おっ、やるかぁー!! コレは背丈は関係ないからなぁー。じゃ、まずはこう持ってだな……」
芳佳「さて、他の人は~」
27 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:41:52.68 ID:NiY72p7C0
ガスッガスッガスッ
エーリカ「トゥルーデ、次私の番なんだけど……」
バルクホルン「ええい! なぜ入らんのだ!! 投げ方はあっているはず……」
エーリカ「だーかーらーこんな感じだってばー」ヒュッ ヒュッ ヒュッ
BULL 13点トリプル BULL
芳佳「わぁ! ハルトマンさん、やっぱり何をやってもすごいですねぇ~」
エーリカ「まぁね~♪」
バルクホルン「ぐぬぬぬぬ……練習だ!! 狙いをつけて……そうだ、MG42と一緒だ……こうっ!」ヒュッ
BULL!!
バルクホルン「おぉ、これだな、この感覚だ……忘れないうちに……」ヒュッ
3点
バルクホルン「くっ、次こそ……」ヒュッ
14点
バルクホルン「なぜだああああああああああああああ!! ミヤフジ! 教えてくれ! なぜ入らんのだ!」
芳佳「こ、これは落ち着いてやるもので、そんな毎回真ん中に入るものじゃないですよ……」
28 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:42:30.34 ID:NiY72p7C0
エーリカ「じゃあなんでミヤフジはあんなに入るの?」
芳佳「え? それは……まぁ昔練習してたんですよ、昔に、ね……」クスッ
エーリカ「……!?」ゾクッ
バルクホルン「落ち着けー……落ち着けー……私は大尉なんだ……戦場では……」ブツブツ
オォー! スゴイゾー!
バルクホルン「ん?」
シャーリー「すごいぞルッキーニ! もう真ん中狙えるようになったのかー」
ルッキーニ「ウジュルァ~! かんたーん、たーのしー♪」
バルクホルン「……」チラッ
芳佳「坂本さんとミーナ隊長、中々熱い戦いをしていますね」
ミーナ「あと5点を1回あてれば……」ヒュッヒュッヒュッ
美緒「はっはっは! いいのか、私に順番を回して。仕留めるぞ、私は。……それっ」ヒュッ
12トリプル 36→0
ミーナ「あぁー、また負けたわ……」
美緒「確かにあがれる圏内に入るのはミーナが早かったが、ゼロワンは60点以下からが勝負のようだな、はっはっは」
バルクホルン「……」アセアセ
29 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:43:12.49 ID:NiY72p7C0
バルクホルン「このっこのこのこのっ!」
エーリカ「トゥルーデ、その辺で……」
シャーリー「おやおやぁ? 大尉殿、どうしましたぁ?」
バルクホルン「くっ……」
シャーリー「貸してみろ、こう……やるん……だっ!」ヒュッ
BULL!
シャーリー「へへっ」
エーリカ「ねぇねぇシャーリー、私と勝負しようよ!」
ルッキーニ「じゃああたし見てるー! ウジュー!」
バルクホルン「ふんっ、見てろ……いつか……このっこのっ」ヒュッヒュッ
芳佳「あの、だから力任せじゃ……もう少し丁寧に……はぁ……。あっ、エイラさんとサーニャちゃん」
30 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:43:49.94 ID:NiY72p7C0
サーニャ「今日は負けないわ」
エイラ「私も負けないゾ! じゃあ……ゼロワンを、んーまずは701からダナ」
シャーリー「ほぉ、701からか。やるじゃないか」
ヒュッ バスバスッ BULL! ヒュッ パリーンッ
数分後
エイラ「まずはワタシの勝ちダナ」
サーニャ「次は私の得意なクリケットを……」
トゥトゥトゥン! バンッバンッバンッ!
※クリケットとは
色々なクリケットがありますが、代表的なのは15、16、17、18、19、20、BULLのエリアを奪い合う
「陣取りゲーム」。
ルールは1ターン一人3回までダーツを投げ、規定のエリアを先に3回当てる。これを「オープン」
と言い、オープンされたエリアは”一番最初に”3回当てたプレイヤーのみ、オープン以降そのエリアに入れた
場合得点となる。
この3回といっても、シングル(通常得点ゾーン)だともちろん1カウントですが、ダブル(外枠2倍)は2カウント
、トリプル(内枠3倍)は3カウントされるので、一投目にトリプルを入れた場合、その時点でオープンとなります。
一投目シングル、二投目ダブルだと三投目に得点となります。
オープンしてしまったエリアを、他のすべてのプレイヤーが3回入れると、そのエリアはそれ以降入れても得点にならず、
これを「クローズ」といいます。こうなったら、オープンさせたプレイヤーは他のエリアをねらわなければなりません。
規定のターン(ラウンド)数、もしくはすべてクローズさせるとゲームは終了となり、最後に多く得点をとった
プレイヤーの勝利となります
基本的に先行有利なゲームですが、大体先行が20なりBULLなりをオープン→得点となるので、後続の人間は
これをクローズさせるか、それとも次に高得点のエリアを狙い、相手のミスを待つかの駆け引きが面白いので
ぜひ遊んでみてください。3人以上でもあそべるのでオススメです。説明文ながくてすみませんでした。【管理人】
数分後
サーニャ「あ、あ……」
エイラ「ま、まぁこういうこともアルヨ、サーニャ」
サーニャ「……」ムスッ
エイラ「じゃ、じゃあ私とチームでオンラインやろう、ナッ! ナッ!」
サーニャ「あっ、そういえばこの間、私とエイラの二人チームでオンラインダーツやっていたの」
サーニャ「対戦相手の二人が、対戦後にカメラに向けて手でキツネを作ってコンコンやっていたわ」
エイラ「そういえばそうだったナ」
サーニャ「あの時はありがとうございました」
エイラ「ダナ!」
31 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:44:24.67 ID:NiY72p7C0
数十分後
芳佳「じゃあ最後にもう一つだけ……ビリヤードをやりましょうか」
芳佳「これは私は得意ってほどではないですね。大体4人くらいでやると面白いんですよ」
芳佳「じゃあ……私と坂本さん、バルクホルンさんにルッキーニちゃんにしましょう」
芳佳「シャーリーさんは知っているので、ハルトマンさんとミーナ隊長、合流したリーネちゃんですね」
美緒「エイラとサーニャは?」
芳佳「向こうでまだダーツやってます」
美緒「そうか……」
ナンデハイラナイノ! サ、サーニャオチツケ!
芳佳「では基本のナインボールから始めましょう」
芳佳「簡単に説明すると、この白い玉が自分の手玉です。それぞれ9つのボールに番号が書いてありますよね?」
芳佳「9番を落とせば勝ちです。ただ、最初から9番を狙うことは出来ません」
芳佳「まずは1番から順番に落としていくのがいいです。白い手玉を使って、キューをこう持ち……それっ」カコッ
ドンッ……コロコロコロ……ストンッ
芳佳「これで1番が無くなったので次に狙うのは2番です。玉をちゃんと落とせた人はもう一回打っていいので……」
ドンッ……コロコロ……ストンッ ドンッ……ストッ
芳佳「こうやってずっと1人で最後まで続けることも可能です」
32 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:45:00.77 ID:NiY72p7C0
芳佳「ちなみに自分の番で狙わなくてはいけない番号に当てられなかったり、手玉が入ってしまったらアウトです」
芳佳「強制的に次の人のターンなり、その際に好きな場所から手玉を打つことが出来ます」
芳佳「さて、残るのは6789番ですが、私はミスをしましたので次のシャーリーさんです」
美緒「んー……とぉっ」スカッ
美緒「あ、当たらない……」
芳佳「あー……最初はよくあります。まぁこの場合は身内ルールでもう一度やってもいいでしょう」
美緒「そうか、すまない。……それっ」カコッ
芳佳「いいですね、ちゃんと6番に当たりました。当てることさえ出来ればいいんです。さ、次はルッキーニちゃん
ルッキーニ「ウジュー! ウジュー!!」カコッ
ドンッ ゴロゴロ ゴロゴロ スポンッ スポンッ
芳佳「おぉー! 天才的なルッキーニちゃん! ここでも発揮しますか」
美緒「6番と9番が一緒に落ちてしまったが……」
芳佳「これはルッキーニちゃんの勝ちです。この9番を狙うには8番を落としてからじゃないといけませんが、」
芳佳「間接的に……例えば今みたいに白玉が6番にあたって、それが9番にあたったり」
芳佳「6番に当たったあとの白玉を9番にあててもいいんです」
芳佳「要するにコツコツ全部落としていくか、狙えそうなら他の玉を使って中盤から一気に9番を落とすか、ですね」
バルクホルン(まだ一回も打ってないんだが……)
33 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:45:31.96 ID:NiY72p7C0
芳佳「このビリヤードは2人でも出来ますが、3,4人いるともっと面白いでしょう」
芳佳「では今のおさらいをしつつ、また始めましょう。ブレイクは……ではバルクホルンさんから」
バルクホルン「私か」
芳佳「また1から9番を元の位置に戻したので、白玉を打ってあの玉の塊を散らばせてください」
バルクホルン「なるほど、はぁぁ~……とぉっ!」ゴンッ
ガコッ ガンッ ドンッ! スポスポスポッ!
美緒「9番が落ちてしまったが……」
芳佳「これはもうバルクホルンさんの勝ちです。最初のブレイク……玉を散らばせる際に9番を落としてもいいんです」
バルクホルン「ほぅ! なかなか面白いな!! 玉遊びかと思ったが、これは中々いいぞ!!」テレテレ
芳佳「気に入ったようですね。じゃあまたはじめから……今度のブレイクはルッキーニちゃんにしよう」
ルッキーニ「ウジュー!!」カンッ
美緒「ん~なかなか散らばらないな」
芳佳「ブレイクは力とコツが必要ですからね。次はバルクホルンさん」
バルクホルン「とぉっ!」カコッ スカッ
34 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:46:07.89 ID:NiY72p7C0
芳佳「あー、白玉が1番に当たりませんでしたね。次の私は好きな場所から打てるので……ここっ」カコッ
ゴンッ コロコロッ スポンッスポンッ
芳佳「1番と5番が落ちましたか。では次は2番で……それっ」カコッ
ゴンッ スポンッ
芳佳「2番が落ちたので次は3番を……ここかなぁ?」カコンッ
ゴンッ スポッ スポスポッ
芳佳「今3番4番7番が落ちて、5番は落ちてるから次は6番を……」カコッ
ゴンッ コロコロコロ……
芳佳「あー、少し角度がいけなかったなぁ……。次は坂本さんです」
美緒「それっ!」カコッ
ゴンッ スポスポッ
美緒「6番と8番が落ちたが……9番が壁についてるな」
芳佳「これは難しいでしょう、狙うならここを狙って……」
美緒「リスクがあるが……仕方ない!」カコッ
スカッ スポッ
美緒「くっ、9番に当たらず自分の玉が落ちてしまったか」
35 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:49:36.19 ID:NiY72p7C0
ルッキーニ「ウジュー! チャンスー!!」
美緒「そうか、次の9番は私がさっきミスしたから好きなところから打てるのか」
ルッキーニ「いっくよー! とりゃぁー!」カコッ
スカッ コロコロコロ……
ルッキーニ「あ……ウジュゥ……」
芳佳「バルクホルンさん、チャンスですよ! その近くのポケットに狙えるように白玉を置いて……」
バルクホルン「ふっ、チャンスは焦らぬことだ。冷静に……こうだ!!」カコッ
カンッ ゴロゴロ ポスッ
芳佳「お上手ですね、さすがです!」
バルクホルン「ふっ、ま、ままま、まぁこれくらいはどうということはない」
芳佳「皆さんルールはもう大丈夫のようですね、ではチーム入れ替えでやってみましょう!」
一同「おー!!」
36 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:50:43.72 ID:NiY72p7C0
午後13時 休憩所
芳佳「ふぅ~。少し疲れましたねー」
シャーリー「そうだなぁ。ダーツって意外と腕の力使うんだなぁ」
リーネ「そうだ、せっかくなので皆さんでこの近くのランチ食べに行きませんか?」
エーリカ「あー、いいねそれー! さんせーい」
芳佳「その後はまたここに戻ってきて、それぞれ楽しかったモノをまたプレイしましょう」
バルクホルン「ビリヤードも楽しかったが、やはりアイツに負けるのだけは……ダーツを練習する!!」
シャーリー「じゃあアタシは手加減してルッキーニにビリヤードを教えているよ」
ルッキーニ「うじゅー! やるぅー!!」
美緒「私たちはどうする?」
ミーナ「そうね、卓球と……あっちにカラオケがあったからそこに行きたいわ」
リーネ「ドクペも今日は3本飲んでるし、命中率100%いける、かな……」
エイラ「ワタシはもう少しダーツをやりたいんだけど……」
サーニャ「今日はちょっと調子が違うわ。まずはビーマニでテンションをあげてから……」
芳佳「それじゃあ皆でご飯を食べに……あ!! ペリーヌさんを忘れてました……」
37 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:51:14.42 ID:NiY72p7C0
その頃一方、ビーマニ筐体前 ペリーヌ
ペリーヌ(コツを掴みはじめることが出来ましたわ……)
ペリーヌ(しかも先ほど豆狸から、この曲……ペリーヌさんに合うので是非、とオススメされた楽曲が……)
graden
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22248531 《別の方の動画です》
4分40秒~7分
ペリーヌ(こんなに良かっただなんて! 他にも素晴らしい楽曲があるようですし……ふふふ)
ペリーヌ(まだ皆は一通り終わってないのかしら。で、でも集合する前に後1回だけ、後1回だけ……)
ペリーヌ(そういえば、サーニャさんは8段に何度か挑戦してるようですし、私もそこを目指して……)
チャリーンッ
ペリーヌ「♪~ ♪~」カチャカチャ タンタンタンッ
38 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:52:59.46 ID:NiY72p7C0
1ヶ月後
ミーナ「今日は皆非番よ! ネウロイ、出ないわ! 予報では、出ないわ!!」
バルクホルン「本当か、ミーナ!」
美緒「よし、ではここら辺で休息を取るために……あくまで休息だぞ?」
シャーリー「ゲーセンいくぞー!!」
芳佳「……」
芳佳「あ、あのでも……最近全然ネウロイ出てませんし、そろそろ出てくるかも、なんて……」
ミーナ「大丈夫よ、ミヤフジさん。予報は絶対だもの。さぁ、皆を集めて。今日こそダーツでハットトリック出すわ!!」
美緒「私もミーナに負けていられないな!」
ルッキーニ「ウジュー! 今日は他の音ゲー触るーウジュウジュュ!!」
ペリーヌ(あの豆狸……ビーマニSP,DP共に皆伝でしたわ……おそるべし……私も早く7段を取らないと……)
リーネ「今日は気分を変えて、たまにはメダルゲームでも……」
サーニャ「今日こそスコアを詰めていくわ。AAA出すまで帰らない……」
エイラ「サーニャ……うん、大丈夫ダ、ワタシがついてるダロ……」
サーニャ「うん……。あ! そうだもうこんな時間」ポチポチ
芳佳「何してるの?」
サーニャ「タブレットで艦これ……E-6が何とか終わったから使った資材を戻さないと……」ブツブツ
芳佳「あぁ……」
芳佳(皆さん、ゲームも遊びもほどほどに……)
39 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:54:18.24 ID:NiY72p7C0
テテテテンッ デデデンッ! つづく
40 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/08/29(金) 22:55:01.29 ID:NiY72p7C0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
書きたかっただけシリーズ。続きはありません。興味があったら是非ゲーセンへ。
なおサーニャの言動、腕前その他は全て私のモノを反映しました。
次回作戦開始予定:九月五日フタフタマルマル
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 00:18:02.91 ID:rsWZf+zwo
乙!
アヘ顔も楽しみにしています
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 01:00:39.18 ID:98cqsgtHO
乙
ゲーセン行ってこよ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 05:36:10.59 ID:r1NeIS7Mo
このサーニャはそのうちエイラに見限られる。間違いない。
おすすめSS
エイラ「ん、なんダこれ」 θブブブブ
誰の所持物なんだ!!?
エイラ「宮藤が落ち込んでないか?」バルクホルン「なんだと!?」
自分の陰口をインカム越しに聞いてしまい落ち込む宮藤・・・。
宮藤「ストライクウィッチーズの皆でツイッター始めてみました!」
携帯端末あるの?という野暮なことはなしにして・・・まさかの展開です!
芳佳「501のみんなは軍規をないがしろにしすぎだよ」
芳佳は全員に「喝」をいれにいく。全員の反応は?
芳佳「501で一番くさそうなのは……」
ひょんな事からはじまった臭いウィッチ決定戦、だれが一番臭いんだ!!!

Entry ⇒ 2014.09.13 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (13) |
エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:00:54.63 ID:AvxI6rYB0
1週間前 501基地
リーネ「へぇ~うん、いいんじゃないでしょうか。サーニャちゃんきっと喜びますよ」
エイラ「でもナ~、ワタシそういうことって何すればいいかわからないんダヨ……だから協力してくれなイカ!?」
リーネ「えぇ、いいですよ。私も芳佳ちゃんにどんな催しモノをすればいいか、考えていたところですから」
エイラ「ありがとナ。それで、今年は今までサーニャが体験した誕生日とは全く別のパーティにしたいンダ」
リーネ「というと?」
エイラ「毎年違うと、去年はああだったな、とか。一昨年はこうだったな、なんて思い出に残りやすいじゃなイカ」
リーネ「それはまぁ……そうですね」
エイラ「ダロ? 一年で一番嬉しい日なんだから、ずーっと思い出に残ってて欲しいンダ。来年も10年後も」
リーネ「エイラさん」
エイラ「ン?」
リーネ「きっと残りますよ。みんなで作るんですから。だから、頑張ってステキな誕生日パーティーにしましょうね」
エイラ「おゥ!」
前スレ:【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391079729/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408363244
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】サーニャ「あのね、エイラの誕生パーティーを開きたいの」
- 【R-18】エイラ「返セ…返せヨ…サーニャを返せ…シャーリィィィー!」
- 【R-18】シャーリー「バルクホルンのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】シャーリー「なぁ、堅物。恋をしたことはあるか?」
- 【R-18】リーネ「ペリーヌさん、どうして欲しいですか?」
- 【R-18】サーニャ「エイラが小さくなった」
- 【R-18】ミーナ「美緒にアヘ顔ダブルピース晒したい」
- 【R-18】ルッキーニ「ねぇねぇ。アヘ顔ダブルピースって何?」
- 【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
- 宮藤「坂本さん……その注射器って……」
- サーニャ「私の白い狐な王子様」
- ペリーヌ(私はバニラが好きですのに…)
- 【R-18】芳佳「リーネちゃんの調教報告書其の伍」
- シャーリー「お前、ポップコーン好きなのか?」
- 【R-18】迫水ハルカ「穴拭智子中尉のトロ顔が見たい」
- エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
- エイラ「私と付き合ってくれないか」
- ペリーヌ「貴女のことが好きですわ……エイラさん」
- 【R-18】智子「今日は……パーティを開くわ」
- サーニャ「星に願いを」
- 【R-18】エイラ「無垢なサーニャに性的なコトを教えるンダナ」
- 【R-18】静夏「今日も宮藤少尉の私物に私の匂いを染み込ませて、と……」
- ペリーヌ「高秋のフォーマルハウト」
- 【R-18】芳佳「みんながいるからシタいこと」
- 【R-18】サーシャ「ニパさんにアヘ顔オシオキします」
- エイラ「私の黒い仔猫な眠り姫」
- 【R-18】エイラ「サーニャがチャHしてル……?」
- ペリーヌ「Dazzling Dawn」
- 【R-18】芳佳「ストライクリスマス!! ~性の6時間~」
- バルクホルン「なんとしてもクリスにクリスマスプレゼントを届ける」
- 芳佳「ストライク・大晦日!」
- 【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
2 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:02:52.71 ID:AvxI6rYB0
昼 501基地作戦室
エイラ「ということで、今年も皆協力してくれナイカ……?」
ミーナ「えぇ、もちろん」
美緒「任せておけ!」
バルクホルン「当たり前じゃないか。私達は家族なんだからな」
エーリカ「わぁーい、ケーキ! お菓子!」
シャーリー「みんなでやるのってやっぱり良いなぁ。あー、なんだか今から楽しみだなぁ。な、ルッキーニ!」
ルッキーニ「ウジュー! あたしも手伝うジュー!」
ペリーヌ「まぁ、少しくらいなら手伝ってさしあげてもよろしくてよ?」
リーネ「ふふっ、あんなこと言っちゃって」
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:03:59.07 ID:AvxI6rYB0
エーリカ「それで主役のサーにゃんは今日の夜間哨戒のために寝てる、と」
ルッキーニ「同じく主役の芳佳は今掃除中~!」
美緒「しかし任せろとは言ったものの、そう目新しいモノは浮かんでこないな」
ミーナ「そうねぇ」
エイラ「いつもやってる誕生パーティーは盛り上がるけど目新しさは無いシ……」
リーネ「紅茶パーティーは……いつもどおりだし……」
ルッキーニ「ウジュー!! みんなで旅行に行くとか!」
バルクホルン「その間誰がココを守るんだ……」
エーリカ「でもー、みんなで旅行っての、行ってみたいな~」
エイラ「確かにナ。サーニャにもっと色んな世界を見せてあげたいゾ!」
リーネ「私も、芳佳ちゃんをブリタニアに連れていって紹介してあげたいな」
ペリーヌ「といわれましても……」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:06:34.97 ID:AvxI6rYB0
シャーリー「ふむ……。旅行、か……!!! なぁ、今回のテーマは“非日常”でどうだ?」
エイラ「非……」
リーネ「……日常?」
シャーリー「そうだ。非日常ってさ、エイラが言った、思い出に残りやすい行動だとは思わないか?」
ミーナ「そうね、良いテーマだと思うわ」
美緒「うむ、いいんじゃないか。アイツらもまだまだ若い、未体験なコトなんて山ほどあるだろうしな」
バルクホルン「ふん。一般人からしてみれば、私達の日常は非日常的なんだろうがな」
シャーリー「茶化すなよ」
バルクホルン「茶化してなどいない」
シャーリー「あー、分かった分かった。それでこれは私が昔ブラブラ旅行していた時のコトなんだけどな……」
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:07:09.34 ID:AvxI6rYB0
数時間後
エイラ「ヨシ! 決まりダナ!」
ミーナ「えぇ、これくらいなら皆も協力してくれるでしょうね」
リーネ「ふふっ、楽しみです」
ルッキーニ「ウジュー! あたしもやってみたーい!」
シャーリー「あぁ、とびっきりのをいっぱい調達しといてやるよ!」
ペリーヌ「これから大変ですわね」
リーネ「ふふっ。ペリーヌさん、なんだか楽しそう」
ペリーヌ「なっ……! ま、まぁ……そうですわね、楽しみですわ」
エーリカ「珍しく素直でいてやんの~」ツンツン
ペリーヌ「もう!」
バルクホルン「しかしこの作戦、気づかれないように準備するとなると、相当難しいぞ」
坂本「私達は11人でストライクウィッチーズだが、9人でも2人を思えばそれくらいのチカラは出せるさ」
ミーナ「え? あ、えぇ……そうね、美緒」
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:07:52.15 ID:AvxI6rYB0
8月18日誕生日パーティ当日 昼 501基地
ドーン! ガーン! ガシャーン!!
芳佳「なんか、スゴイ音聞こえませんか……?」
リーネ「そうかな? 私には何も聞こえないよ芳佳ちゃん」
サーニャ「でも、基地も少し揺れて……」
エイラ「サーニャ、それは気のせいだ」
芳佳「ん~。でも、こんな気持ちの良い天気でネウロイも出ないのに私達は掃除だなんて……」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん」
芳佳「みんな分のお布団も干したいなー」
サーニャ「はぁ、眠い……」
エイラ「サーニャ……じゃあちょっと休憩スルカー」
リーネ「私とエイラさんは他のところ見てくるから、芳佳ちゃんとサーニャちゃんはここで休んでてね」
芳佳「まだ私大丈夫だけd、」
エイラ「いいか、絶対ここから動くナヨ?」ズイッ
芳佳「は、はい……」
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:08:31.05 ID:AvxI6rYB0
廊下
エイラ「ちょっと強引だったカナ」タッタッタッ
リーネ「まぁあれくらいでないと、芳佳ちゃんきっと手伝いにきちゃうから……」
エイラ「んじゃ、次はケーキダナ。リーネ、頼むゾ」
リーネ「はいっ。でも、エイラさんもちゃんと手伝ってくださいよ?」
エイラ「分かってるって。サーニャのためダカンナ、サンドウィッチだけじゃないところを見せてやるんダナ」
リーネ「そうですねっ」
エイラ「みんなの分もいっぱい作っておかないとナァ。きっとアイツら、美味すぎておかわりしちゃうんダナ!」
リーネ「うんとおいしいケーキ、作りましょうね!」
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:09:12.15 ID:AvxI6rYB0
501基地 外
バルクホルン「設営隊のおかげで随分早く終わったな」
ミーナ「皆こういうのは新鮮みたいだから、気合が入っているのかも」
シャーリー「しっかし、よく皆手伝ってくれるよな」
ミーナ「楽しいのよ。あの子達の誕生パーティーっていうのもあるけど、お祭りごとってどこの人も好きなのね」
エーリカ「ねぇー、これどうやってハメるのー」
バルクホルン「こうやって、こうやるん……だ!」ガチャン!
エーリカ「んじゃ、次これー」
バルクホルン「お前な……」
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:09:51.63 ID:AvxI6rYB0
501基地 海辺
ペリーヌ「こちらも準備OKですわ」
美緒「うむ、よくやった。あとは他の者に任せるだけでいいな」
ルッキーニ「ウジュー!」
ペリーヌ「こんな文化があるなんて、私知りませんでしたわ」
美緒「そうだろうなぁ。扶桑に伝わる古い行事みたいなモノでな、中々他の国に広めるのは難しいだろう」
ルッキーニ「早く見たい見たい! ウジュー!」
美緒「ルッキーニ、これは夜が一番なんだ。まぁ、楽しみにしていてくれ」
ペリーヌ「はいっ、少佐!!」
ルッキーニ「ウジュルァー!」
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:10:27.37 ID:AvxI6rYB0
数時間後 501基地 夕方 浴場
エイラ「ふー! 気持ちよかったんダナ!」
サーニャ「皆で入るお風呂、楽しい……」
芳佳「そうだね! 最近はバラバラだったから私も楽しかったよ」
リーネ「私だって! でも、そろそろ私のカラダ触って遊ぶのは止めて欲しいです、エイラさん……」
エイラ「え、ナンだって?」
アハハー モォー エヘヘ
サーニャ「あ、あれ? 私の着替えが……」
芳佳「ホントだ、私のも無い! もしかしてまたルッキーニちゃんが……」
ルッキーニ「え、え? あ、アタシじゃないよぉー! ウジュー」
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:11:06.25 ID:AvxI6rYB0
ミーナ「皆、こっちに着替えがあるからコレを着て頂戴」
サーニャ「ピンクに白の……布?」
芳佳「これって……」
美緒「宮藤は知っているだろうな。サーニャ、私が着付けてやるからこっちに来るんだ」
サーニャ「は、はい」
エイラ「むぅ……上手く着れないゾ……」ガサガサ
ペリーヌ「たぶん、これはこうして……こうですわ」
エイラ「おぉ! ペリーヌ、知ってるのカ! すごいゾ」
ペリーヌ「いいえ。でも服の乱れは規律の乱れ。これくらい淑女の嗜みの一つですわ」
リーネ「あ、あのペリーヌさん、私もお願いします……」プルンッ
ペリーヌ「いいですわ。はい、そこに立って……」
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:11:57.48 ID:AvxI6rYB0
バルクホルン「うむ、この落ち着いた色合い、気に入ったぞ」
ミーナ「トゥルーデに似合うからって美緒がね」
エーリカ「動きづらい~、落ちる~」
シャーリー「こらこら、汚れるぞハルトマン。坂本少佐にやってもらえ」
ルッキーニ「キャッキャ」
シャーリー「ルッキーニも、せっかく着付けてもらったんだからあんまり動くなよ~?」
美緒「これで着替え終わったな。おぉ……皆似合ってるじゃないか。派手に動くと崩れるからゆっくり動けよ?」
ハーイ ハーイ
芳佳「でもどうして浴衣なんかを……」
美緒「ふふ。外に出れば分かるぞ」
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:13:04.35 ID:AvxI6rYB0
501基地 夕方 外
ピーヒャラ~ ドンドン
サーニャ「外に、ランプみたいなものがぶら下がって……? お店もいっぱい……」
芳佳「町の人もいっぱい来てる! これって……」
エイラ&リーネ「夏祭り!」
サーニャ「夏祭り?」
エイラ「そうダ。扶桑の方ではな、この季節になると、こんなパーティーみたいなモノを開くらしいンダ」
リーネ「町の人が皆で集まって、夏の暑さを忘れて踊ったり、遊んだりするんだって」
シャーリー「皆で協力して仕入れたんだぞ~。大変だったけど楽しかったなぁ~あははは」
ミーナ「それと夏祭りのために今日一日だけ501基地を開放したのよ。どう? 人もいっぱいいるから雰囲気あるでしょう」
ミーナ「もちろん、必要以上のウィッチとの接触は避けるように伝えてはあるから安心して頂戴」
美緒「ふふ。やはり祭りは皆で楽しむものだ、我々だけでは味気ないからな」
ミーナ「まぁ、町の人へのお礼の意味も兼ねての開放だから、今回はちょうど良かったわ」
芳佳「でもどうして急に?」
エイラ「今日はサーニャとミヤフジの誕生日だろ? 特別な日にしたかったンダ」
ミーナ「エイラさんとリーネさんが率先して頑張ってくれたのよ?」
サーニャ「エイラ……」
芳佳「リーネちゃん……」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:13:37.65 ID:AvxI6rYB0
エイラ・リーネ・ペリーヌ・バルクホルン・エーリカ・シャーリー・ルッキーニ・ミーナ・美緒・私「お誕生日、おめでとう!!!」
サーニャ「嬉しい……ありがとうございます」
芳佳「あははは! すごく嬉しいです! ありがとうございます、皆さん!!」
ミーナ「いいのよ。私達も楽しみながら準備が出来たもの、これくらいなんてことはないわ」
美緒「さぁさぁ、まだ始まったばかりだ! 諸々は後にして、まずは扶桑の夏祭りを楽しんでくれ」
ルッキーニ「ウジュー! いっちばぁ~ん!!」ピューンッ
シャーリー「あっ、こらルッキーニ!」ダッ
ペリーヌ「もう、節操というものを……」
リーネ「どこから行けばいいんだろう」
芳佳「じゃあリーネちゃんとペリーヌさんは私が案内してあげる!」
エイラ「ワタシ達も行くカ」
サーニャ「えぇ、そうね」
エーリカ「いも! いもー!! と後お菓子!」ピューンッ
バルクホルン「ハルトマン……はぁ……まったく。主役を差し置いて浮かれおって……」
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:14:26.62 ID:AvxI6rYB0
射的の屋台
バルクホルン「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!! 次こそ負けん!! もう一回勝負だ、ハルトマン!」
エーリカ「えー、まだやるのー?」
バルクホルン「今のはこの空気銃が悪いんだ。武器の整備もなっとらんようでは、」
エーリカ「あー、はいはい。お兄さん、もう一回おねがーい」
射的の整備兵A「ア、ドゾ……」
バルクホルン「くっ! なぜだ、なぜ当たらん! 先ほどは銃身が左曲がりだと思ったが、なぜ今度は右に……くっ!!」
エーリカ「それでいいのー? じゃあ次私の番ね」
バルクホルン「ふんっ、さっきのは偶然で、」
エーリカ「ばんばんばぁ~ん♪」ポトポトポトッ
エーリカ「はい、百発百中~!!」
バルクホルン「おかしい! ハルトマン、この銃でやってみろ。今度はさすがに、」
エーリカ「ばんばんばぁ~ん♪ はいっ、これでいい?」
バルクホルン「なぜだあああ!!! くっ……もう一回だ、ハルトマン!」スカッスカッスカッ
エーリカ「えー……お腹空いたよ、何か食べようよトゥルーデぇ……」
ナゼダアアアアアアアアアアアアアアア ナゼアタラン! コウナッタラMG42ヲ持ッテキテ……ガヤガヤ
エーリカ「あっ、じゃがバタ! おいしそう!」トテトテトテ
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:15:50.29 ID:AvxI6rYB0
りんご飴の屋台&水風船釣りの屋台
りんご飴屋の料理兵A「ありがとうございました!」
ルッキーニ「ウジュー! りんご飴っておいしぃ~!」
シャーリー「あんまり急いで食べると歯が欠けるからなー、ゆっくり舐めるようにして食べろよ~」
ルッキーニ「アイアイサー! ん、ねぇねぇシャーリー! 見て見て、水に何か浮いてるよ!」
シャーリー「あぁ、あれは水風船って言ってな。……うん、実際に取ってみた方が早いな。お兄さん、一回お願い」
水風船釣りの整備兵B「了解! 発進、どうぞ!」
シャーリー「いいかい、ルッキーニ。このティッシュの先にある針で水風船を釣るんだ」
ルッキーニ「分かった! やってみるね!」シュッ ビリッ
シャーリー「あー……もっとゆっくり慎重に……こうやって……こうだ」ヒョイッ
ルッキーニ「わぁっ! すごいすごい! もっかい! もっかいやりたい!」
シャーリー「あぁ、いいぞ。ほら、次こそ仕留めるんだ!」
ルッキーニ「まずは狙いを付けて……ゆっくりと下ろして……一挙に真っ直ぐ……こう!」ヒュッ
シャーリー「おぉ!!」
ルッキーニ「わぁい! 取れたよシャーリー! えへへ~」
シャーリー「それで、指に水風船の先のゴムをくくりつけて……こうやって遊ぶんだ」バイーンバイーン
ルッキーニ「なにこれ、たのしー!!」キャッキャ バイーンバイーン
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:16:57.13 ID:AvxI6rYB0
焼きそばの屋台
芳佳「あ、これ! 久しぶりに食べたかったんだ~。一つお願いします」
焼きそばの料理兵B「あいよ、紅しょうが山盛り~」
ペリーヌ「何ですの、この……茶色いパスタは」
リーネ「でも、なんだか良い匂い~」
芳佳「お祭りの定番の食べ物だよ。確かにこっちではソースなんて使わないから珍しいですよね」
ペリーヌ「でもどうして一つ? 三人いるのだから、三つではなくて?」
芳佳「甘い、甘いですよペリーヌさん。お祭りの屋台って、どれもおいしいんです」
ペリーヌ「は、はぁ……」
芳佳「だから三人で分けっこして、三倍他の料理も楽しむんです!」
リーネ「なるほど!」
芳佳「昔、扶桑でみっちゃんと行った夏祭りではしゃいで食べすぎちゃって、それで……あ……」
リーネ「みっちゃん? 誰かな? ねぇ、芳佳ちゃん」
芳佳「な、何でもない何でもない。それで、まぁこうして皆で分け合うことによって他の料理が楽しめるワケです」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:17:38.75 ID:AvxI6rYB0
ペリーヌ「それは理にかなっていますわね。でも、これは……」
芳佳「一口食べてみてください。きっとおいしいですよ」
ペリーヌ「うっ、そこまで言うなら……あー……む」オソルオソル
芳佳「どうです?」
ペリーヌ「あら、おいしいですわ! 少し野蛮な味がしますけれど、でもこれは……」モグモグ
芳佳「リーネちゃんも、はいっ」
リーネ(え、あれ……? 何で私だけアーンされてるんだろう。まぁいいや、好きだから)
リーネ「あーん……んっ、うん! 芳佳ちゃん……おいしいよ!」
芳佳「でしょ? えへへ。私も食べよーっと。あむ」モグモグ
ペリーヌ「……あら、もう無くなってしまったの?」
芳佳「そんなに好きになってくれたのなら、今度お昼で作りますから期待していてくださいね」
ペリーヌ「えぇ。……あら? あの子供が持っている……あれは……」
リーネ「何でしょうか、丸くて茶色くて……?」
芳佳「シャーリーさんはいないし、たぶん大丈夫だと思うんだけど、中にたこが入ってるお好み焼きみたいなものかな」
ペリーヌ「お好み焼きとは……」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:18:09.79 ID:AvxI6rYB0
芳佳「えーっと……あぁ、アレです。あれがお好み焼きで……一つください!」
お好み焼きの料理兵C「熱いうちにどうぞ!」
リーネ「これも初めてみる食べ物……」
芳佳「小麦粉とキャベツとお肉が基本で、後は好きなモノをいれていいんだよ。だから、お好み焼き」
ペリーヌ「へぇ、なかなかシャレていますわね」
芳佳「向こうにあったたこ焼きっていうのは、この基本系を丸めてお肉の代わりにタコを入れるの」
リーネ「同じような食べ物でも名前が一つ一つ違うんだね」
芳佳「うん。扶桑の別の地域では広島風お好み焼き、なんてモノもあってそれはさっきの焼きそばが入ってて……」
『私は広島に住んでいたこともあり、広島風お好み焼きがとても好きです』
ペリーヌ「い、今のは一体誰ですの……?」
リーネ「さ、さぁ……」
芳佳「屋台の人も言ってたけど、こういうのは熱いうちに食べるのがおいしいんだよ。さ、食べて」
ペリーヌ「はふはふ……もぐもぐ」
リーネ「んっ、これもおいしい! このソースっていうの、作ってみたいな」
芳佳「うん、いいよ。たぶんここでも作れると思うんだけど……あ、向こうに行こうよ! 今度はデザートがある!」タタタッ
リーネ「あ、待って芳佳ちゃん!」タタッ
ペリーヌ「ふふっ、二人ともはしゃいで……でも、こういうのも悪くありませんわね」タッ
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:18:43.78 ID:AvxI6rYB0
焼き鳥屋台
ミーナ「上手くいったようね」
美緒「そのようだな。しかしよく上層部が許可したな、こんな行事を」モグモグ
ミーナ「少しからかっただけよ? ふふふ」
美緒「まったく、ミーナは怖いなぁ。味方で良かったよ」
ミーナ「あら、そうかしら。それにしても、この焼き鳥っていうの、おいしいわね」
美緒「だろう? 基本は鳥なんだが、豚肉や牛肉、果てはアジ串なんて派生もあるくらいメジャーな食べ物だ」
ミーナ「へぇ~。あら、これは……レバー?」
美緒「あー、それは好き嫌いが別れるが……まぁミーナは好きだろうな」
ミーナ「ふふっ、何よそれ」
美緒「はっはっは。……おっと、時間だ。もうすぐ始まるぞ。今回の目玉がな」
ミーナ「あの子達、集めなくてもいいの?」
美緒「思い思いの時間を過ごすのもいいだろう。皆見上げるのは同じ空なんだからな」
ミーナ「それもそうね」
21 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:19:48.51 ID:AvxI6rYB0
お面屋台
エイラ「そう、もう少し左にズラして……おぉ! とっても似合ってるぞ、そのお面!」
サーニャ「これは……キツネ?」
エイラ「何でも扶桑では古くからキツネは霊的要素が高い生き物だったそうダ。それにちなんでキツネのお面が多いンダ」
サーニャ「確かに、これちょっと怖い……」
エイラ「そうカ? 似合ってるぞ……あの、その、浴衣も……」ボソボソ
サーニャ「なぁに? 何か言った?」
エイラ「に、似合ってるゾ! 浴衣!! //////」カァァァ
サーニャ「うん、聞こえてる」ニコッ
エイラ「~~~~~~~!!! ///////」
サーニャ「ありがとう、エイラ」
エイラ「あ、あぁ……まぁナ /////」
サーニャ「ふふっ♪」
22 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:20:16.27 ID:AvxI6rYB0
エイラ「そ、そーだ! お腹もいっぱいになったし、アレ食べてみよう」ビッ
サーニャ「カキ氷?」
エイラ「一つクレ! 味は……オススメで」
カキ氷屋台の料理兵D「あいよー」
サーニャ「あ、青い……」
エイラ「これは……ブルーハワイっていうヤツかな? そこの写真と一緒だ」
サーニャ「私、青い食べ物って初めて」
エイラ「ワタシもダ。じゃあまずはワタシから……あー……む」
サーニャ「どう?」
エイラ「冷たいけど、おいしい……と思うんダナ、ウン」
サーニャ「私も……あむっ……ほんと、冷たい……うん、でもおいしいわ」
エイラ「冷たくてキモチがいいんダナ!!」
サーニャ「ほんと、涼しくて、でも頭が……」キーン
23 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:20:48.45 ID:AvxI6rYB0
エイラ「なぁサーニャ。今日食べた中でどれが一番おいしかったンダ?」
サーニャ「どれも美味しくてまた食べたいけれど、今食べてるこの綿飴っていうの、とても美味しいわ」
エイラ「まだ大丈夫だろうけど、すぐに落ちるらしいから気をつけるんダゾ」
サーニャ「うんっ。あ、それとチョコバナナも好きだわ」
エイラ「そうか、じゃあ今度ミヤフジに作ってもらうカ」
サーニャ「ううん、皆で作ってみたい」
エイラ「……! そうか、じゃあ張り切って美味しいの作ってみるカ!」
サーニャ「ふふっ、そうね」
エイラ「ソウダ、もうすぐ時間か……あ、ちょっと待っててクレ。とっておきの飲み物買ってくるカラ」
サーニャ「私も一緒に……」
エイラ「いいんだ、主役はそこで休んでてクレ。ひとっ走りしてクル」ダッ
24 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:22:06.60 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「……」ポツン
サーニャ「あむっ」
サーニャ(綿飴……甘くておいしい……)
サーニャ「……」
サーニャ(明るいランプに照らされた501の基地。人もたくさんいて、なんだか別の世界に来たみたい)
サーニャ(楽しいな……こんなに楽しいこと、毎日あればいいのに……)
サーニャ「……?」ジッ
サーニャ(きょろきょろしてる女の子……はぐれちゃったのかな……)
サーニャ「どうしたの?」テクテクテク
女の子「お父さんと、お母さんが……ひっく、えっく……」
サーニャ(お父さんと、お母さん……)
サーニャ「そうなの……うん、私が一緒に探してあげる。だから泣かないで。……ね?」
女の子「うん……えぐっえぐっ……」
サーニャ「あの、少し食べちゃったけど、食べる?」
女の子「うん……あむっ……えぐっ……ん、おいしい……」
サーニャ「ふふっエライね。そんなに広くないからすぐ見つかるわ。手を繋いで、はぐれないように」
25 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:22:47.60 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「……」カランコロン
女の子「……」テクテクテク
サーニャ(どうしよう……こういう時、何を話せばいいのか分からない……)
女の子「れろれろ……ねぇ、お姉ちゃんは一人で来たの?」わたあめもぐもぐ
サーニャ「私? 私は……」
サーニャ(えーっと、えーっと……)
サーニャ「友達……だけどとっても大切な人と来たの」
女の子「ふぅん。この辺に住んでる人なの? お姉ちゃん、あまり見た事無いから」
サーニャ「そうよ、でも普段は会うことは無いかもしれないわ。あまり外に出ないから……」
女の子「外は楽しいよ? 今日なんて皆と遊んで笑って、それで今日ここに来て、はぐれちゃったけど、楽しいことがいっぱい!」
サーニャ「ふふっ、そうなんだ。……でも私は少し難しいの」
女の子「……寂しくない?」
サーニャ「どうして?」
女の子「だって、外にいけずに遊べないなんて、私だったら寂しくて我慢出来ないもん」
サーニャ「今はまだいいの。今はまだ。だって、私には“家族”がいてくれるもの」
女の子「……? でも、それなら寂しくないね!」
サーニャ「……うん」ニコッ
26 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:27:59.35 ID:AvxI6rYB0
女の子「ねぇねぇ、お姉ちゃん。ここって軍人さんの基地なんでしょ?」テクテクテク
サーニャ「えぇ、そうよ」カランコロンカランコロン
女の子「ここの基地にすごく強いウィッチが11人も集められてるって知ってた?」
サーニャ「へぇ、そうなの。私、ちっとも知らなかったわ」
女の子「一人ひとりが国から選ばれた最強のウィッチなんだって!」
女の子「それでね、この間なんかこの近くに出現したネウロイを……」
サーニャ「ねぇ。どうしてそんなに詳しいの? この間のことなんか、まだ何も……」
女の子「お姉ちゃん、全然知らないんだね。町はウィッチの話で持ちきりだよ?」
サーニャ「えっ……?」
女の子「町も国も世界も守ってるんだもん。皆ここの人や世界で戦ってる人に感謝してるの」
サーニャ「そっかぁ。ふふ、そっか……」
27 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:29:00.47 ID:AvxI6rYB0
女の子「私ね、大きくなったらウィッチになるの! そしつ?ってのが必要らしいんだけど、何とかなると思うの」
サーニャ「そう、エライね」ナデナデ
女の子「大きくなったら私も皆と一緒に戦って……」
サーニャ「でも、もしかしたらその時までには戦いは終わっているかもしれないわ」
女の子「?」
サーニャ「貴方も言ったように、ここには各国から強いウィッチが来てるもの。すぐに戦争なんて終わってしまうわ」
女の子「うん、そうだね!」
サーニャ「だから、貴方は貴方が本当にやりたいことを目指すといいわ。きっと、今戦ってるウィッチもそう思っているはずよ」
女の子「うん……」
サーニャ「だから、その代わり祈っていて欲しいの。皆が無事に帰ってきて、平和な世界が訪れるように。 ね?」
女の子「お姉ちゃん……うん、あたし分かった!」
サーニャ「きっと貴方みたいな子に祈ってもらえたら、皆もっと強くなって、ネウロイなんかすぐに全部倒しちゃうわ」
女の子「えへへ……」
28 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:29:33.47 ID:AvxI6rYB0
女の子「あっ! あそこ、お父さんとお母さん!」
サーニャ「そう、良かったね。今度ははぐれちゃダメよ?」ニコッ
女の子「うんっ! じゃあねお姉ちゃん、ありがとう! またね」ペコリ
サーニャ「こちらこそありがとう。また、会えるといいね」フリフリ
女の子(良かったぁ……優しいお姉ちゃんで。また、会えるといいな……)テクテクテク
ガヤガヤガヤ……
エイラ「サーニャ!! ここにいたのか、良かっタ……」タッタッタッ
女の子(お姉ちゃんが言ってた、一緒に来た人ってあの人のことなのかな?)テクテクテク
女の子(あれ、今あの人サーニャって……)テクテクテク
女の子(あ! あの長い髪の人、どこかで見たことある……)テクテクテク
女の子(そういえば、さっきのお姉ちゃんもどこかで……)わたあめもぐもぐ
女の子(サーニャって名前……あの人達って、もしかして……あーーーー!!!)
29 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:30:09.44 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「ごめんね、少し歩いていたら迷っちゃって……」
エイラ「いや、私の方こそ……扶桑の美味しい飲み物でラムネっての探してきたんだけど、最後の一つでサァ……」
サーニャ「じゃあ二人で一緒に飲みましょう」
エイラ「え、あ、う……うん……//////」
エイラ(食べ物の共有は良いんだけど、飲み物の共有は、やっぱり恥ずかしいゾ……/////)
ヒュー……ドーーーン!! パチパチパチ……
サーニャ「っ!」ビクッ
エイラ「ぉ、始まったナ。サーニャ、見てごらん」
サーニャ「あれは……星弾?」
エイラ「アハハハ。違うゾ、照明弾なんかじゃない。扶桑に伝わる、花火ってヤツらしいゾ」
ヒュ~~~~……ドーーン!!! パチパチパチ……
サーニャ「花火……」
エイラ「あぁ、ソウダ」
サーニャ「キレイ……それにすごく大きな音……わぁ……あれもキレイ……」パァァァ
ヒュ~……ドォーーン!!! パチパチパチパチ……
シャーリー『ミヤフジは扶桑を思い出せて、サーニャは外国の文化に触れられる。良いと思わないか?』
エイラ(大成功だよ、シャーリー!!)
30 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:30:43.08 ID:AvxI6rYB0
エイラ「喜んでくれたら、ワタシは嬉しいゾ。サーニャにこれを見せたかったンダカラ」
サーニャ「えぇ、とっても……!! ありがとう、エイラっ」
エイラ「うん。良かった、喜んでくれて。フフフ」
サーニャ「あっ! あれは土星のカタチ……あれはハートのカタチ!! すごい、すごいわエイラ!」
エイラ「ワタシも花火は初めて見たけど、こんなにキレイで、音も大きくて……扶桑って本当にすごいナ。かなわないヨ」
サーニャ「赤、緑、黄、どれも違う色。……まるで夜空の宝石みたい」
エイラ「宝石かぁ。なるほど、詩的ダナ」
サーニャ「ふふっ、キレイ……」ボーッ
エイラ「っと、もっとよく見えるところがあるンダ。そこに行コウ」ギュッ
サーニャ「そうなの? 私、もっと見たいわ!」ギュッ
31 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:32:06.02 ID:AvxI6rYB0
501基地 滑走路
サーニャ「あっ……!」カランコロン
エイラ「なぁんだ、私達だけだと思っていたんだけどナァ」
芳佳「皆さん、考えることは一緒ですね。あはは」
ペリーヌ「エイラさんと私を一緒にしてもらっては困りますわ!!」
リーネ「ペリーヌさん、そういう意味じゃ……」
美緒「あの屋台の広場からは、一般人はこちらに来れないからな。まぁ、役得だろう」
ミーナ「こっちは真っ暗で、向こうは小さな明かりが揃ってひしめき合って……この景色もいいわね」
バルクホルン「喧騒を離れれば、また別の一面も見せるとはな。夏祭り、案外悪いものじゃないな」
エーリカ「悪いものじゃないって、トゥルーデ私よりはしゃいでたじゃん……」
シャーリー「まさかバルクホルンとルッキーニが水風船釣りで競い合うだなんて夢にも見なかったよ」
ルッキーニ「ウジュー! あたしはシャーリーのアドバイスがあったからね~! 勝って当然!」エッヘン
32 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:32:47.41 ID:AvxI6rYB0
美緒「ほら、またあがるぞ」
ヒューーーー…………ドォォーーーーン!!!!! バチバチバチバチ……
ミーナ「今のは大きかったわね。心臓まで響いたわ」
バルクホルン「ふむ、あれくらいの火薬の量だと、ネウロイに対して……」
エーリカ「あぁ、トゥルーデが雰囲気にあてられてオカシク……それとも正気に戻ったのかな?」
芳佳「たーまやー!! かーぎやー!!」
リーネ「突然どうしたの? 芳佳ちゃん」
芳佳「扶桑にはね、花火があがったらこうやって叫ぶ伝統があるんだよ」
ペリーヌ「どういう意味でして?」
芳佳「あー、あはは……分かんない……」
美緒「はっはっは。昔な、鍵屋という大きな花火屋があったんだ。いつしかのれん分け……まぁ店を独立させるという意味だ」
美緒「そののれん分けで出来たのが玉屋という花火屋でな。昔から花火が上がるたびに掛け声をかけていたんだ」
美緒「まぁ意味など無いのかもしれないが、そういう風習でな。これも一つの勉強だ、皆も叫ぶといい」
33 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:33:50.21 ID:AvxI6rYB0
ヒュ~~~……ドォォーーン!!
美緒・ミーナ・バルクホルン・エーリカ・シャーリー・ルッキーニ「た~~まや~~~!!!」
エイラ・サーニャ・芳佳・ペリーヌ・リーネ・私「か~~ぎや~~~!!!」
パチパチ……
芳佳「えへへ、気持ち良いね!」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!」
ペリーヌ「素晴らしい文化ですわ、坂本少佐!!」
エイラ「どうだ、サーニャ。ここからだと近くてさっきよりも大きく見えるダロ?」
サーニャ「うん、とってもステキ……ふふふ。た~まや~!」
美緒「おっ、サーニャその調子だ! か~ぎや~!!」
バルクホルン・エーリカ・ミーナ「た~まや~~!」
ルッキーニ・シャーリー「か~ぎや~~!!」
34 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:34:31.55 ID:AvxI6rYB0
ミーナ「皆、あまりはしゃぎすぎて疲れないようにね?」
リーネ「この後はスイカと、スイカを使ったケーキを用意してますからね」
芳佳「それは楽しみだなぁ~! スイカなんていつぶりだろう~」
美緒「スイカか。これまた随分とシャレたモノを調達したもんだ」
ルッキーニ「わぁい、ケーキ! ケーキ!」
エーリカ「ケーキ!! 待ってたんだぁ~。ねぇ、早く食べにいこうよぉ~」
バルクホルン「ハルトマン……お前は……」ガミガミクドクド
シャーリー「それを食べたら今度はテラスでコレだ!」ジャーン!
エイラ「アハハハハ。まったく、気が早いナァ~」
サーニャ「何? これ」スンスン
エイラ「ハハハ、きっと分からないゾ」
サーニャ「火薬の匂い……新しい武器?」
エイラ「あぁ、いや……違うゾ……あの花火を小さくして手持ちにしたモノダ」
シャーリー「たくさん用意したからな! みんなでめいっぱい遊ぼう!!」
ミーナ「その後は、お待ちかねのプレゼント渡しね」
リーネ「私、芳佳ちゃんのために頑張って作ったの! 気に入ってくれるかな……」
芳佳「もちろん! リーネちゃんの手作り、楽しみだなぁ~」
エーリカ「にししっ……、エイラなんかサーにゃんのために大金はたいて、」
サーニャ「そうなの?」
エイラ「ワァァァ~! 言うなヨ! オィィー! ハルトマン!」
サーニャ「ふふ、あははっ」ニコッ
テテテテンッ デデデンッ! つづく
35 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:35:51.51 ID:AvxI6rYB0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
お久しぶりです。この時まで書いては溜めていました。これから放出していきます。
そろそろ誰かアヘる時が来たようですね。
長く間が開いてしまったので、他のアレを載せます。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404909115/
http://www.pixiv.net/member.php?id=6039482
次回作戦開始予定:八月二十九日フタフタマルマル
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 21:38:57.33 ID:IsdwbXlPO
久しぶりにあんたのを見たよ
いいものだ、これからも細細とでもいいから続けておくれ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 22:04:35.51 ID:fi0DRfV8o
乙!
6ヶ月ぶりのストパンktkr
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2014/08/18(月) 22:11:08.20 ID:M1J6K9xg0
オツカレナンダナ
久々のストパンSS投稿待ちかねたぞ
アヘ顔のほうもあくしろよ!
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2014/08/18(月) 22:25:17.25 ID:wthWiKMH0
いいものだった、乙
でも出来れば自分を登場させないで欲しい
そういうのは夏目漱石だけで充分だ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 22:27:12.49 ID:E4JHEk1jo
誕生日の夜中は二人でお楽しみじゃないんですかね
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/19(火) 01:44:59.63 ID:/OM07ZgvO
ってなんで私くんが!?
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宮藤「エイラさん、えっちな本が落ちてます!」
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Entry ⇒ 2014.09.05 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (9) |
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