エルヴィン「最近グデーリアンが付き合い悪い」【ガルパン】

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:41:38.75 ID:djbmqz910
エルヴィン「そう思わないか?」
カエサル「付き合いも何も、元々グデーリアンはあんこうチームと仲良しじゃないか」
エルヴィン「でももっと仲良くしたい」
カエサル「友達の取り合いは色々と問題を起こすことがあるぞ、気が合うときに
遊ぶのが一番いい」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/08(日) 22:56:25.70 ID:cx6GKP3aP
ほう
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:56:35.01 ID:+4cGb8xG0
意外とクールなカバさんチーム
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:45:45.67 ID:djbmqz910
おりょう「ではいっそのこと、あんこうチームとも仲良くすれば良い」
全員「それだ!!」
左衛門佐「で、あんこうチームはどの戦国武将が好きなんだ?」
エルヴィン「」
カエサル「」
おりょう「」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/08(日) 22:48:07.16 ID:djbmqz910
左衛門佐「な、なんだ、何か変なこと言ったか?」
カエサル「自分の趣味が他人と合うことを前提として物事を考えるのは良くないぞ」
おりょう「そうだ、八重の桜も放送され今や時代は幕末志士ぜよ」
カエサル「え?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:50:03.51 ID:djbmqz910
エルヴィン「待て待て、あんこうチームも戦車道履修者、したがって欧州戦線――
カエサル「待て、いったん全員落ち着け」
左衛門佐「カエサル、いまさらテルマエ・ロマエを持ち出して時代は古代ローマなどと――
カエサル「黙って聞け!!」
左衛門佐「はい」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/08(日) 22:53:10.48 ID:djbmqz910
カエサル「いいか、我々のような歴史大好きという女性は一部メディアで取り上げられてはいるが基本的に少数派だ、普通はそんな話をされても――
エルヴィン「わかっている」
左衛門佐「ドン引きされると言いたいんだろ」
おりょう「修学旅行の希望の行き先で上田城や京都霊山護国神社と答えた時のように」
カエサル「うん……ああ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:55:07.16 ID:djbmqz910
エルヴィン「では逆に聞くが、あんこうチームについて我々は何を知っている?」
カエサル「え……グデーリアンは戦車が好きで、武部さんは恋愛の話が好きで……後は…」
左衛門佐「むしろ、普通の女子高生とは放課後にどこに遊びに行って何の話をしているか
知っているか?」
カエサル「う……」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 22:57:43.12 ID:djbmqz910
おりょう「我々のような、変り種は、変り種で集まるしかないぜよ、友達を増やすなんてのは
夢物語ぜよ」
カエサル「ひ、卑屈になってはダメだ、現にグデーリアンという仲間が増え、彼女はあんこう
チームとも仲良くしてるじゃないか、大体おりょうはゴモヨさんとも仲良く話してたじゃないか」
おりょう「まあ、あれは――
カエサル「ともかく、今日はグデーリアンを誘い出して、あんこうチームと仲良くする方法
を考えようじゃないか」
「それだ!!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:03:00.81 ID:djbmqz910
みほ「優花里さんですか?」
沙織「カバさんチームと一緒じゃないの?」
エルヴィン「いや、最近一緒してないんだ」
沙織「え、私たちも遊んでないよ」
みほ「エルヴィンさん達と遊んでるから早く帰ってると思ってた」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:07:30.58 ID:djbmqz910
華「誰か、新しい友達でも出来たんでしょうか?」
沙織「いや、これは彼氏が出来たんだよ!!」
みほ「彼氏ですか?」
エルヴィン「デートでもしているのか?」
カエサル「遊就館に行くのか?」
左衛門佐「浜名湖の湖畔で彼氏と四式中戦車について語るかも知れん」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:10:34.15 ID:djbmqz910
おりょう「新婚旅行はクビンカ戦車博物館ぜよ」
カバさんチーム「それだ!!」
沙織「違うよ、ゆかりんは早く帰ってご飯の支度をするんだよ」
麻子「それで?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:12:59.32 ID:djbmqz910
沙織「だだいま、優花里~」(低音)
沙織「お帰りであります、男殿」(声真似)
沙織「おなかがぺこぺこだぁ」(低音)
沙織「ご飯出来ているであります」(声真似)
沙織「って感じで同棲してるとか」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:15:17.31 ID:djbmqz910
麻子「ちょっと待て、秋山さんは実家住まいだろ」
沙織「通い妻だね」ヤダモ‐
華「でも、それは無いでしょうね」
沙織「じゃあ、華はゆかりんが何してるんだと思うの?」
華「戦車に乗って、この世の悪と戦っているのではないでしょうか」
左衛門佐「悪って……」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:17:05.92 ID:djbmqz910
華「たとえば、違法駐車している、暴走族の車を踏み潰すとか!!」
おりょう「容赦の無い正義の味方ぜよ」
エルヴィン「T55二両で仕返しに来た、暴走族をパンターFで返り撃ちするのか」
華「まさに正義の味方ですね」
みほ「そんなの難しすぎるよ」
全員「」
全員(出来ないとは言わないんだ)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/08(日) 23:19:24.71 ID:djbmqz910
エルヴィン「それなら、今年の戦車道大会の隊長の記録を書いてる可能性のほうが高いかな」
みほ「私の? 作ってどうするんですか」
エルヴィン「コミケで売るんです」
カエサル「グデーリアンならありうるな」
みほ「ええ、そんなの恥ずかしいよ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:21:53.45 ID:djbmqz910
沙織「ん~、そうだ一年の桂利奈ちゃんはアニメの再放送を見るために飛んで帰る
ことがあるらしいよ、ゆかりんもなにか見たいテレビがあるんじゃないかな」
エルヴィン「それは無いな」
カエサル「ディスカバリーチャンネルもナショナルジオグラフィック、ヒストリーチャンネル
も今の時間グデーリアン好みの番組はやっていない」
おりょう「我々は、お互いの邪魔にならないように好きな番組の放送時間は掌握ずみぜよ」
沙織「そ、そうなんだ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:26:51.45 ID:djbmqz910
麻子「まあ、お金を使いすぎて、実家で手伝いでもしてるんだろう」
華「ありきたりですね」
麻子「ありきたりで何か問題か?」
華「もっと刺激的なことが起きていて欲しいです」
麻子「じゃあもういっそ、秋山さんの後ろから付いていって何をしているか
調べれば良いじゃないか」
全員「それだ!!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:28:52.83 ID:djbmqz910
翌日
優花里「それでは、予定がありますのでお先に失礼します!!」
みほ「うん、じゃあね」
沙織「……今日もすぐに帰ったね」
みほ「それでは、ピタピタ作戦開始します、優花里さんにピタッと張り付いて様子を伺います
優花里さんは感が鋭いですから、皆さん十分に注意してください」
全員「はい!!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:31:27.31 ID:djbmqz910
華「なんかワクワクしますね」
みほ「戦車道以外でこんなことするの初めて」
沙織「彼氏に告白されたみたいにどきどきする」
左衛門佐「武部さんは彼氏が居るんですか」←純粋な目
沙織「え、いやその」
華「沙織さん、素敵な彼氏について教えてあげませんと」ニッコリ
沙織「華ひどい!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:33:26.21 ID:djbmqz910
麻子「それにしても、秋山さんのあのリュックは目立つな」
華「どこに居ても、すぐ見つけられますね」
左衛門佐「しかし、あれが彼女の個性」
カエサル「自分を偽るようになってはいけない」
エルヴィン「自分の人生は自分で演出する!!」
カバさんチーム「それだ!!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:37:14.78 ID:djbmqz910
みほ「優花里さん、鼻歌歌ってるみたい」
麻子「全然聞こえないぞ」
沙織「何歌ってるの」
みほ「そこまでは良くわからない」
左衛門佐「よし、先回りして調べてくる」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:38:56.75 ID:djbmqz910
みほ「気づかれますよ」
左衛門佐「大丈夫、去年は忍道を選択していた、任せて」
みほ「それじゃあ、お願いします」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:40:25.81 ID:djbmqz910
優花里「進めや進め諸共に 玉ちる劔拔き連れて♪」テクテク
左衛門佐「」コソッ
カエサル「何を歌ってた?」
左衛門佐「曲名はわからないが、すすめやすすめめもろともに たまちるつるぎぬきつれて♪」
おりょう「抜刀隊ぜよ」
エルヴィン「いや陸軍分列行進曲だ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:42:14.99 ID:djbmqz910
カエサル「どっちだ?」
おりょう「テンポが違うはずぜよ」
エルヴィン「歌え左衛門佐」
左衛門佐「~♪~♪」
おりょう「めちゃくちゃなテンポぜよ」
エルヴィン「しっかり歌え!!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:44:40.81 ID:djbmqz910
左衛門佐「いっぺん聞いただけでしっかり歌えるか!!」
左衛門佐「もう一度聞いてくる」ダッ
みほ「もういいです!!いかなくていいです」ガシッ
沙織「あ、コンビニに入っていくよ」
左衛門佐「アルバイトか」
麻子「アルバイトなら、裏口から入るだろう」
33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:46:40.02 ID:djbmqz910
みほ「今日は新しい電球が入ってるはずだから、見に行ったのかな?」
カエサル「電…球?」
左衛門佐「電球が切れたのか?」
みほ「コンビニに新しい商品が入ったら見に行きたくないですか?」
エルヴィン「なんで?」
おりょう「?」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:48:56.47 ID:djbmqz910
沙織「ああ、みぽりんはコンビニが好きなんだよ、なにが良いのか良くわからないけど」
みほ「ええ?、可愛いのに」
カエサル「」
左衛門佐(隊長の
エルヴィン(意外な
おりょう(一面を見たぜよ)
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:51:52.27 ID:djbmqz910
麻子「コンビニの次は図書館か」
沙織「意外だね」
華「勉強でもしているんでしょうか」
沙織「でもテストはまだ先だよ」
麻子「テストが無いと勉強してはいけない理由も無いだろ」
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:53:50.72 ID:djbmqz910
沙織「そりゃそうだけど」
みほ「私、試験前にみんなで勉強するってのにあこがれてるの」
沙織「いいね、今度やろう」
エルヴィン「あまりお勧めしない」
沙織「なんで?」
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:55:41.16 ID:djbmqz910
おりょう「勉強が捗ったためしが無いからぜよ」
カエサル「でも私としては、それをすることは様式美だと思うのだが」
左衛門佐「どうしてもしたいのなら試験が終わってから答え合わせくらいだな」
麻子「試験なんか教科書からしか出ないんだから、試験前に教科書見れば十分だろ」
全員「それは無い!!」
41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/08(日) 23:58:43.26 ID:djbmqz910
図書館内
みほ「優花里さん目的は何なんだろう?」
沙織「図書貸し出しカードに自分の名前残すつもりかな?」
麻子「そんなことをするのは沙織だけだ」
華「もう図書貸し出しカードに名前を残せないんじゃないですか?」
麻子「そう、それでしょぼくれて帰ってきたんだ」
沙織「ひどいよ」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:01:43.38 ID:DSS88p+H0
エルヴィン「グデーリアンはやはり歴史コーナー――じゃなく歴史小説コーナーに行くな?」
華「なにかの本をとりましたね」
おりょう「おおっ、あれは司馬遼太郎の竜馬がゆく!!」
おりょう「ついにグデーリアンも幕末のすばらしさに――
みほ「静かにしてください」ガバッ
おりょう「むぐぅぅぅ」
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:03:13.53 ID:DSS88p+H0
左衛門佐「で、それから机に向かって数十分」
華「本当にただ、本を読んでるだけみたいですね」
みほ「時々ノートに何か書き込んでるけど」
麻子「あきてきた」
エルヴィン「もう声をかけてしまっても良いんじゃないか?」
麻子「賛成」
左衛門佐「異議なし」
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:07:10.56 ID:DSS88p+H0
沙織「じゃあ、声かけるよ」
沙織「へい彼女、今一人?」
優花里「うわっ!?武部殿……に皆さんどうされたんですか!?」
みほ「最近優花里さんの様子がおかしかったから、後をつけてたんです」
カエサル「さっきからなぜ、竜馬がゆくを読みながらメモを取ってるんだ?」
優花里「あ~えっと、その」(///)
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:08:47.44 ID:DSS88p+H0
優花里「えへへっ、実は歴女チームの皆さんともっと仲良くなりたくて、各分野の知識も
持っておこうと思いまして、ここしばらくは図書館通いをしていたんです」
みほ「すごい、ノートに幕末、戦国、ローマ史までびっしり書き込んである」
麻子「本当に勉強しに来てたのか」
優花里「皆さんに、こういうことしてるって言うのは少し恥ずかしいです」
カエサル「恥ずかしいのはこっちのほうだ」
47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:10:24.69 ID:DSS88p+H0
エルヴィン「まったく、グデーリアンは可愛いな」ギユッ
優花里「うえぇぇ、エルヴィン殿」(///)
左衛門佐「我々は話を聞いてもらうだけでうれしいのに」ギユッ
優花里「ちょっ、左衛門佐殿まで!!」
おりょう「しかし、どれだけ知識を集めたかテストする必要があるぜよ」
カエサル「よろしい、これから全員で集まって勉強会だ、我々の知識を披露させてもらうぞ」
カバさんチーム「それだ!!」
48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:12:25.79 ID:DSS88p+H0
エルヴィン「あんこうチームはどうする?」
沙織「う~ん、お邪魔になりそうだから、別の機会に」
カエサル「そうか」
沙織「ゆかりん、今度は私たちとも遊ぶんだからね」
優花里「はい」
みほ「優花里さん、良い友達が増えてよかったね」
優花里「はい!!」
カエサル「私たちもあんこうチームと仲良くなれて良かった」
おりょう「めでたしめでたしぜよ」
おしまい
51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 00:14:24.77 ID:DSS88p+H0
おまけ
優花里「東京でオリンピックの開催が決まったようですけど、私としては
オリンピックは鹿児島、東京はコロネットだと思うんです」
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/09(月) 00:13:51.55 ID:NDnB05bf0
乙乙
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/09(月) 00:13:54.47 ID:n1zcTcAq0
おつ
ほほえましい
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Entry ⇒ 2013.11.03 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (13) | Trackbacks (0) |
エルヴィン「ん……犬か」左衛門佐「え?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:01:35.14 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「う……んん……」
左衛門佐「私はいったい……ここは倉庫か?」キョロキョロ
左衛門佐「何故こんなところで……思い出せない……」
エルヴィン「なんだ、まだ誰も来てないではないか」
左衛門佐「エルヴィン」
エルヴィン「ん? 犬か」
左衛門佐「犬?」キョロキョロ
関連SS
沙織「わあ! わんちゃんだよ!」優花里「え?」
優花里「わあ! 猫ですよ猫!」麻子「え?」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:05:22.37 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「大洗の制服を着た犬がどうこうとは聞いたが、本当にいるとは」
左衛門佐「なにっ!? それは私も見たいぞ、どこだ?」
エルヴィン「ふむ、確かに細部まで凝っているな」マジマジ
左衛門佐「待て、何故私を見るんだ?」
エルヴィン「左目を開けないが……怪我でもしているのか」
左衛門佐「なっ///べ、別にコレはそんな……」
エルヴィン「可哀想に……」
左衛門佐「うぅ///」
左衛門佐「ってそうじゃない! どこに犬が居るんだ?」
エルヴィン「そう吠えるな。別に取って食ったりしない」
左衛門佐「誰が吠えるだ!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:10:06.36 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「野良なのか……随分警戒してるな」
カエサル「待たせた」
エルヴィン「おお、カエサルか」
エルヴィン「見てみろ珍しいのが居るぞ」
カエサル「ああ、この子が噂の……私は猫と聞いたが」
エルヴィン「噂だからな。だが噂通りの可愛さだ」
カエサル「しかし、この制服……」
エルヴィン「気づいたか」
カエサル「左衛門佐バージョンだな」
エルヴィン「ご丁寧に六紋銭バンダナと赤備えの胸当てまで……」
左衛門佐「……おい、犬というのは私か!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:10:26.98 ID:+AIwLkxc0
それだ!
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:16:05.88 ID:vHGoWtZt0
カエサル「つまり我らカバさんチームのファンということだな」
エルヴィン「そういうことだろう」
2人「はっはっはっは!」
左衛門佐「私の話を聞け!」
おりょう「すまない、待たせた」
エルヴィン「おりょう、見てみろ」
カエサル「噂の制服犬だ」
おりょう「なに!? それは見たいぜよ」
エルヴィン「いやいや、目の前に居るから」
おりょう「……どこぜよ」
カエサル「どこもなにもないだろ。そこだ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:20:34.64 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「おい! いい加減に…!」
おりょう「……左衛門佐?」
左衛門佐「おりょう!」ウルウル
カエサル「左衛門佐? まだ来てないが」
左衛門佐「カエサル……冗談にも程があるだろう!」
おりょう「まっことぜよ」
おりょう「それで、どこに……」キョロキョロ
カエサル「だから、この子だって」ナデナデ
エルヴィン「左衛門佐っぽい制服を着てる」
おりょう「……は?」
左衛門佐「おりょうからも何か言ってくれ…」
おりょう「まったく、ぽいも何も本人ぜよ」
エルヴィン「え? いやいや、何言ってるんだおりょう」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:25:44.22 ID:vHGoWtZt0
おりょう「こっちのセリフぜよ。喧嘩でもしちゅうのか?」
カエサル「おまえこそ、どうかしたんじゃないか?」
おりょう「私は普通ぜよ」
みほ「何してるの?」
カエサル「あ、これは隊長殿」
エルヴィン「聞いてくれ、おりょうのやつがさっきから……」
みほ「あー! 可愛い!」ギュウ
左衛門佐「え!?」
おりょう「なに!?」
みほ「この子が噂になってる子かな?」ナデナデ
エルヴィン「だろうな」
カエサル「いっそここで飼いたい愛らしさだ」
左衛門佐「……おりょう、どういうことだ?」
おりょう「わからん」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:30:48.46 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「何がだ?」
みほ「どうしたの、おりょうさん?」
おりょう「隊長もやめてやれ、もう涙目になってるぜよ」
カエサル「さっきから何言ってるんだ?」
優花里「西住殿ー! お待たせしました」
みほ「優花里さん」
優花里「みなさんもお揃いで、何かあったんですか?」
エルヴィン「グデーリアンか。実は見せたいものがな」
カエサル「あの噂の犬をついに見つけたのだ」
優花里「犬ですか?」
左衛門佐「……」グス
優花里「わぁ! 可愛いですね。なるほど、これが噂の制服犬……」
優花里「誰かの飼い犬ってわけではないんですよね?」
エルヴィン「ああ、私が来たときにはもういた」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:35:10.03 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「……おりょう、泣いていいか?」
おりょう「……ああ」
左衛門佐「うぅ…ぐすっ」
エルヴィン「おりょう、さっきから独り言が多くないか?」
おりょう「別に独り言ではない」
カエサル「独り言だろ」
みほ「それじゃ、私は優花里さんと行くところがあるから」
優花里「これで失礼します」
エルヴィン「ああ、すまんな引き留めて」
みほ「ううん、可愛い子見れたし」
優花里「それでは!」
カエサル「よし、なら我々も……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:40:22.45 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「どうした?」
カエサル「何のために集まったんだ?」
エルヴィン「それはだ……えーっと」
おりょう「三突の洗車ぜよ」
2人「それだ!」
おりょう「外に出してくるぜよ」
カエサル「頼んだ」
エルヴィン「その間に道具を持ってくるか」
カエサル「そうだな。しかし、左衛門佐はどこに行ったんだ」
エルヴィン「そのうち来るだろう」
おりょう「行ったか……」
左衛門佐「……うぅっ…っ…うわぁあああん」
おりょう「そう泣くな、とりあえずこっちに来るぜよ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:45:19.15 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「っ…何なんだあれは! ……私が何かしたか…?」グス
おりょう「詳しくは三突の中でするぜよ」
左衛門佐「……っあぅ…」トボトボ
おりょう「それで、何があった?」
左衛門佐「私が聞きたいよ……」
おりょう「なら知ってることは?」
左衛門佐「気づいたら倉庫にいた。エルヴィンが来て、それ以降犬扱いされている」
おりょう「……だけか?」
左衛門佐「だから訳が分からないんだ…」
おりょう「あの2人だけなら何かの悪戯と思ったが……」
おりょう「隊長達まで絡んでるとは思えん」
左衛門佐「なら、私は本当に犬になったとでも言うのか?」
おりょう「それなら、私とこうして話していられないぜよ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/04/09(火) 22:46:53.79 ID:EeojzWLx0
日本史派対西洋史派か
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:50:14.18 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「おりょう、私は一体どうすれば……」
おりょう「……なんとかしちゃるき」
グオン……
エルヴィン「遅かったな。エンジンの調子でも悪かったか?」
おりょう「いや、問題ないぜよ」
カエサル「ん? あの犬はどこに行った?」
エルヴィン「そういや居ないな……まぁ仕方ないだろう、野良のようだし」
おりょう「そのことだが……」
カエサル「何かあるのか?」
おりょう「その……あの犬は私のぜよ」
エルヴィン「なに!?」
左衛門佐「え?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 22:55:49.96 ID:vHGoWtZt0
カエサル「そうだったのか」
おりょう「実家で飼ってるのを、両親が旅行の間預かってるぜよ」
エルヴィン「なるほど……」
カエサル「名前はなんて言うんだ?」
おりょう「名前……」
エルヴィン「そうもったいぶるな」
おりょう「……もんのすけ」
左衛門佐「……」
カエサル「男の子か? スカートだったのに」
おりょう「いや、女の子だ」
エルヴィン「そうか……つまり噂の制服犬の正体はもんのすけか」
おりょう「ま、まぁそうなるぜよ」
カエサル「でもなんで制服なんだ?」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:01:04.05 ID:vHGoWtZt0
おりょう「それはだな……」
おりょう「あー…なんとなく可愛かったからぜよ」
エルヴィン「確かに可愛い」
カエサル「おりょうの犬なら、早く探した方がいいんじゃないか?」
おりょう「大丈夫ぜよ。とりあえず三突につんどいたき」
カエサル「ならいいが」
おりょう「ちょっと様子見てくるぜよ」
エルヴィン「分かった、こっちは始めてるから」
おりょう「待たせたぜよ」
左衛門佐「いや、大丈夫だが」
左衛門佐「なんだ……もんのすけというのは?」
おりょう「咄嗟のことでつい」
左衛門佐「だいたい、何で私がおりょうの犬ということになってるんだ?」
おりょう「これなら一緒にいても怪しまれないぜよ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:05:18.37 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「そうかもしれんが、何の解決にもなってないじゃないか」
おりょう「原因が分からないのに解決なんてできないぜよ」
左衛門佐「でも! ……すまない。その通りだな……」
おりょう「私は戻るき、ちょっと待ってて」
カエサル「お帰り」
おりょう「すまないな」
エルヴィン「気にするな。おりょうはそっち側を頼む」ゴシゴシ
おりょう「分かったぜよ」ゴシゴシ
左衛門佐(一体なにが起こってるんだ……)
左衛門佐(本当に犬に見られてるのか?)
左衛門佐(……隊長がこんなことをするとは思えない…な)
左衛門佐(だが人間が犬になるなんてありえん!)
左衛門佐(そもそも、どこからどう見ても人間じゃないか)ペタペタ
左衛門佐(別にしっぽや耳があるわけでもない……おりょうだって分かってくれてる)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:10:26.56 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐(……これからどうなるんだろう)
左衛門佐(……)
おりょう「ふぅ……終わったぜよ」
左衛門佐「おりょう……」
おりょう「ん? ……これは可愛い犬ぜよ」
左衛門佐「ぇ……え……?」グス
おりょう「おまんさん、いつの間に入り込んだ?」
左衛門佐「嘘……だよな? ……おりょう…私だ! 気づいてくれ…」ポロポロ
おりょう「ちょ…そんな本気で泣かんでも……冗談ぜよ」オロオロ
左衛門佐「おりょう……おりょう!」ギュウ
左衛門佐「私……おりょうにまで…っ…うぇええん」
おりょう「ほんとにすまんかった」
左衛門佐「おりょうぅ……うぅっ……おりょ…ぅっ…っ」グス
おりょう「大丈夫、ここにおるで」ナデナデ
左衛門佐「ぅっ……ぐす…」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:15:53.09 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「どうしたおりょう! エンジンかからないのか?」
おりょう「すぐかけるぜよ!」
おりょう「ちょっとだけ離して貰えるか?」
左衛門佐「……」フルフル
おりょう「もうどこにも行かないぜよ」ナデナデ
左衛門佐「約束だからな……」
おりょう「約束ぜよ」
左衛門佐「……」スッ
おりょう(……犬じゃなくて捨て猫みたいぜよ)
おりょう「誘導は頼むぜよ」
カエサル「任せろ!」
グオン……
カエサル「オーライ…オーライ…もう少し」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:20:24.98 ID:vHGoWtZt0
カエサル「ストップ!」
おりょう「よし……降りるぜよ」
左衛門佐「分かった…」
エルヴィン「これで今日は終わりだな」
カエサル「1週間も戦車道がないというのが変に感じる」
おりょう「だからこうして洗車したんぜよ」
左衛門佐「……」
エルヴィン「私達もすっかり戦車に染まってしまったな」
カエサル「いいじゃないか、楽しかったし」
おりょう「来年も優勝するぜよ」
エルヴィン「それにしても、左衛門佐のやつはどうしたんだ?」
カエサル「結局来なかったな。連絡くらいくれてもいいものを」
おりょう「それは……」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:25:14.52 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「何か知ってるのか?」
おりょう「いや、なにも……」
カエサル「そうか…」
おりょう「何もないなら私はこれで失礼するぜよ」
エルヴィン「なんだ? 用事でもあるのか?」
おりょう「いや、こいつを寮に連れて行かないと…」
カエサル「ふむ……ならしかたないな」
エルヴィン「寮はペット禁止だからな。バレないようにしろよ」
おりょう「っとそのまえに」
おりょう「お手」
左衛門佐「…何のつもりだ?」
おりょう「いいから合わせるぜよ」
左衛門佐「く……///」ポン
おりょう「おかわり」
左衛門佐「……//」ポフ
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:30:27.32 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「賢いな」
おりょう「ちん○ん」
左衛門佐「なっ…////そんなものついとらん!」
おりょう「……当たり前ぜよ」
左衛門佐「まったく……」スッ
おりょう「そのままこっちに来るぜよ」
左衛門佐「……」スタスタ
カエサル「芸まで出来るとはさすがおりょうの犬だ」
エルヴィン「だが、突然どうしたんだ?」
カエサル「飼い主はペットをとことん自慢したくなるもんさ」
おりょう「そういうことにしておくぜよ」
左衛門佐「して、私にこんなことをさせて理由は?」ヒソヒソ
おりょう「どこまで犬なのか知りたかったのだが、どうやら立って歩くのもアウトぜよ」ヒソヒソ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:35:25.03 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「なんだと……なら私はどうやって動けば…」ヒソヒソ
おりょう「四つん這い」ヒソヒソ
左衛門佐「そ、そんな恥ずかしい真似が出来るか!」
エルヴィン「なあ、おりょう」
おりょう「?」
エルヴィン「私達もおりょうの部屋に行っていいか?」
カエサル「もんのすけと遊んでみたいな」
おりょう「きょ、今日か…?」
エルヴィン「都合悪かったか?」
おりょう「その……なんだ預かったばかりで色々買う物があってな」
カエサル「それなら手伝うぞ。量も多くなるだろうし」
おりょう「い、いや大丈夫ぜよ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:40:20.45 ID:vHGoWtZt0
エルヴィン「いいからいいから」
おりょう「わかった……」
左衛門佐「おい!」
カエサル「そうと決まれば、まずはもんのすけを部屋に戻さないとな」
エルヴィン「よし、おりょうの寮に進軍だ!」
カエサル「おりょうの寮……」
エルヴィン「……///」
おりょう「さ、行くぜよ」
左衛門佐「うぅ…//」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:45:47.78 ID:vHGoWtZt0
左衛門佐「おりょう…ちょっと待って……」ゼエゼエ
おりょう「大丈夫か?」
左衛門佐「はぁ……きつい…」
エルヴィン「随分ゆっくりだな」
おりょう「も、もう老犬ぜよ」
カエサル「そんなに昔から飼ってたのか?」
おりょう「ま、まぁ……」
左衛門佐「はぁ……はぁ…っはぁ…」ヨタヨタ
おりょう「ここぜよ」ガチャ
左衛門佐「ついた……」クター
エルヴィン「お、おい…大丈夫か?」
おりょう「気にしなくていいぜよ」
カエサル「適当だな……」
左衛門佐「……っふぅ…はぁ…すまん、水をもらえないか…」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:50:30.70 ID:vHGoWtZt0
おりょう「わ、私はもんのすけに水をあげてくるから、外で待っててもらえるか」
エルヴィン「わかった」
おりょう「頑張ったな」
左衛門佐「お、恩に着るぞ」ゴクゴク
おりょう「それじゃ、私は行ってくるぜよ」
左衛門佐「え?」
おりょう「適当にくつろいでいてくれ」
左衛門佐「待て、さっきどこにも行かないって……」
おりょう「そうは言っても……」
左衛門佐「……」
おりょう「なら、これを持っていてくれ」
左衛門佐「羽織……?」
おりょう「すぐ戻ってくるぜよ」
左衛門佐「……」コクン
おりょう「よしよし」ナデナデ
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:55:34.37 ID:vHGoWtZt0
おりょう「それじゃ」
左衛門佐「……」
左衛門佐「……」ギュ
左衛門佐(……おりょうの匂いだ…)
左衛門佐(って何を考えてるんだ…これではただの変態だ…)
左衛門佐(考えてみれば、おりょうの部屋って初めてじゃないか?)
左衛門佐(色々見てみるか……)
左衛門佐(ふむ……やはり本棚からが定石だな)
左衛門佐(幕末関連の書籍ばかりだな)
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:00:46.73 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐(あとは……戦車道の本か)
左衛門佐(……他も綺麗に片づいてる)
左衛門佐(洗濯物か……)
左衛門佐(プラジャー……)キョロキョロ
左衛門佐(誰も居ないな……当たり前か)
左衛門佐(どれどれ……)チラ
左衛門佐(!!!?)
左衛門佐(少しくれ……)グス
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 00:02:55.89 ID:qTMNfFC70
でかいんだよな、おりょう
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:05:21.55 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐(はぁ……)
左衛門佐(タンスを勝手に開けるわけにはいかんしな)
左衛門佐(……暇だな)
左衛門佐(羽織……)ギュウ
左衛門佐(おりょうの匂いだ……)
左衛門佐(……)
左衛門佐(……何分たったかな)
左衛門佐(……30分くらいか)
左衛門佐(遅いな……)
左衛門佐(そうだ……電話すればいいじゃないか)ピッピッ
おりょう『なにかあったか?』
左衛門佐「いや……そういうわけではないが」
おりょう『ふむ…寂しくなったか』
左衛門佐「そんなわけ……」
左衛門佐「ああそうだ、だから早く帰ってきてくれ」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:10:25.53 ID:VOvI0ybL0
おりょう『もうすぐ帰るところぜよ』
エルヴィン『おりょう、誰と電話してるんだ?』
おりょう『そ、それじゃ切るぜよ』プツ
左衛門佐「あ……」
左衛門佐「……」ギュウ
左衛門佐(もうすぐか……)
左衛門佐(もしこのまま、おりょうにまで忘れられたら…)
左衛門佐(私は独りぼっちか……もんのすけとして生きていくのか)
左衛門佐(はたまた保健所か……)
左衛門佐(それに、これがずっと続いたとして、おりょうにばかり頼るわけには……)
左衛門佐(……寮に戻ったとしても、買い物にすら行けない)
左衛門佐(結局おりょうに頼り切りでいずれ……)
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:15:47.81 ID:VOvI0ybL0
ガチャ…
おりょう「ただいまぜよ」
エルヴィン「結構買ったな」
カエサル「うむ」
おりょう「必要ないって言っちゅうに」
左衛門佐「おりょう!」
おりょう「だたいま」
左衛門佐「おりょう……」
おりょう「大丈夫、忘れておらんぜよ」
左衛門佐「……うん」グス
エルヴィン「えーと、これは…」
カエサル「トイレ用シートだ」
左衛門佐「えっ……」
おりょう「すまん、いらんとは言ったんだが…」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:19:29.08 ID:VOvI0ybL0
エルヴィン「これは玩具のボールで」
カエサル「これが水用の皿だな」
エルヴィン「ドッグフードは本当に要らなかったのか?」
おりょう「じ、実家から持ってきたのがあるぜよ」
カエサル「では、早速これを」
左衛門佐「それは……」
エルヴィン「おりょう、押さえておいてくれ」
左衛門佐「お、おりょう……なんとか出来ないのか?」
おりょう「……ここは諦めるぜよ」
左衛門佐「……」
カエサル「さあ、大人しくしてるんだ」
左衛門佐「わ、私は嫌だぞ!」
おりょう「すまん」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:23:52.80 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐「そんな……ま、待て」
エルヴィン「やはり赤い首輪にして正解だったな」
カエサル「うむ」
おりょう「あはは……」
左衛門佐「うぅ……//」
左衛門佐「っ……」ブル
おりょう「どうした?」
左衛門佐「その……トイレ…」
おりょう「なに……」
左衛門佐「……」フルフル
おりょう「そ、それじゃあ、私がトイレに行く振りをするから、後からさり気なくついてくるぜよ」
左衛門佐「分かった…」
おりょう「ちょっとトイレに行ってくるぜよ」
エルヴィン「ああ」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:27:29.20 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐「今だ」
カエサル「おっと、もんのすけはこっちだよー」ギュ
左衛門佐「えっ」
エルヴィン「ご主人様はおトイレだそうだ」
左衛門佐「いや、それは私が……」
おりょう「あっ…」
エルヴィン「もんのすけは見てるから早く行ってこい」
おりょう「わ、わかったぜよ」
おりょう(隙を見て左衛門座を呼ぶしかないぜよ…)
おりょう(その前にトイレ……)バタン
左衛門佐(まずい……さっき安心したせいでもう…)フルフル
カエサル「どうしたんだ?」
エルヴィン「この子もトイレじゃないか?」
左衛門佐(そうだから早く離せぇ……)
エルヴィン「早速トイレ用シートの出番だな」ゴソゴソ
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:31:30.85 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐(ここは力ずくでも脱出して…)モゾモゾ
カエサル「いまエルヴィンが用意してるから暴れるな」ギュウ
左衛門佐(うあっ……あんまり抱きしめるな……やばい…)
左衛門佐「はぁ……はぁ…」
エルヴィン「いいぞカエサル」
カエサル「よしよし、あそこでするんだぞー」
左衛門佐「で、出来るか!」
左衛門佐(おりょうはどこに行った……助けてくれ…)
おりょう(いつの間にか大変なことになっていたぜよ……)
左衛門佐(くっ……もう無理…だめぇ…)フルフル
おりょう「ほ、ほら早くこっちに来るぜよ」
左衛門佐「おりょう……」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:35:42.63 ID:VOvI0ybL0
カエサル「何故呼ぶんだ?」
おりょう「そ、それが……もんのすけは見られてるとダメみたいでな…」
エルヴィン「そうなのか?」
おりょう「そ、そうぜよ。だからとりあえず廊下で…」
カエサル「そうか、それじゃあこれ、シートな」
おりょう「ありがとう……」
左衛門佐「恩に着るぞおりょう…」
左衛門佐(しかし……動くのもきつい…)ノソノソ
左衛門佐(もうちょっとだ…はぁ……意識を集中して……)
左衛門佐(あと少し……っ)
ツルッ
左衛門佐「あっ……」ドサ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:39:35.49 ID:VOvI0ybL0
エルヴィン「犬も滑るんだな……」
カエサル「ああ、見事だった」
左衛門佐「そんな……いや……」
おりょう(どんまいぜよ……)
左衛門佐(嘘…私みんなの目の前で……)グス
左衛門佐「うぅ…っ…っ…うぐ……ぐす…」
エルヴィン「とりあえず拭いた方がいいな」
おりょう「あ、ああ。とりあえずこれに染みこませて…」
左衛門佐「ごめんなさい……ごめんなさい…」
おりょう「気にすることはないぜよ」
カエサル「服も脱がさないとな、染みになる」
左衛門佐「あぅっ……っ…うぅ…」グスン
おりょう「ほら、脱がせるからこっちに」
エルヴィン「どこ行くんだ?」
おりょう「向こうで脱がせてくるぜよ」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 00:41:28.32 ID:8L5b8QtN0
おりょうには人間の姿に見えてるってことは…
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:43:54.96 ID:VOvI0ybL0
カエサル「分かった、こっちの処理はしておく」
おりょう「ほら、万歳して」
左衛門佐「すまないおりょう……部屋、汚して…」
おりょう「そんなことはいいぜよ」
左衛門佐「でも……」
おりょう「大丈夫」ギュ
左衛門佐「おりょう……ありがとう」
おりょう「さて、脱いだわけだが…」
左衛門佐「全滅だった……」
おりょう「なにか持ってくるぜよ」
エルヴィン「こっちは終わったぞ」
おりょう「ありがと」
カエサル「今度は何してるんだ?」
おりょう「いやちょっと服をな…」
エルヴィン「もんのすけに? 必要か?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:48:02.77 ID:VOvI0ybL0
おりょう「えっ」
カエサル「別に着せるのが悪いとは言わんが……」
おりょう「ちょ、ちょっと待ってて」
おりょう「左衛門佐」
左衛門佐「?」
おりょう「なんか怪しまれてるぜよ」
左衛門佐「なにを?」
おりょう「考えてみれば、犬は普通服を着ていないぜよ」
左衛門佐「なっ…私に裸でいろと!?」
おりょう「……ダメか?」
左衛門佐「うぅ~…おりょうの頼みなら致し方ない…」
おりょう「さすがもんのすけぜよ」
左衛門佐「やっぱり嫌だ」
おりょう「じょ、冗談ぜよ」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:52:25.22 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐「お、おりょうには迷惑かけっぱなしだからな……///」
左衛門佐「このくらい、皆で風呂に入ってると思えば//」
おりょう「ま、待たせたぜよ」
左衛門佐(やっぱり恥ずかしい……//)
おりょう(すまぬ左衛門佐…)
エルヴィン「だめだぞ~もう漏らしちゃ」
カエサル「次からはちゃんとシートにしようなぁ~」
左衛門佐「く……///」カァ
エルヴィン「おいで~」
カエサル「ずるいぞ、さぁ私のところに来るんだ」
左衛門佐「え、えぇと……」
おりょう「はぁ…こっちぜよ」
左衛門佐「おりょう……!」
エルヴィン「やはりおりょうには勝てないか」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 00:57:13.25 ID:VOvI0ybL0
・
・
・
エルヴィン「では、私達はそろそろお暇しよう」
カエサル「それじゃ、また」
おりょう「また学校で」
左衛門佐「行った?」
おりょう「行ったぜよ」
左衛門佐「ふぅ……」
おりょう「犬の振りも疲れるようだな」
左衛門佐「疲れるよりも恥ずかしいんだ、こんな格好で…///」
おりょう「似合ってるぜよ」
左衛門佐「嬉しくない」
おりょう「さて、風呂も沸いてるし先にどうぞ」
左衛門佐「え……いや、そんな…」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:01:43.81 ID:VOvI0ybL0
おりょう「遠慮せんでいいぜよ」
左衛門佐「……それじゃあ、お言葉に甘えて…」
・
・
・
チャポンッ
左衛門佐「はぁ…おりょうには世話になりっぱなしだな」
左衛門佐「結局私だとは気づいて貰えず、あまつさえ皆の前で…///」カァ
左衛門佐「ぁあ! 思い出すだけで死にそうだ……//」
左衛門佐「もう出よう……」
おりょう「ん? 早いな」
左衛門佐「あまり長いこと占領するのも悪いしな」
おりょう「そうか、私は気にしてないのに」
おりょう「あ、寝間着のサイズは大丈夫だったか? 丈が短いかも知れんが…」
左衛門佐「大丈夫だ、ありがとう」
左衛門佐(胸元が緩い……)グス
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:05:46.93 ID:VOvI0ybL0
おりょう「それじゃ、次は私が入ってくるぜよ」
左衛門佐「ああ」
左衛門佐「……」
左衛門佐「よし…」
おりょう「ふぅ……」
左衛門佐「お帰り」トントントン
おりょう「ただいまぜよ。それは?」
左衛門佐「ちょっと夕飯を…すまん、勝手に冷蔵庫開けるのはどうかと思ったが」
左衛門佐「私もただ世話になっているわけにもいかぬし……」
左衛門佐「その……家事くらいはやろうかと…//」
おりょう「ありがとう、助かるぜよ」
左衛門佐「い、いや、迷惑掛けてるのは私のほうだし……」
おりょう「迷惑なんて思ってないぜよ」
左衛門佐「しかし……」
おりょう「いいから、私も手伝う」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:09:32.63 ID:VOvI0ybL0
・
・
・
おりょう「ごちそうさま」
左衛門佐「ど、どうだった?」
おりょう「意外にも美味しかったぜよ」
左衛門佐「い、意外とはなんだ!」
おりょう「冗談ぜよ」
左衛門佐「まったく、食器洗ってくる」
おりょう「なら、私も……」
左衛門佐「このくらい、私にさせてくれ」
おりょう「分かったぜよ」ニコ
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:13:33.57 ID:VOvI0ybL0
おりょう「……」ペラ
左衛門佐「その本、面白いのか?」
おりょう「うむ、目から鱗ぜよ」
左衛門佐「そうか……」
おりょう「……」
左衛門佐「な、なぁ」
おりょう「んー……?」
左衛門佐「その、隣に座ってもいいか?」
おりょう「構わないぜよ」
左衛門佐「ありがと」ポフ
おりょう「……」ペラ
左衛門佐「……」ギュ
おりょう「……」
左衛門佐「……」ウトウト
おりょう「そろそろ寝ようか」パタン
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:17:21.57 ID:VOvI0ybL0
左衛門佐「え…あ、私は大丈夫だから、おりょうは読んでてくれ」
おりょう「もうきりのいいところまで読んだぜよ」
左衛門佐「…すまん」
おりょう「さて、布団だが、1組しかない」
左衛門佐「私はその辺のソファーで寝るから」
おりょう「風邪を引くぜよ」
左衛門佐「それは……」
おりょう「一緒に寝よう」
おりょう「今更そのくらいどうってことないだろう」
左衛門佐「……」コクン
おりょう「狭くないか?」
左衛門佐「大丈夫」
左衛門佐「……やっぱり、もう少しそっちにいっていいか?」
おりょう「ん」モソモソ
左衛門佐「……」ギュウ
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:21:26.30 ID:VOvI0ybL0
おりょう「急にどうしたんだ?」
左衛門佐「……怖い」
おりょう「……」
左衛門佐「怖いんだ…」
左衛門佐「このままずっと犬としか見られなかったら…」
おりょう「…私がおるぜよ」
左衛門佐「でも……」グス
おりょう「言ったはずぜよ。なんとかしちゃるって」
おりょう「それに、もし戻らなくても」
おりょう「家事は任せたぜよ」ナデナデ
左衛門佐「うぅっ……おりょうぅ…っ……」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:26:48.10 ID:VOvI0ybL0
おりょう「今日は色々ありすぎて疲れたんだろう」ギュウ
左衛門佐「……おりょうの匂い」スンスン
おりょう「なっ…///」
左衛門佐「何故か落ち着く……」
おりょう「ちょ…そんな犬みたいな…」
左衛門佐「こままでいさせてくれ……安心できるから」
おりょう「……寝付くまでなら」
左衛門佐「うん……」クンクン
おりょう(これは……首輪の仕返しか?///)
おりょう(まぁ、頼られるのは悪い気はしないぜよ)
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:30:17.51 ID:VOvI0ybL0
おりょう「んんぅ~……っと…」
おりょう「朝ぜよ」
左衛門佐「…おりょう……むにゃ…」
ピンポ~ン
おりょう「誰だ…こんな早くに……?」
おりょう「はい?」ガチャ
エルヴィン「朝からすまん、おりょう」
エルヴィン「実は昨日携帯を忘れたらしくてな……」
おりょう「なるほど、上がって。探すのを手伝うぜよ」
エルヴィン「すまない」
おりょう「ぱっと見じゃ気づかなかったから、ソファーの下とか……あった」
おりょう「これか?」
エルヴィン「それだ、ありがとう」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:34:14.78 ID:VOvI0ybL0
エルヴィン「…あれ? もんのすけは?」
おりょう「それなら私のベッドに」
エルヴィン「ベッド?」
左衛門佐「すぅ……おりょ…ぅ……えへへ…」
エルヴィン「……………」
おりょう「エルヴィン?」
エルヴィン「左衛門佐……?」
おりょう「な…に……?」
エルヴィン「いや…その、なんだ///……邪魔したな」ダッ
おりょう「待て! これは誤解ぜよ!!」
左衛門佐「んっ…ぅ……おりょう……?」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:39:28.14 ID:VOvI0ybL0
おりょう「お、おはよう」
左衛門佐「……誰か来てたのか?」
おりょう「あ、ああ。エルヴィンが忘れ物を取りに」
左衛門佐「そっか……」
おりょう「その……もう戻ってたみたいぜよ」
左衛門佐「そう……なに? 本当か!?」パァ
おりょう「しかし、ちょっと問題が……」
左衛門佐「?」
おりょう「あらぬ誤解をされてしまったようぜよ」
左衛門佐「誤解……?」
左衛門佐「はっ…」ドキ
おりょう「すぐに電話して弁解を……」
左衛門佐「そ、そうだな。カエサルにも変な話が行く前に……」ワタワタ
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:45:28.52 ID:VOvI0ybL0
おりょう「そっちは頼んだぜよ」
左衛門佐「相分かった。あ、そのまえに……」スンスン
おりょう「……なにをしちゅうのだ?」
左衛門佐「いや、おりょうの匂い…やっぱり落ち着くなぁって」
左衛門佐「匂いというよりも、おりょうが隣にいるだけで安心できる」
おりょう「わ、私は麻薬か///!! 犬うんぬんは終わったぜよ」
左衛門佐「だけど……その……」ウルウル
おりょう「だ、誰も見てない時だけぜよ//」
左衛門佐「おう!」ギュウ
・
・
・
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:50:32.84 ID:VOvI0ybL0
カエサル「左衛門佐、集中していけよ」
エルヴィン「我らがあんこうチームを初撃破できるかもしれんのだ」
左衛門佐「そ、そんなにプレッシャーを掛けるな」ドキドキ
おりょう「だが、ここからではかなり難しいぜよ」
左衛門佐「うぅ~……」ドキドキ
左衛門佐「おりょう、羽織貸してくれ」
おりょう「ん? まぁいいぜよ」
左衛門佐「ありがと」パサ
カエサル「それを着るとなにかあるのか?」
エルヴィン「さあ?」
おりょう「ぁ…///」
左衛門佐「ふぅ……よしっ!」カチッ
ドンッ!
おわり
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 01:52:23.61 ID:8L5b8QtN0
面白かた乙!
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/04/10(水) 01:55:20.02 ID:qTMNfFC70
乙
他のチームもその内頼んだ
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 01:57:31.19 ID:g84Z9Yqa0
おつ
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/10(水) 02:04:17.90 ID:jYYnLaes0
今回エロ度が少なくないですか!?

Entry ⇒ 2013.04.18 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (8) | Trackbacks (0) |
優花里「サンダース高に捕まりました」

1 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:23:22.85 ID:1vU3Nj2/0
優花里「迂闊でした」
女1「堂々と質問するとかアホか」
優花里「ううっ」
女2「大洗の生徒はバカしか居ないのね」
優花里「む、失礼ですね、私はちょっとドシしましたけど、西住殿やほかにも
有能な人はいっぱい居ますよ」
女1「へぇ~そうなんだ」
女2「付いたわ、あんた達のモンキーハウスよ」ガチャ
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 22:25:07.63 ID:Y0iHewKq0
もじゃもじゃかわいい
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 22:25:18.45 ID:xRekOMbQP
秋山殿は何されても口割らないワン
6 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:26:19.32 ID:1vU3Nj2/0
典子「あ、秋山さん」
おりょう「秋山さんじゃないですか、迎えに来てくれたんですか?」
女2「これでもww」
優花里「ううっ」
10 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:29:48.14 ID:1vU3Nj2/0
営倉
優花里「で、お二人はなぜここに?」
典子「私たちは、何とかしてサンダース高の情報を集めたくて、エルヴィンさん達に
手伝ってもらったんですが、捕まってしまいました、申し訳ありません」
優花里「いえいえ、私も捕まってしまいましたから、同じですよ、謝らないで下さい」
優花里「というか、エルヴィンさん達も居るんですか?」
おりょう「一緒に潜入はしたが、見つかった後はわからない、ばらばらに逃げたあと、
順にここに集められているから、恐らく逃げ切れたと思うぜよ」
13 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:35:03.18 ID:1vU3Nj2/0
優花里「そうだと良いんですが、どっちにしてもまずいですね」
典子「どういうことですか?」
優花里「規定では、スパイ行為は認められていますが、捕まった場合、対戦校との試合が終了するまで拘束されるんです」
おりょう「そりゃまずいぜよ」
典子「どうしましょうか」
15 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:38:39.81 ID:1vU3Nj2/0
優花里「人員を振り分ければ、何とか穴埋め出来ますが、いきなり違う戦車に乗せられても……このままだと戦力が大幅に下がりますね」
おりょう「鳥居強右衛門のように交換条件をのんで、開放してもらうとか」
典子「その人、交換条件破って殺された人じゃないですか?」
優花里「ここはやっぱり、戦争映画の基本」
優花里「脱走するしかないですね」
16 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:42:40.54 ID:1vU3Nj2/0
作戦室
アリサ「暇ね」
装填手「私はそうですが、車長は作戦立案の仕事があるでしょ」
アリサ「良い案が思いつかないから暇なのよ」
砲手「スパイが入ってきたっていっても、教本通りの定石で十分勝てる相手じゃないですか」
アリサ「それじゃつまんないでしょ、連中が足りない戦力を頭でカバーしようとして、
それをさらに上回る作戦で勝つってのをやりたいのよ」
18 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:47:49.40 ID:1vU3Nj2/0
砲手「そうですか」
装填手「じゃあ、あいつらから作戦を聞き出せばいいじゃないですか」
アリサ「!!あんた使えるじゃない、それよ」
砲手「車長、隊長からはあまり刺激するなと」
アリサ「隊長たちは、今陸に行ってて居ないからチャンスよ」
アリサ「じゃあ、私が無線機をつけて、あいつらと話をしてくるから、あんたたちは
ここで聞いてなさい」ダッ
19 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:51:44.42 ID:1vU3Nj2/0
装填手「行っちゃった」
砲手「あんたが変なこと言うから」
装填手「すみません」
アリサ「そうだ」バタッ
砲手「戻ってきた」
22 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:57:12.61 ID:1vU3Nj2/0
アリサ「私まず、トイレに行くから聞かないでよね」
砲手「……無線機のスイッチを切ればいいのではないのですか」
アリサ「……そうね」バタッ
砲手「うまく作戦も聞きだせるか心配ね」
24 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 22:58:58.41 ID:1vU3Nj2/0
営倉
おりょう「脱走するといっても、どうするぜよ」
優花里「映画なら、穴を掘って逃げるところですが、船の中ですし、通風孔でもないですかね」
おりょう「探してみるか」ゴソゴソ
バタン
典子「誰か来ます」
女2「あんた達、食事よ」
26 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:01:27.74 ID:1vU3Nj2/0
優花里「どうも、ありがとうございます」
おりょう「おお、豪華な食事ぜよ」
女2「普通でしょ? どんな食生活してんの?」
おりょう「白米2合に漬物と味噌汁ぜよ」
女2「脚気になるわよ、アンタ」
28 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:03:45.69 ID:1vU3Nj2/0
優花里「うわっと」ツルッ
おりょう「熱っ、味噌汁がぁ」バタバタ
女2「何やってのんよ」
おりょう「熱っ、熱い」
優花里「すみません、何か拭くものを下さい」
女2「仕方ないわねぇ」ガチャッ
女2「ほら、これ使いなさいよ」
30 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:06:32.34 ID:1vU3Nj2/0
優花里「」
おりょう「」
典子「ごめんね」スッ
女2「え?」
31 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:09:11.98 ID:1vU3Nj2/0
女2「む~、む~」バタバタ
おりょう「申し訳ないぜよ」
優花里「脱出したら、解いてもらえるようにしますから、それまで我慢して下さい」
典子「他の見張りは居ないみたいです、行きましょう」
女2「む~」
34 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:13:03.35 ID:1vU3Nj2/0
おりょう「この状況は池田屋襲撃事件に似ている」ダダッ
優花里「」ダダダ
典子「おりょうさん静かに!」ダダッ
おりょう「……はい」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:17:19.19 ID:1vU3Nj2/0
アリサ「さぁて、どうやって、聞き出そうかな」
アリサ「相手の本音をうっかりしゃべるように誘導させるのが……」ガチャ
典子「あ」
アリサ「んぁ」
優花里「」
おりょう「」
典子「」
アリサ「」
40 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:20:33.13 ID:1vU3Nj2/0
アリサ「だっそ――」
典子「黙れ!!」ガバッ
アリサ「む~」
アリサ「む~、む~」バタバタ
典子「どうしましょうか?」
41 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:21:44.88 ID:1vU3Nj2/0
おりょう「ここに置いていってはすぐにばれるぜよ」
優花里「仕方がありません、危険ですが連れて行きましょう、いざとなったら……
人質になってもらいましょう」
アリサ「む~」
典子「静かに」
アリサ「……」
おりょう「行きましょう」
典子「ほら、歩いて」
アリサ「……」カチッ
43 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:23:58.29 ID:1vU3Nj2/0
作戦室
装填手「無線入りました」
砲手「一応録音しておこうか」
典子『こっちの通路には誰も居ません』
優花里『向こうの物陰まで移動しましょう』
装填手「何の会話でしょう?」
砲手「……まさか」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:25:47.31 ID:xRekOMbQP
たかし早く助けに来て
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:27:03.14 ID:1vU3Nj2/0
装填手「一応、全員に連絡して、通路に出ずに待機するように、下手に遭遇すると返って
厄介になる」
砲手「了解」
砲手「まったく、車長は何やってんのよ」
装填手「無線機持ってたのが不幸中の幸いですけどね」
52 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:29:58.38 ID:1vU3Nj2/0
通路
優花里「迷った、場所がわかりません」
典子「そんな」
アリサ「む~、む~」
おりょう「なにかしゃべりたいようぜよ」
優花里「……さるぐつわはずしてあげてください」
53 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:32:13.08 ID:1vU3Nj2/0
典子「大きい声出すなよ」
アリサ「上に出たいなら、そこの通路にある階段を上れば第三格納庫に出られるわよ」
優花里「それは本当ですか」
アリサ「本当よ、いつまでも捕まるよりは、協力してでも早く開放されたいわ」
作戦室
装填手「かかった、あいつら第三格納庫に向かってる」
砲手「全員、第三格納庫に集合至急!!」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:35:03.11 ID:1vU3Nj2/0
第三格納庫
女1「いたぞぉ、脱走者だぁ!!」
優花里「見つかった」
おりょう「こっちです、早く」
女3「逃げるぞ急げ」
典子「鍵かけて早く」
女1「開けろ、こらぁ」ドンドン
57 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:38:11.80 ID:1vU3Nj2/0
優花里「おかしいです、どんどん人が集まってます」
おりょう「初めからここに来るのがわかっていた見たいぜよ」
アリサ「」ニャッ
典子「おりょうさんこいつの体調べて」
おりょう「了解ぜよ」
アリサ「おい、ちび触るな」
典子「今、ちびっていったか! ちびって言ったな!!お前の方がちびだろ」
おりょう「どっちも同じぜよ、いいから早く調べるぜよ」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:43:14.40 ID:wHbg4imGO
典ちゃんかわいい
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:43:49.11 ID:0R+hYW8q0
キャプテン可愛い
61 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:45:04.79 ID:1vU3Nj2/0
典子「こいつ無線機なんか持ってる!!」
優花里「それで、逃げる手助けなんかしたんですね!!」
アリサ「ふん、引っかかったわね、もう終わりよ、観念しなさい」
おりょう「そういうわけにはいかんぜよ」
典子「私たちは絶対に、負けられないの」
62 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:47:12.81 ID:1vU3Nj2/0
アリサ「それで、この状態からどうやって逃げるつもりかしら?」
優花里「まだ方法はありますよ」
優花里「その前に、無線機貸して下さい」
アリサ「向こうの声は聞こえないわよ」
優花里「いいですよ」
66 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:53:14.04 ID:1vU3Nj2/0
作戦室
砲手「早く、集合させて、盗聴がばれた」
優花里『もしもし、聞こえてますか』
装填手「なにか言ってますよ」
優花里『私たちが逃げた部屋に、食事を持ってきてくれた人を閉じこめていますから
出してあげてください、お願いします、以上』ブチッ
砲手「無線機を壊された」
装填手「今のどういうこと?」
砲手「一応誰かに確認させましょう」
68 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:55:40.09 ID:1vU3Nj2/0
アリサ「いまのどういうこと」
優花里「営倉から逃げるときに、一人閉じ込めたんですよ」
アリサ「なんでそんなこというのかって聞いてんの」
優花里「もう脱走が、ばれてますから、縛ったままにしておくのも辛いでしょうし」
アリサ「ふん、甘っちょろい」
71 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:58:08.65 ID:1vU3Nj2/0
女1「早く突入しましょう」
装填手『待て、アリサさんが居るから慎重に、人が集まるまで待って』
女1「アリサさんだっていざというときの覚悟くらいあるはずです」
装填手『戦争じゃないんだからそんなわけないでしょ』
女1「それこそ、戦争じゃないんだから危害なんて加えませんよ」
74 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:02:20.18 ID:wxFOWwZl0
装填手『そうかも知れないけど……』
女1「もたもたしてたら……」
ドロロロ
女3「何の音」
ドカァ
女3「扉を体当たりで壊したぁ?」
女1「戦車を奪われました、あいつらが逃げます!!」
76 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:04:35.24 ID:wxFOWwZl0
装填手『すぐに追って!!』
女1「第三格納庫にある戦車はすべて壊されてます」
装填手『くそ、そこまでやるかぁ?』
砲手「私たちも、行きましょう、そこから行かせるより早いです」
装填手「そうだな」
81 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:06:34.09 ID:wxFOWwZl0
典子「せっ、狭い」
優花里「三人乗りですからね」
アリサ「ちび、胸触んな」
典子「ちびっていうなぁ!!」
アリサ「なんで、九二式重装甲車なんか乗ったのよ」
優花里「三人で動かせられますから」
84 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:09:49.99 ID:wxFOWwZl0
アリサ「ふん、こんなゴミみたいな豆戦車でうちのシャーマン相手に何しようってのよ」
優花里「これは、武装強化型の九四式37mm戦車砲をM5 37mm戦車砲に換装してますから
条件によってはいけますよ」
アリサ「あっそ、勝手にしなさい」
優花里「というより、もう開放してるんですから、降りて下さいよ」
アリサ「あんた達が、どれだけ情けなく戦うかを特等席で見てやるのよ!!」
85 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:12:13.64 ID:wxFOWwZl0
優花里「邪魔ですよ、戦車砲が使えない」
アリサ「反撃も出来ず無様に負けるが良いわ!!」
優花里「わかりましたよ、磯部さんすみませんが、車外から指揮を取ってもらえますか」
典子「わかりました」
アリサ「あんたは、キューポラから頭出ないだけでしょw」
典子「こいつ車外に縛り付けて弾除けにするのはどうかな?」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:16:16.92 ID:wxFOWwZl0
ドカッ
優花里「撃ってきましたね」
典子「秋山さん、これの装甲ってどうなってるの?」
優花里「一番厚いところで6mmしかありませんから、まともに当たったら終わりです」
優花里「小型の車体で機動性はそれなりにありますから、攻撃をかわしてください」
典子「わかりました、おりょうさん、路地左折、待ち伏せして」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:19:57.54 ID:wxFOWwZl0
M4(1)
砲手「小さすぎて当たりません、もっと接近してください」
装填手「ダメだ、路地に逃げ込んだ、待ち伏せされると厄介だ、他が回り込むまで待機する」
通信手「一番近くに居るのは、三軍のチームです」
装填手「あいつらか、心配だな」
92 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:22:54.48 ID:wxFOWwZl0
優花里「のってきませんね」
アリサ「こんなアホな罠にかかるほど、うちの学校は落ちぶれてないわよ」
典子「回り込まれる前に移動しましょう」
おりょう「どうする、このまま定期船のところまで行く?」
優花里「そうしましょうか、そこしか逃げ道はないですから」
典子「おりょうさん、このルートで定期船のところまでお願い」
おりょう「了解ぜよ」
94 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:24:47.67 ID:wxFOWwZl0
M4(1)
装填手「恐らく、あいつらはこのルートで逃げるつもりだ、三軍チームに
回りこむように伝えろ」
通信手「了解しました」
97 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:25:56.96 ID:wxFOWwZl0
典子「この長い直線を超えれば、すぐだけど……」
優花里「なんか、嫌な感じがします」
典子「私も……っ停車!!」
ドカッ
典子「回り込まれたぁ、後退」
ドカッ
典子「しまった、後ろからも来た」
99 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:27:24.93 ID:wxFOWwZl0
M4(2)
砲手3「もっと接近して下さい」
車長「よ~し、突撃、踏み潰せ」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:28:19.81 ID:wxFOWwZl0
典子「おりょうさん、右の垣根を乗り越えて、急いで!!」
おりょう「了解ぜよ」
102 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:30:13.84 ID:wxFOWwZl0
M4(2)
操縦手2「バカめ、その向こうは広場だ」
車長「撃破して、一軍入りだぁ、追え~」
104 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:31:01.59 ID:wxFOWwZl0
典子「うわっ、広場だぁ!! 遮蔽物がない!!」
優花里「おりょうさん、180度転換して下さい」
106 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:31:57.22 ID:wxFOWwZl0
M4(2)
車長2「いけぇ、踏み潰せ!!」バキバキ
砲主2「乗り越えろ~」
優花里「今だ」ガチッ
ディン
車長「あっ!!」ドカッ
バッヒッ P
108 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:35:36.78 ID:wxFOWwZl0
典子「あんなに、あっさり撃破出来た……」
優花里「車体の下の装甲は一番薄いですから」
アリサ「バカが、敵が正面に居るのに……障害物を乗り越えるなって、何度も教えたのに」
典子「追っ手が来る前に、後ろの建物の影まで後退」
M4(1)
装填手「あいつらの37mm砲は旋回出来ない、側面から広場に入る」バキバキ
装填手「建物の壁に張り付く気だな、大回りして正面から行くぞ」
109 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:40:52.13 ID:wxFOWwZl0
優花里「磯辺さんどうですか」
典子「回り込んできます」
典子「秋山さん、撃てますか?」
優花里「あの位置のじゃ撃てません!!」
アリサ「どうするのオットポール三等軍曹、砲塔は引っかからないわよ」
110 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:44:28.11 ID:wxFOWwZl0
優花里「……建物が邪魔で回り込めない……一か八かで肉薄攻撃を……
優花里「」
アリサ「……ふん」
アリサ「いま壁にしている建物は内側の通路を使えば四面あるすべての出口に出られるわ」
優花里「そうか、回り込めれる!!」
おりょう「それだぁ!!」
113 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:48:27.78 ID:wxFOWwZl0
典子「左に転換、通路に入る!!」
アリサ「通れるかどうかわからないわよ」
典子「おりょうさん頼みます」
おりょう「了解ぜよ」
114 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:52:27.28 ID:wxFOWwZl0
M4(1)
装填手「あいつらどこに行った?」キョロ
装填手「!!建物の中を通ってきた?」
典子「気づかれた、早く撃って!!」
優花里「」ガチッ
デイン
バッヒッ P
典子「やったぁ」
116 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:55:25.94 ID:wxFOWwZl0
アリサ「こっちに集まってくる前に、戦車捨てて走って逃げなさい、増援を呼んでるはずよ」
典子「わかりました」
優花里「あの、ありがとうございます」
典子「今度は試合で会おう」
アリサ「百倍にして返すから覚えておきなさい」
優花里「いいえ、そういうわけにはいきません」
おりょう「試合でも勝つぜよ」
118 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 00:59:02.03 ID:wxFOWwZl0
アリサ「あっそ、さっさと消えなさい」
優花里「ではその前に」
優花里「戦友に対して一同、礼」
アリサ「」ニャッ
優花里「それでは」ダッ
アリサ「なかなか気持ちの良い連中じゃない」
120 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 01:03:06.79 ID:wxFOWwZl0
装填手「車長、無事ですかぁ~」
砲手「あいつらは、どこに行きましたか?」
アリサ「遅いのよ、とっくに逃げたわよ」
装填手「くそっ」
アリサ「でも、あいつらはいいことを教えてくれたわ」
121 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 01:05:48.36 ID:wxFOWwZl0
アリサ「大洗との試合は無線傍受機を使うわよ」
装填手「ええっ、それは……」
アリサ「今回の戦訓よ、敵の行動がわかれば確実に勝てるわ」
アリサ「圧倒的に不利な条件でも手段を選ばず、戦う。あいつらはそれを教えてくれた」
アリサ「それを学ばないといけないわ」
おわり
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 01:06:57.10 ID:J/4eKmPM0
なんてこった
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 01:15:49.19 ID:pyO8N2XpO
乙!
131 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/10(木) 01:45:48.66 ID:wxFOWwZl0
>>36のこじつけの理由っては車長、砲手、操縦士に分けれるのと
秋山殿除いて全員が小柄ってこと。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/09(水) 23:13:13.01 ID:InkKCEKAO
>>1の好きなキャラトップ3を出しただけだろ
続けろ
36 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/01/09(水) 23:15:41.79 ID:1vU3Nj2/0
>>35
こじつけの理由もあるけどね
一番好きなのはみぽりんだけど出せなかった、次はお姉ちゃんと一緒に出す
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/10(木) 01:59:32.36 ID:pyO8N2XpO
今度は杏ちゃんも出して欲しいっす
ガルパンSS増えろ

Entry ⇒ 2013.02.13 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (5) | Trackbacks (0) |
おりょう「秋山さんは子犬のようぜよ」

1 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:16:18.46 ID:28C1QhEi0
カエサル「八九式が活躍できるようにしたい」
エルヴィン「いきなりなんです?」
カエサル「あたしらは歴女だ、そうだな」
左衛門佐「いかにも」
カエサル「しかし、戦車道では隊長殿が無双過ぎて何の役にも立っていない」
おりょう「たしかに」
4 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:22:54.57 ID:28C1QhEi0
カエサル「しかし、各部門での知識は我々は決して負けない、そこで我らの知識を結集し
八九式が大活躍できる作戦を立案し、一気に作戦参謀の座を得たい」
左衛門佐「なるほど、心得た」
エルヴィン「うむ、バレー部復活に燃える典子の手助けもしたい、協力する」
おりょう「幕末の知識が皆の役に立つときがきたぜよ、歴女の本懐ここにありぜよ」
カエサル「では、なにか作戦のある者」
5 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:24:59.13 ID:28C1QhEi0
左衛門佐「では私から、古来より圧倒的に有利な敵に対する手段として釣り野伏せがある」
カエサル「うむ」
左衛門佐「まず、八九式を擱坐を装い放置する、敵がこれに攻撃をかけてきたら、続いて
フラッグ車を囮にし我ら三突以下が陣取る位置に誘致し、これに総攻撃を――
カエサル「まて、それは八九式は何も関係ないのでは?」
左衛門佐「……いや八九式は罠にかかったことに気づいて逃げる敵を止めるという――
カエサル「八九式では下手をすると逃がすか、最悪撃破という可能性も……」
エルヴィン「保留しとこうか」
6 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:27:44.05 ID:28C1QhEi0
おりょう「次は私が」
おりょう「戊辰戦争の折り旧幕府海軍は最新鋭軍艦「開陽」を失い、新政府側には装甲艦「甲鉄」
が配備されていた」
エルヴィン「おお我らの状況に似ているな」
おりょう「そこで元フランス海軍士官候補生ニコールは、「甲鉄」に接舷攻撃で、敵艦に乗り込み
これを奪い取るという――
7 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:29:01.67 ID:28C1QhEi0
カエサル「まて、敵の車両を奪い取るというのか?」
左衛門佐「ルール的に良いのか?」
おりょう「車両を奪い取ってはいけないという規定はないのぜよ」
カエサル「例によって八九式は何も関係がないじゃないか」
おりょう「……ぜよ」
8 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:30:54.05 ID:28C1QhEi0
左衛門佐「第一、その宮古湾海戦で接舷攻撃した「回天」の突撃隊は「甲鉄」のガトリング砲
の猛攻撃でとんでもないことに……」
エルヴィン「却下だな」
左衛門佐「そろそろ、カエサル殿も何か案を出されては……」
カエサル「……戦車といえども必ず弱点があって……」
おりょう「なにか期待出来そうですな」
9 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:33:26.64 ID:28C1QhEi0
カエサル「すなわち、馬のアキレス腱を断ち切れば……」
全員 「それはチャリオットとの戦い方だ!!」
左衛門佐「だめだ、まともな考えが思いつかない」
エルヴィン「大体、なぜカエサル殿は作戦参謀になりたいんだ?」
カエサル「隊長殿はかっこいいじゃないですか、知的で勇敢でしかもそれらを鼻にかけず
全員に優しく接してくれる、もっと仲良くしたい、作戦参謀になれば
仲良く出来る」
10 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:38:33.11 ID:28C1QhEi0
エルヴィン「でも、隊長殿や秋山さんが思いついていないのに、我々ではどうにも……」
左衛門佐「話はそれるが、秋山さんはいつも隊長殿の隣にいるな」
おりょう「秋山さんは子犬のようぜよ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/26(月) 10:40:57.45 ID:PLeNKSLi0
本題か
12 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:42:56.45 ID:28C1QhEi0
エルヴィン「犬か、では秋山さんに戦車の下に隊長殿のパンツがあることを覚えさせて
条件反射で飛び込むようになったら地雷を背負わせて――
カエサル「冗談でもないわ」
左衛門佐「論外」
おりょう「しかも、それは訓練が自軍戦車でやったから、戻ってきて自爆するってオチ」
エルヴィン「」グスッ
13 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:46:17.98 ID:28C1QhEi0
カエサル「もう少しまともな考えは無いのか、欧州戦史歴女の名が廃るぞ」
エルヴィン「そりゃ、攻撃では履帯を切るとか、エンジンが故障するまで砲弾を撃ち込むとか
ペリスコープやエンジンルームや吸気口などを撃つとか体当たりするとか」
エルヴィン「防御でも、土嚢積むとか、履帯巻きつけるとか、穴に埋めるとかいろいろあります
けど」
おりょう「いっぱい出てきましたね」
左衛門佐「それもまともじゃないか」
14 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:49:23.71 ID:28C1QhEi0
エルヴィン「でも、狙って撃ってそうそう当たるものじゃないし、八九式は馬力無いから、
土嚢積むとか、履帯巻きつけても重くなって動けなくなるし、試合じゃ
穴に埋める時間も無いから隊長殿もやらないんですよ」
カエサル「なにか八九式に長所はないの?」
エルヴィン「軽量ということくらい」
左衛門佐「身軽な体を生かして忍びの様に崖を駆け上がって――
エルヴィン「登板能力が低すぎて、ほかの戦車に引っ張ってもらわないと坂を登れなかったことが」
15 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:51:44.14 ID:28C1QhEi0
左衛門佐「高松城攻めのように相手の戦車を湿地に――
おりょう「さすがにそんなとこに入らないぜよ」
カエサル「氷が張った水の上はどうだろう、榴弾で氷を破壊すけば数両一度に撃滅」
エルヴィン「冬戦争のキアンタ湖でそんな事例がありますけど、あくまで退却している
部隊への攻撃です」
16 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:53:19.58 ID:28C1QhEi0
カエサル「やっぱり八九式じゃダメなのか」
エルヴィン「でもひとつだけ、戦車を強くする方法があります」
エルヴィン「各員が機械時計のように精密に動けば戦車は強くなります」
カエサル「日ごろの訓練が重要ということか」
おりょう「機械時計のように精密にって台詞は滝沢聖峰の「蒼空の咆哮」に載ってた
やつぜよ」
エルヴィン「知ってるのか」
17 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:55:14.78 ID:28C1QhEi0
おりょう「ガンズ&ブレイズが面白くて、少し幕末もあったし」

おりょう「ガンズ&ブレイズは小学館から905円+税で発売中ぜよ」
カエサル「宣伝すんな」
左衛門佐「なにか忘れてないか?」
カエサル「何を?」
左衛門佐「今日は自主練があるということ」
全員 「あ!!」
おわり
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/26(月) 10:56:29.26 ID:d7oQWCaa0
歴女チームって自分の専門以外の歴史も網羅しててすごいマジメだよね
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:57:41.81 ID:Mq1XK+FS0
「それだ!」がない件
20 名前: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:15) [sage] 投稿日:2012/11/26(月) 10:59:02.65 ID:28C1QhEi0
ごみみたいなssでごめんね
次はもう少しまともな奴作るから。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/26(月) 11:10:17.21 ID:QaTL/C5J0
おつ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/26(月) 11:44:35.61 ID:+5dn+C2YO
ムリダナ(・x・)さんだよね…よかったね
おつ
次も期待ダナ

Entry ⇒ 2013.02.07 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (7) | Trackbacks (0) |