まほ「みほが公式試合で私が好きだと言ったらしいのだが・・・」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 15:52:48.41 ID:qdXsAWWu0
戦車は人の手によって動く機械だ。動かされるものだ。
重厚で高火力な装備をいくら兼ね備えた所で、そこに生命無き以上、轍一つ作れはしない。
戦車は、人間の魂を注いでやる必要がある。
同じように西住流には、西住まほを捧げる必要がある。
私の歩むすべての道が、西住流と言われ続ける。
過去延々と受け継がれてきたこの血によって。
真っ直ぐに、勝利のみを掴みとる。
人間の魂を削り取るように。
色々知識足りないのでご容赦を。みほまほ。百合。たぶん18禁
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 15:58:53.67 ID:qdXsAWWu0
灰色の雲から逃げるようにして、私は家路をたどっていた。
履帯と車輪の織りなす音も、湿気のせいかいつもより大人しい。
それでも、枝に止まる鳥達が我先に逃げていくには十分過ぎる。木々が一際大きく揺れた。
一雨来るのだろう。
癖で、ついきょろきょろと周りを見回してしまう。
練習試合後にキューポラからよく顔を出すようになったのはいつ頃からだっただろうか。
確か、みほと一騎打ちをした時だったか。
180度に満たない視界が憎らしい。360度全て把握できれば、こうも忙しなく首を動かすこともない。
そう言えば、昔みほが言っていたっけ。見えない所はみんながカバーしてくれるから、私はみんなが見えない所を頑張るって。
私は思わず口元が緩み、誰も見ていないのに慌てて手で隠した。
私にとって仲間とは、戦車に搭載されている履帯であり主砲でありエンジンであった。統率することで成り立つもの。
上手く付き合っていかなければ、一つの目的を成すことはできない。錆びたり壊れたりしても改修し、もう一度使えるようにする。
道具を慈しむように仲間を尊ぶ。
少しおかしいのかもしれない。
みほにとっての仲間は、彼女自身から感じられるようなもっと暖かい何か。
それが彼女の戦車道であるように。
彼女の理想の道。それに負けた時、姉として、西住流を受け継いだ者として悔しい気持ちがあった。
けれども、みほの道を真似することなどできない。その道の美しさと強さ、それを理解したからこそ、
西住流が最も離れた位置にあると実感できる。
でも、夢は見ない。私は、現実を見る。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 16:01:47.17 ID:qdXsAWWu0
時折、みほの話を学校でも耳にするようになった。
人の噂には興味などなかったが、それが妹ならば少しは真剣に耳を傾ける。
人生の中で、戦車以外に興味を持ったことなど片手で数えるほどしかない。
知識として吸収し、感情としては捨てていた。あの高校の誰々が、彼氏を作ったとか、誰々の両親が離婚したとか。
誰々が誰々を好きだとか。
みほが私を好きだとか。
ああ、頼むから間違いであって欲しい。
学校から帰ってきたみほに私はまずなんと声をかければよいのだろうか……。
「はあ……」
「まほさん?」
西住の門下生が下から心配そうに声をかけてくる。
「ああ、なんでもない」
冷静になろう。こういう時こそ、冷静に。
戦車から降りれば、嫌でも日常と感情と付き合っていかなければならない。
ならばせめて、ここにいる時くらい冷静であろう。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 16:03:57.12 ID:qdXsAWWu0
門下生を見送ってから、家の門をくぐる頃には7時を回っていた。
「お姉ちゃん」
壁際に寄り添うように立っていた影が揺り動く。
みほだった。
「みほ、久しぶり」
妹は走って来て、私の腰に手を回して抱きしめた。
嬉しそうにこちらを見上げる。
「お姉ちゃん痩せた?」
「少し。みほは少し髪伸びた?」
「うん、ちょっと伸ばしてるんだけど」
「そう……す」
好きな人でもできた、その言葉を危うく口にしてしまう所だった。
「お姉ちゃん?」
「なんでもないよ」
「お姉ちゃんってば帰って来て早々、すぐに練習に行っちゃったって聞いたから。後でたくさんお話できると思ったんだけど……」
「だけど?」
「夜はいつも、お母さんと試合の振り返りとかするかなって……思って」
みほは遠慮がちに言葉尻をすぼめていった。
「ん? みほ、知らなかったのか? 今日、明日は陸軍の士官学校の合宿に行くって話」
「え?」
「だから、今日は私とみほと、あと菊代さんだけ」
「そ、そうなんだ」
みほは軽く2度頷いた。その動揺を受け止めるように、私は少し笑った。
「だから、お互い今日はゆっくりしていこう」
「うん、そうだね」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 16:05:13.97 ID:qdXsAWWu0
生家に戻ってきて、改めてゆっくりするのもおかしな話かもしれない。
ただ、私達姉妹が、きちんと腰を落ち着けて話をする、それを母が嫌うため仕方ないのだ。
西住流に穢れをいれたくないのだと言うのだ。気持ちが分かる、そう言えてしまう私も同罪なのだろう。
母がいない今だからこそ、みほはここに戻ってこれた。それを、あえてみほに言う必要はなかった。
夕食の時は、学校で起きたたわいもない話で笑い合ったり、最近主流の戦車について語り合った。
菊代さんも、水差すと遠慮したのかすぐに引っ込んでしまった。懐かしさと安心感とに包まれてはいたが、内心はひやひやしていた。
「お姉ちゃん、大人っぽくなった。前からそうだったけど、前よりももっとかっこよくなったよね」
みほがことあるごとに、私のことを褒める。その度、軽く受け流すように意識せざる負えなかった。
喉まで出かかっている疑問に対して、一向に一歩を踏み出せないまま、時間だけは過ぎていった。
そして――、一日が終わろうとしていた。
「こんなにお姉ちゃんと喋ったのって初めてだね」
敷布団に丸まりながら、みほが顔だけを出して言った。
「そうだったか……そう言えば、喉が痛いな」
「喋りすぎて?」
「いや、みほに喋らされすぎて」
「えー、ひどいよもー」
みほは頬を少し膨らませた。
「ははッ、じゃあ電気消すぞ」
「う、うん」
カチ――暗闇の中、三つの音が私の耳を支配していた。一つは、みほがもぞもぞと身動きする音。
一つは、時計の長針が横に振れる音。そして、もう一つは私の心臓の音。
(何を、びびってるんだか……)
みほは結局何も言っては来なかった。期待、していたわけではない。
そうならないように疑問を何度も飲み込んだ。二人のために。
私は布団に入って目を閉じる。戦車に入って、まず5秒は目を閉じる。心を鎮める。
それと同じ。目の前にいるのは敵、ではない。妹だ。警戒を解く。そして寝よう。
おやすみ、と言いかけて、
「お姉ちゃん」
と遮られた。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 19:21:36.15 ID:qdXsAWWu0
「どうした? 眠れないのか?」
「うん……たくさんお話したせいかな。目が冴えちゃった」
まだ何か話したいのだろう。みほの口調からうかがえたが、私は早く寝るように促した。
「やっぱり、お姉ちゃん真面目だね」
「みほは、少しやんちゃになったな」
お互いに小さく笑い合う。
「……お姉ちゃん」
と、みほの声が少し低くなったのが分かった。
「ん?」
何事かと彼女の方を向く。背中を向けていた。
「今日は、ありがとう。この家に呼んでくれて」
ぽつりぽつり、とみほは言った。
「……なんのことだ」
「えへへ、やだな……お母さんいない日わざわざ調べてくれたんでしょ?」
「たまたま、菊代さんに聞いて、たまたま帰省しようと思っただけだ」
「……そのたまたまに私を加えてくれたのが凄く嬉しいよ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 19:51:59.14 ID:qdXsAWWu0
「そうか……」
妹に母のことをどう思っているのか聞いたことはなかった。
聞いたところで、妹ははっきりと感情を出す子ではない。
何か思う所があったとしても、きっとその小さな胸に仕舞い込んでしまうのだろう。
妹と一戦を交える前まではそう思っていた。
今はどうだろう。
試合中のみほはとても凛々しく、みなを引っ張ると聞いている。
今のみほは母の事を納得しているのだろうか。
「私ね、やっぱり家が一番落ち着くんだ……」
「そう……一人暮らしは、大変だろう」
「うん、でも家を出たからこそ分かることあるんだね。離れても、離されてもここに戻ることができるって幸せだなあって思ったよ」
「私もこうやって、みほとまた話すことができるって思ったら離れていても寂しくはないな」
「お母さんもそう思ってくれてたら嬉しいな……」
私は胸が痛くなった。これが娘の母に対する言葉であっていいものだろうか。
この状態をつくりだしてしまっている私自身にも腹が立つ。
みほには自由を手に入れて欲しかった。
けれど、やはり母子という繋がりはいつまでも妹を西住に繋いでしまう。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 20:17:09.33 ID:qdXsAWWu0
「みほ……」
「お母さんのことね……やっぱり今でもよく分からないんだ……分かりたいのにね」
みほの声は震えている。
「血は繋がっているけれど、違う人間だから。考えが分からないのは、仕方がないんだろう……だから、言葉で伝える。あの人はそれができない。不器用なんだ……と思う」
「うん、そうなのかもね……」
「みほ、周りの事はもう気にするな。お前は、お前の道を行きなさい」
冷たい金属の中で、命令ばかり出していればいずれ私もああなるのだろう。
「ふふッ、前から思ってたけど、お姉ちゃんってお父さんみたい」
「……さあ、知らないな」
「お姉ちゃんがそうやって、いつも背中を押してくれるから、私、今こうやって笑って戦車道を続けていられるんだと思う」
「……違うよ。仲間がいたから、そうだろう?」
妹の自由の翼が私だったとしたら。そうだったなら、まだみほは地べたを鶏のように走り回っていたに違いない。
私は鎖にしかなれない。みほのやり方を肯定できないのだから。
「それも大事。でも、一番はお姉ちゃん。お姉ちゃんっていう西住流がやっぱり私の基本で、支えになってるの。今もこれからも、だって私、西住まほの妹だもん」
「なんだそれ……はは」
「えへへ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 20:35:45.79 ID:qdXsAWWu0
「でも、いつまでも私にとらわれないで欲しい。みほはもう母に抑えつけられ、私の後ろを追いかけていた、小さな女の子じゃなくなったんだ」
「うん、そのつもりだよ」
みほの声は、先ほどとは打って変わってきっぱりとしたものだった。
「これからは、憧れのまほお姉ちゃんじゃなくて、強敵である西住まほ……だよね」
戦車乗りとして、悪くない答えだった。私自身も久しぶりに、胸が高鳴った。
「受けて立つ」
「次も負けないから」
「次か……残念だが次は勝たせてもらう。恨むなよ」
「恨んだりしないよ。自分の未熟さを恨むかもしれないけど、きっともっと頑張れる」
みほの言葉は私を熱くさせる。目頭に温かいものが込み上げてきた。涙だった。泣いたのは、いつぶりだろうか。悲しくて泣いた記憶は本当に小さな頃に数えるほど。
嬉しくて涙が出る、そんなこともあるようだ―――。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 20:51:46.14 ID:qdXsAWWu0
「ゥッ……ッ」
「え? お、お姉ちゃん? 泣いてるの? え、え?」
みほがむくりと起き上がった。さすが、耳がいい。
「あ、いや……こっちを向くな」
「わ……私もしかしてひどいことを? 傷つけ……?」
妹はかなり慌ててた様子で布団を剥いだ。
「何でもない、気にするな。おい、こっちに寄ってくるな」
四つん這いで心配そうな顔をして、みほが私のすぐそばまで来て、頭を垂れる。
「おお、お姉ちゃんを泣かせちゃうなんて……ど、どうしよう」
私の涙はというと、久しぶりに泣いたものだから止め方すらよく分からない。
とめどなく流れている。枯れるまでこのまま、流れるのかと思うと、少し怖い。
妹に泣いている所を見られるのはそれ以上に遺憾ともしがたい状況だが。
「ちょ、ちょっと夜風に当たってくる」
「お姉ちゃん、待って!」
私が立ち上がろうとした瞬間、みほが右腕を引っ張った。右斜め後ろに重心を傾けることになった私は、みほに覆いかぶさるように倒れこんだ。と、2秒ほどで自分の状況を悟り、目を瞑った。
ドサッ―――
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 21:09:29.55 ID:qdXsAWWu0
「ッつ……すまない、みほ。怪我はない?」
みほの顔が正面にあった。どうやら完全にみほを下敷きにしてしまったらしい。
「下、お布団だし大丈夫だよ……」
「良かった……」
「それより、お、お姉ちゃん……手、手が」
「え? 手?」
右手は布団の上、左手は――みほの胸をわし掴んでいた。
「あ、ああすまない。すぐ退ける」
「待って!」
「は?」
みほは、また力任せに私の左手を引っ張った。
「うわッ?!」
「離れないで!」
「そんなこと言われても……重くないのか」
「重くないッ」
「……何を意地になって?」
「泣いてるお姉ちゃんをあやしてあげたいの……ッ」
そう言って、みほは私の背中をぽんぽんと軽く撫でていた。
「おい、赤ん坊じゃないんだ……」
「そうだね……もう、大人だよね……なら」
みほの顔が瞬間視界いっぱいに広がった。ぺろり、とそんな擬音が聞こえた。
「み、みほ今、舌で舐め……わッ」
続けて、頬に啄むように唇を寄せる。ぞくりとして、私は身体をのけ反らせた。
「逃げちゃ……ダメ」
「そ、んな……ッやめ」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 21:30:50.36 ID:qdXsAWWu0
仲間の話していた噂を今さらながらに思い出していた―――。
『公式試合で、お姉さんのことが好きだって公言したって』
あれを鵜呑みにはしていない。ただ、だんだんみほが私を見る目が変ってきたのは分かっていた。
戦車道とは別の件で。でも、それは、シスターコンプレックスいわゆるシスコンの類で、それ以上でも
以下でもないのだと勝手に、憶測を立てていた。
私の涙は、驚きとともに引っ込んでいた。みほはというと、だんだんと大胆な行動に移っていた。
「みほ……ッ、ダメだ……ッン??!」
「チュルッ……お姉ちゃん、おいしぃ……ッチュ」
呼吸ができなくて、何事かと思った。みほが私の唇を自身のそれで塞いできたのだ。
「ゃめッ……みほッ!? そこはッ?!」
顔を背けようとした瞬間、下で耳をなぞられ力が抜けてへなへなと崩れ落ちてしまった。すぐに、みほは次の行動に移っていた。私の上に覆いかぶさるように、自分の身体を反転させた。つまり、私は、みほの下敷きとなった。
じわっと背中に浮き出た汗がべたついた。お互いに呼吸が荒い。みほにいたっては鼻息も多少荒い。
そこはかとなく満足そうにしている。
「気は確かか……?」
「確かじゃないのかも……しれない」
「なら、気は済んだか」
「う、うん。お姉ちゃんが泣くから、つい慰めないとって思って……涙、止まったんだね……良かった」
「びっくりして止まったんだ……それに、あれは嬉しくて泣いてたんだぞ。みほが、頑張れるなんて言うから……」
「そ、そうだったんだ。早とちりしちゃった……えへへ」
「退いてもらえるかな」
案外、力が強い。妹のくせに。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 21:48:24.37 ID:qdXsAWWu0
「うん……」
返事をしつつも、動く気配はない。こちらを艶っぽく見下ろしている。気が付けば、今の取っ組み合いで
私の寝巻のボタンが外れて胸が半分露わになっていた。
「みほ……」
「……お姉ちゃんがすごくエッチな顔と格好して、私の下敷きになってる……」
「言葉にして説明しなくていいから……」
「だって、いつも凛として表情も崩さないし、全国の戦車道の頂点で……そんなお姉ちゃんが乱れてるんだよ?」
「紛らわしい言い方をするな……」
「顔こっち向けて?」
みほが駄々をこねるように、私の頬をなでる。びくりとして、私の背中にしびれが走る。
「ッ……」
「か……かわいいお姉ちゃん……」
もぞりと、下腹部に生暖かい感触。みほの指の腹だった。しっとりと吸い付くような感触で、上に上に移動してくる。
「……ッ何して……んァッ」
胸の突起の部分を急に抓られ、思わず悲鳴をあげる。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 21:58:51.48 ID:qdXsAWWu0
一瞬息が止まるような痛み、追いかけるように下腹部をしめつけるような快感が押し寄せる。
「お姉ちゃんの良いとこスイッチ一つ発見……えへへ」
「ッふ……ッみほ、これ以上は」
「これ以上は……しないよぉ……後はお姉ちゃんに任せる」
「なッ……」
「私がさっきやったことを、もう一度私にしてくれるなら、私は西住みほでいるよ」
「どういうことだ……」
「でも、してくれないなら、私はちゃんと覚悟を決めるよ。ここまでのことをしちゃったからにはね……」
「何を言っているんだ……?」
「私、西住とはきっぱりと縁を切るよ。……実はね、養子に来ないかって言われてるんだ」
そう言って、みほは少し目を細めて笑った。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 22:10:03.01 ID:qdXsAWWu0
「冗談じゃ……ないんだな」
みほがこんな大きな冗談を言えるわけがない。みほはいつだって本気だった。
それを私がしっかりと受け止めてあげたことはあっただろうか。
「うん」
「それを、私に決めさせるのか……」
「恨んでくれて構わないよ」
急に戦車に乗りたくなった。みほが何かあるたび、あの中にいる気持ちが今やっとわかった。
大きな選択に迫られた時、答えを出すのは自分だけだからだ。だから、みほは一人であそこで答えが生まれるのを待っていたのだ。あの冷たい金属が、まるで胎盤のような居心地だったのかもしれない。
母の愛を感じていたのかもしれない。
「仲間の人には伝えてあるのか」
「……うん、全部話してる」
みほは覚悟を決めていた。
「考える時間はくれないのか?」
「うん、ごめんね。お姉ちゃん……でも、きっとお姉ちゃんはすぐに答えてくれると思ったから」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 22:19:20.00 ID:qdXsAWWu0
みほがこうやって、まだ西住に未練を残してくれているのは、思い上がりかもしれないが私がいるからなのだろう。
最後の最後、かけに出た。自分が西住に必要なのかなのではなく、自分は西住を必要なのか。
「ああ、みほ……お前の本当に欲しい答えが分かった」
「そっか……嬉しいな」
「そうそう……公式試合で私が好きだって言ったらしいな」
「あ、うん……ごめんね。つい……」
「私もみほが大好きだよ……」
「うん……ありがとう」
「私が支えになっていたって言ってくれて嬉しかった」
「ううん……」
「泣かないで、みほ」
私は抱きしめることはしなかった。ただただ、流れ落ちるみほの涙を私の頬や鼻や唇で受け止めるだけだった。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 22:29:06.28 ID:qdXsAWWu0
―――その後、何ヵ月か経って、西住みほは、その姓を改めた。
彼女は彼女自身にその身を捧げることを決意したのだ。
私は自分の半身を手放すことになった。
痛みと後悔が残った。
私は、夢を見なかった。ただ、現実を見ようとした。
みほの名をもう一度呼ぶ時。
その時、私は彼女に何を言えばいいだろうか。
あの日、泣きながら帰ったあの子に、もう一度かける言葉は―――。
終わり
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/10/10(木) 22:29:49.21 ID:qdXsAWWu0
こんな短いのに付き合って頂いて、ありがとうございます。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/10(木) 23:37:28.48 ID:dHUhDEUZ0
乙でした。みほまほの中でも特にシリアスで面白かった。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/10/11(金) 06:21:54.77 ID:QG8TyNV30
本番はないのか…
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Entry ⇒ 2014.07.20 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (1) |
みほ「オナニーしようかな……」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/22(木) 21:47:01.93 ID:VwIi46NI0
みほ「黒森峰も十連覇出来て、今は練習お休み、相部屋のお姉ちゃんも出かけてて暇だな」
みほ「オナニーしようかな……」
みほ(ちょっと、下着の上からあそこ触るだけ)サワッ
みほ「んっ」ビクッ
みほ(だめだ、我慢できなくなってきた)
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/22(木) 21:47:59.38 ID:VWPh0wv80
西住殿ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/22(木) 21:48:04.30 ID:Oyn7pNPMT
相撲部屋に見えた
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:48:43.18 ID:VwIi46NI0
みほ「……んっ、ふっ……くっ」スリスリ
みほ「下着汚れちゃった……穿いてても気持ち悪いから脱ご」
みほ「はぁぁっ、んっふっ」クチャクチャ
みほ「そろそろ、指を入れて」ヌプッ
みほ「んんんっ」ビクン
みほ「お姉ちゃんのベット良い匂い……」スーハスーハ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:51:57.62 ID:VwIi46NI0
エリカ「失礼します、隊長ちょっと――
みほ「お姉ちゃん、良いよぉ……気持ち良い、もっと触ってぇぇぇ」
エリカ「」
みほ「あ……」ビクッ
エリカ「……なにしてるんですか?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:54:19.73 ID:VwIi46NI0
みほ「あの、えっと///」
エリカ「隊長の部屋で何してるんですか!!」
みほ「ええ?ここ私の部屋でもあるし……」
エリカ「それに、隊長をオカズにして……」
みほ「……なんで怒ってるんですか?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:57:54.69 ID:VwIi46NI0
エリカ「……いいわ、手伝ってあげる」
みほ「手伝うって?」
エリカ「どうせ、このまま終われないでしょ、隊長を汚されるくらいなら――ガハッ
みほ「ひやっ、逸見さん?」
エリカ「私が気持ちよくしてあげるって言ってんのよ!!」サワッ
みほ「ちょっ、やめて」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:00:14.78 ID:VwIi46NI0
エリカ「やめて?、こんなに濡れてるじゃない!!」ニチャ
みほ「それは、自分でしてたか――んっ……」
エリカ「でも気持ちいいんでしょ!!」
みほ「んんっ、ふっ、たす、お…ねえ……ちゃん、お姉ちゃん、助けて」
エリカ「!!、気持ちいいことだけ考えてなさいよ!!」クチュクチュ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:03:10.09 ID:VwIi46NI0
みほ「ふっ、んんっ、あっ」
エリカ「良い声、出してきたわね」ドキドキ
エリカ「ねえ、私も気持ちよくしてよ」ヌギ
みほ「ええ?」
エリカ「おっぱい触ってよ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:05:55.91 ID:VwIi46NI0
みほ「ううっ」サワッ
エリカ「ふざけてるの?」
みほ「……」モミモミ
エリカ「はっ、んっ、上手じゃない、気持ち良いわよ」
みほ「もう止めようよ」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:09:12.03 ID:VwIi46NI0
エリカ「まだ、あなたがイッて無いでしょ」クチュクチュ
まほ「みほ?、誰か居るのか」ガチャ
エリカ「」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:12:42.78 ID:VwIi46NI0
まほ「……なにをしている?」
エリカ「あの、そのこれは――
まほ「みほから離れなさい!!」
エリカ「はい」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:14:47.31 ID:VwIi46NI0
まほ「みほ、大丈夫?」
みほ「うん」
まほ「シャワー浴びてきなさい」
みほ「……うん」
まほ「なんでみほをレイプした?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:16:42.76 ID:VwIi46NI0
エリカ「……」
まほ「黙るな、答えろ!!」
エリカ「ごめんなさい」ガクガク
まほ「理由を聞いているんだが」
エリカ「……副隊長が……隊長の部屋なのに……オナニーしていたので」ガチガチ
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:20:28.63 ID:VwIi46NI0
まほ「みほとは合部屋なんだ、それに、それとお前がなんの関係がある!!」
エリカ「……わたしが……ちょう……す……だから…です」
まほ「聞こえない!!」
エリカ「私が隊長のこと好きだからです!!」
まほ「なに?」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/22(木) 22:22:50.02 ID:1Co1Du/sT
どうなるのか
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:23:43.52 ID:VwIi46NI0
エリカ「なのに、副隊長はいっつも隊長のそばにいて、隊長の部屋でオナニーなんかして
隊長のこと汚したから……私が――」
まほ「わかった、もういい、少し待ってろ」
エリカ「あの……わたし服を着ても――
まほ「自分で脱いだんじゃないのか?」
エリカ「……」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:27:00.76 ID:VwIi46NI0
まほ「みほ、落ち着いた?」
みほ「うん」
まほ「こっちに来て」
みほ「うん」トトト
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:28:48.34 ID:VwIi46NI0
まほ「エリカは私のことが好きで、みほに嫉妬してあんなことしたそうだ」
みほ「そう……なんだ……」
まほ「だから――んっ……」
みほ「んんっ…ちゅっ、ちゅ」
エリカ「」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:32:55.26 ID:VwIi46NI0
まほ「んっ、ん、ちゅっ、ちっゅ」
みほ「んんっ……ちゅっ、ぱっぁ、お姉ちゃん、逸見さんが見てるよ……」
まほ「見せ付けてるのよ」
エリカ「えっ――あの?」
まほ「悪いけど、みほとはこういう関係だから」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:35:19.97 ID:VwIi46NI0
エリカ「嘘」
まほ「嘘でこんなことしないわ、んっ……ちゅっ」
みほ「んんっ……お姉ちゃ――」
エリカ(ああ、隊長が、副隊長と恋人つなぎしながら、ぺロチューしてる)
エリカ「嘘……嘘……」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:38:54.94 ID:VwIi46NI0
まほ「目を逸らすな!!」
エリカ「……はい」(涙声)
まほ「泣き声を出すなよ、気が散る」
エリカ「は……い」(震え声)
まほ「もう濡れているな」クチュ
みほ「お姉ちゃんに触ってもらってるから」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:41:33.25 ID:VwIi46NI0
まほ「そうか、もっと触ってあげる」トサッ
みほ「はっ……んんっ、ちゅっ」クチュクチュ
まほ「みほはキスしながら、指を入れられるのが好きなんだな」
みほ「んんっ、好き……お姉ちゃんのよだれ……もっと……」
まほ「じゅぼっ、ちゅっ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:44:42.28 ID:VwIi46NI0
みほ「ぢゅっっ、ちゅっ、こく、こくん」
まほ「アイツに汚されたところ、全部きれいにしてあげる」
みほ「うん、きれいにして」
まほ「任せろ、首筋から……ツー、ちゅっ、ぺろ……ぺろ」
まほ「あそこもきれいに……ちゅっ、ちっゅ、くちゅ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:51:50.47 ID:VwIi46NI0
みほ「んっ、ふっぅぅ、くっ……はぁぁっ」
まほ「おつゆドンドン出てくる、気持ち良い?」
みほ「うん、ねえ……お姉ちゃんのも気持ちよくしたい」
まほ「わかった、なめあいっこしよう」
みほ「お豆の皮剥くね」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:56:04.71 ID:VwIi46NI0
まほ「ぺろっ、ぺろっ……ちゅぅぅぅ」
みほ「んっ、ふっっ……ちゅっ、ちゅぅぅ」
みほ「もう…イキそう…っ」
まほ「そうか、私もっ…だ…最後はこすり合わせようか」
みほ「うん」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 22:59:10.43 ID:VwIi46NI0
まほ「ハアハア」クチャクチュ
みほ「んんっ、はあっ、んぁぁ」クチュクチュ
まほ「いく、イクよっ」
みほ「うん、一緒……いっしよに」
まほ「んぁぁぁぁ」ビクビク
みほ「ふぁぁぁっ」ビクビク
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:02:51.64 ID:VwIi46NI0
まほ「一緒にイケたな」ハアハア
みほ「気持ちよかったよ」ハアハア
みほ「ちゅっ……ちゅ…」
まほ「ちゅっ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:06:38.90 ID:VwIi46NI0
エリカ「もう終わりましたか……」グス
まほ「ああ、居たんだったな」
まほ「ま、こういうことだから、エリカの気持ちには応えられない」
エリカ「ヒック、ヒック」ポロポロ
まほ「というより、二度と顔も見たくないくらいだがな」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:08:08.30 ID:VwIi46NI0
エリカ「グス」
エリカ「ごめんなさい、副隊長ごめんなさい、たいちょうごめんなさい」ボロボロ
みほ「もう許してあげようよ」
まほ「なに言ってる、こいつはみほを――」
みほ「ちょっと驚いただけだよ、こんなにしたら、かわいそうだよ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:10:49.55 ID:VwIi46NI0
まほ「でも」
みほ「ね、逸見さん、もう泣き止んで」
エリカ「なんで……あんなこと……したのに優しいんですか?」
みほ「私も、ずっとお姉ちゃんのこと好きだったから、気持ちわかるし」
みほ「だから――お姉ちゃんに気持ちよくしてもらお」ガバッ
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:13:08.07 ID:VwIi46NI0
エリカ「え?、ちょっどこ、さわっって……ひゃっ」
みほ「ほら、お姉ちゃん逸見さんのここ、こんなになっててかわいそうだよ」ネトォ
まほ「寝取られ属性でもあるのか?」
エリカ「ち、ちが――」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:20:11.12 ID:VwIi46NI0
まほ「私は、お仕置きのつもりでするからな、みほディルド出して」
みほ「うん」ゴソゴソ
エリカ「それ、何ですか」
みほ「男の子のおちんちんの模型みたいな奴かな、二つ頭があるから、挿入れる人も
挿入られる人も気持ちいいんだよ!!」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:24:41.77 ID:VwIi46NI0
まほ「エリカ、四つんばいになってお尻をこっちに向けろ」
エリカ「……はい」
まほ「それじゃ、挿入れるぞ」ズブッ
エリカ「ひぐぅぅぅ」
みほ「ああ、そんないきなり挿入れたら痛いよ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:27:59.27 ID:VwIi46NI0
まほ「そうか、すんなり挿入ってしまったぞ?」ズブズブ
エリカ「はっ……ああっ」
まほ「エリカ、初めての相手が私でうれしいか?」
エリカ「はい!!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:30:41.29 ID:VwIi46NI0
まほ「喜ばせるためにしてるんじゃない!!」尻)ペシッ
エリカ「んはぁぁっ」ビクン
まほ「叩かれても喜ぶのかお前は!!」
みほ「痛くしたら、可哀想だよ」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:33:13.95 ID:VwIi46NI0
まほ「いや、喜んでいる」
みほ「そんなこと無いよね、優しくされたほうがいいよね、胸いじってあげる」フニフニ
エリカ「んんっ」
みほ「あ、乳首尖ってる」コリコリ
まほ「ほらみろ、喜んでる」
エリカ「はっ、はっ……はあぁぁっ」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:36:29.25 ID:VwIi46NI0
まほ「こら、私にばかり動かせてないで、腰を振れ」尻)ペシッ
エリカ「は……い、んんっっ」フリフリ
まほ「んっ、悪くないぞ、こうしてもらいたくて練習してたんじゃないのか?」
エリカ「そんなことしてません」
まほ「どうだかな」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:39:48.76 ID:VwIi46NI0
みほ「おっぱい舐めるよ」ペロッ
まほ「舐めにくくないか? エリカ起きろ」グイッ
エリカ「へっ、ふあっ」←背面座位
みほ「ちゅっ、ぺろっ……ん…やっぱり逸見さんのおっぱいおっきい」イイナ
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:41:50.18 ID:VwIi46NI0
まほ「みほも十分大きいぞ」
みほ「お姉ちゃんはもっと大きいし」
まほ「私はみほのおっぱいが好きだぞ」
みほ「えへへっ、さて逸見さんの下のほうは……あ」
みほ「繋がってるとこ丸見え」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/22(木) 23:44:29.67 ID:8jF0Hzsp0
なるほど
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:44:47.50 ID:VwIi46NI0
エリカ「見ないで!!」
みほ「やっぱり血が出てる、痛そう。舐めてあげるね」ペロッ
エリカ「ひっ、んんっ」
みほ「逸見さん、気持ち良い?」ペロペロ
エリカ「き、気持ち良いです」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:47:05.22 ID:VwIi46NI0
まほ「みほ……私にもして、嫉妬する」
みほ「わかった」チクビコリコリ
まほ「んぁぁっ」ビクッ
みほ「ほら、動いてあげないと」
まほ「うん」カクカク
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:50:54.83 ID:VwIi46NI0
みほ「お姉ちゃん、もうイキそう?」
まほ「ああ」
みほ「逸見さんは?」
エリカ「はっ……はっ…はっ」
みほ「もうイキそうだね、お姉ちゃん体位変えてあげて」
まほ「?」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:54:15.97 ID:VwIi46NI0
みほ「最後は、向かい合って……対面座位でしてあげて」
まほ「わかった、ほらエリカ、こっち向いて」
エリカ(隊長の顔が、唇が目の前に!!)
エリカ「ちゅっ」
まほ「んんっ……ぷぁ」
まほ「こら、誰がキスしていいって言った!!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 23:57:30.37 ID:VwIi46NI0
エリカ「でもぉ、でもぉ」
みほ「許す」
まほ「わかった、しかたがないな」
エリカ「たいちょぉぉ、しゅきです、だいしゅきぃ」
エリカ「イク、イクぅぅぅぅ」ビクビク
まほ「くっ……んんんっっっ」ビクビク
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:00:56.86 ID:2G7FwSH50
みほ「一緒にイケたんだ良かったね」
エリカ「あ……ん…かはっ」ハアハア
みほ「お姉ちゃんはどうだった?」
まほ「まあ、悪くなかったぞ」
みほ「逸見さん、気持ちよかったって」
エリカ「う、うれしいですハアハア」グッタリ
まほ「別にそこまで――
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:05:44.85 ID:2G7FwSH50
みほ「お姉ちゃんディルド貸して」
まほ「ああ」
みほ「次は私だからね」ヌププ←装着
エリカ「え、ちょっ、待っ」
みほ「待てない」ズプッ←挿入
エリカ「んああっ!!」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:09:58.43 ID:2G7FwSH50
みほ「痛くないよね、大丈夫?」
エリカ「痛くは無いですけ――んんんっ」
みほ「じゃ、続けるよ」
まほ「私は風呂に入ってくる」
みほ「入ってらっしゃい」パンパン
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:12:02.58 ID:2G7FwSH50
エリカ「んっ……ちゅっ、ぺろ、ぺろ」
まほ「なんだ、まだしてるのか」
みほ「ううん、きれいにしてもらってるだけ」
まほ「それにしても……まるでバター犬だな」
エリカ「んぱっ、わたしそんな――
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:16:43.94 ID:2G7FwSH50
みほ「逸見さん、口」
エリカ「はっ、はい、ぺろぺろ」
みほ「うん、良い子だね」ナデナデ
まほ「……!」
まほ「みほ、ちょっと」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:19:13.24 ID:2G7FwSH50
みほ「なに、お姉ちゃん?」
まほ「――」ボソボソ
みほ「逸見さんが決めたら良いんじゃない?」
エリカ「?」
みほ「逸見さん、もう止めていいよ」
エリカ「はい」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:21:16.54 ID:2G7FwSH50
まほ「エリカ、質問だが、私のことまだ好きか?」
エリカ「はい、大好きです!!」
まほ「そうか、しかし私は、みほのことが好きだ、これは絶対に変わらない」
エリカ「……」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/23(金) 00:24:20.27 ID:2G7FwSH50
まほ「でも私も鬼じゃない、一つ提案がある、私たちのペットにならないか?」
エリカ「ペット?」
まほ「そうだ、それも別に首輪つけて、裸でいろとか、外に出さないとかはするつもりは無い」
まほ「人間として、飼ってあげる、外出したければしても良い」
まほ「どうする、ずっと私のそばに居させてあげるけど」
エリカ「なります!!、ペットでも何でもなりますからそばに居させてください」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:27:20.17 ID:2G7FwSH50
しばらく後
みほ「ごはん出来たよ、ごはんにしよう」
まほ「いつも、作ってもらって悪いな」
みほ「ううん、お姉ちゃんに私の作ったご飯食べてほしいし」
まほ「私だって、みほに私のご飯食べてほしいんだぞ」
みほ「じゃあ、今度作ってもらおうかな」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:30:28.97 ID:2G7FwSH50
まほ「まかせて」
みほ「うふふ」
まほ「じゃあ、食べようか、いただきます」
みほ「美味しい?」
まほ「うん、いつも通り美味しいよ」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:33:20.98 ID:2G7FwSH50
みほ「よかった、逸見さんもあ~んして」
エリカ「あ~ん」
みほ「おいしい?」
エリカ「はい」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:36:45.86 ID:2G7FwSH50
まほ「次はどれが良い」
エリカ「じゃあ、これがいいです」
まほ「はい、あ~ん」
エリカ「あ~ん」
みほ「ご飯食べ終わったらお風呂入ろうね」
エリカ「はい」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:40:59.41 ID:2G7FwSH50
お風呂
みほ「はい、わきの下洗うからバンザイして」ゴシゴシ
エリカ「」バンザイ
まほ「頭は私が洗ってあげよう」
エリカ「本当ですか、やったぁ」
みほ「む、逸見さんは私にはなついてくれないの?」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:43:02.48 ID:2G7FwSH50
エリカ「え、その副隊長も好きですけど……」
みほ「仕方ないよね、お姉ちゃんのこと大好きなんだもんね」
エリカ「え、あの、その……ごめんなさい」オロオロ
まほ「ふふっ、みほ、あまりエリカをいじめるな」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:44:29.10 ID:2G7FwSH50
みほ「えへへっ、冗談だよ逸見さん」
まほ「エリカは今幸せか?」
エリカ「はい、私最高に幸せです」
おしまい
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:47:11.97 ID:2G7FwSH50
西住姉妹のペットになったエリカは、可愛い服着せられたり、肌のお手入れ
してもらったり、無駄毛処理してもらったり、歯磨きしてもらったりと
幸せなペット生活を送るんだよ。
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:50:42.65 ID:2G7FwSH50
んでもって、お姉ちゃんのこと大好きで寂しがりやだから、
お姉ちゃんが国際強化選手でしばらく家に居ないことが寂しいからみぽりん
の布団の中にもぐりこんできたりするよ。
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:52:32.10 ID:2G7FwSH50
みぽりんもお姉ちゃんのこと大好きだから、お姉ちゃんのどこが好きかとか
告白しあいながらオナニーの見せ合いっこもしたりすると思うよ。
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:56:06.29 ID:2G7FwSH50
エリカは出来たペットだから、時々自宅に戻って西住姉妹を二人っきりに
してあげることも忘れない。
そのときの西住姉妹は濃厚なエッチをするに違いない。
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 01:00:41.70 ID:2G7FwSH50
西住姉妹もまれにケンカすることがあって、そのときエリカはオロオロして
泣き出すんだろうな。
と色々妄想を詰め込んだ続編を書いてるけど、投下は未定
要望があったら聞く
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/23(金) 00:44:52.17 ID:JJDHRxFV0
乙
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/23(金) 00:45:56.18 ID:7n9MXa4q0
おつ
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/23(金) 00:46:57.13 ID:4qvSZkgJT
乙、また頼む

Entry ⇒ 2014.06.21 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (5) |
【ガルパン】みほ「デートに誘われたから安価、始めますww」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 00:10:50.56 ID:IBjBwO8a0
みほ「デートwwにwwさwwそwwわwwれwwた」※西住みほです
~~
まほ「そ、そのみほ今度の日曜日にdみほ「おkwwwwおkwwwwデートねwwww了解了解ww」
~~~
みほ「場所は>>2らしいwwwwwwwwww」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 00:13:11.44 ID:FnqcjauPO
コルコバードの丘
コルコバードの丘
ブラジルのリオデジャネイロにある標高710メートルの丘である。
~wiki引用~
※遅いかもしれませんがキャラ崩壊ありです【管理人】
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 00:24:39.20 ID:IBjBwO8a0
みほ「ブフォwwwwww遠すぎwwwwワロリンティウスwwww」
みほ「ちょいまちwwwwww」ポチポチ
みほ「あ、もしもしお姉ちゃん?てめえふざけんじゃねえよ、ぶっ飛ばすぞ。やっぱ行くのやめるわwwww
まほ「ご、ごめんみほ・・・な、なら>>4とかはどう?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 00:27:07.79 ID:FnqcjauPO
ダメなのか……
鳥取砂丘
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 00:36:43.27 ID:IBjBwO8a0
まほ「な、なら鳥取砂丘とかなら・・・」
みほ「・・・わかったよお姉ちゃん、乱暴なこと言ってごめんね。」
まほ「み、みほ、いや私の方こそ、あんなことを・・・」パアァァァァ
まほ「じゃあ明日の・・・みほ「明日の九時に集合ね!」
まほ「うん・・・」
みほ「じゃあね、お姉ちゃん」
ピッ
みほ「とはいったもののあそこまで行くのはちょっとな~」
>>7
・・・1、いかない
・・・2、いく
・・・3、その他
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 00:38:24.25 ID:/2OE9zI+o
3どうしても無理だから大洗に来るように連絡し直す
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 00:53:57.81 ID:IBjBwO8a0
みほ「やっぱり遠いよね・・・」ピッピッ
みほ「あ、もしもしお姉ちゃん?wwwwわたしwwwwわたしww」
まほ「西住だg・・・みほじゃないか!どうした困ったことでもあったか!?」
みほ「うん・・・明日のことなんだけど・・・ww」
まほ「え・・・いけないの・・・?」シュン
みほ「ううんちがうの、お姉ちゃんは今私が住んでる大洗にきたことないよね?だからお姉ちゃんにも見て欲しいの!」
まほ「みほ・・・そこまでわたしのこtみほ「そんなのはいいから行くの?行かないの?」
まほ「もちろん行くわ!なにがあっても!!」
みほ「じゃあ明日ね!」
プッ・・・ツ―・・・ツ―
みほ「ちょろすぎwwwwワロタ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 01:04:58.15 ID:IBjBwO8a0
当日
みほ(集合場所に着きましたww)
まほ「」キョロキョロ
みほ(お姉ちゃんはこちらを探しているようです)
まほ「・・・」キョロキョロ
まほ「・・・・・・」キョロキョロ
まほ「みほぉ・・・」
みほ「>>11」
1、普通に行く
2、しばらく観察
3、その他
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 01:07:32.34 ID:DGCLSuy7o
2
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 01:23:18.12 ID:IBjBwO8a0
みほ(ちょっと遠いかなぁ・・・・・そうだ)
~~~~
ミホ「ウイィ~~wwwwwwウェ~wwwwHey,嬢ちゃんww!チョリ~~~!!」←物凄くチャライ格好
まほ「こ、こんにちは・・・」
ミホ「チョ~~~~リィィ~~~~!!」クチャクチャ
まほ「ちょ、チョリィ・・・///」
ミホ(とりあえず柱に背を預けて)
まほ「・・・」ガサゴソ・・・チラッ
まほ「あと十分・・・」
みほ(そうだ>>15をしよう)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 01:26:13.76 ID:6DaHMOPho
游びに誘う
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 01:35:43.76 ID:IBjBwO8a0
ミホ「ウェイ嬢ちゃんww彼氏でも待ってんの?wwww健気だね~wwwwww」
ミホ「相手待たせる奴なんか捨てて俺っちの女になっちまえよww」グイグイ
まほ「ちょ、やめて下さい!」
まほ(変なのに絡まれた・・・>>21する)
>>21
1、殴る
2、逃げる
3、その他
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 02:18:25.45 ID:tTZlDHu+0
CQCでハメる
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 18:42:19.09 ID:IBjBwO8a0
~~
まほ「・・・」サッ グイッ
みほ「いたたた」
みほ「ちょっいたあたた、・・・」(やばす)
みほ「あっ戦車道で優勝した子だ!」
まほ「!!」
みほ「」ダッ
まほ「┌(┌ ^o^)┐ミホォ…」
~~トイレ~~
みほ「ふう・・・あぶなかった」
ピロリロリ~ン←メール音
まほ『もうすぐつくよ。みほは?』
みほ「うわ~wwww健気だなぁお姉ちゃんwwww」
みほ「いじめがいがありすぎwwwwクソワロリンwwww」
みほ「とりあえず件名は>>23で内容は>>24・・・と」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 19:34:11.83 ID:CqBGszF2o
もう近くにいるよー
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 19:38:58.10 ID:FeC1uRaD0
オマエノウシロ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 23:16:54.41 ID:IBjBwO8a0
ピロリロリロリ~ン
まほ「えっ!」
まほ「みほぉ!」バッ!
まほ「・・・・」
まほ「・・・・・・・・・」
まほ「・・・・・・・・・・・・・・・・またか」
~~
みほ「返信かえってこねぇwwwwやりすぎたか?wwwwww」
みほ「まぁ今回で3回目だし当然ッちゃあ当然だなwwwwww」
キ―・・・バタン
「うう・・・みほぉ・・・」
みほ(誰か来た?)
「ヒック・・・ヒック・・・みほぉ・・・」
みほ(泣wwwwいwwwwとwwwwるwwww)
「みほぉ・・・・みほぉ・・・」
みほ(うるせぇwwww)
ガァン!!←隣のドアをたたく
「すみません・・・ひっく」
みほ(暇だしなんかするわwwwwww)
>>27
1、まほの便所へ突撃
2、そのままでる
3、その他
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 23:21:42.61 ID:fdwWgY8Mo
3そろそろドア越しに呼ぶ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/29(土) 23:45:37.28 ID:IBjBwO8a0
みほ「おねえちゃーんwwwwwwwwwwwwww」
まほ「んん・・・あっ・・・」クチュクチュ
みほ「気付かねえwwww」
まほ「んあ・・みほ、みほぉ・・っ・・」
>>29
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/29(土) 23:46:09.90 ID:1fIWw6bDo
お姉ちゃん開けてートントン
一緒に遊んでよー
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 00:13:38.87 ID:vFdnu9Y/0
みほ「お姉ちゃん開けてー」トントン
まほ「えっ」
みほ「一緒に遊んでよー 」
まほ「え、直ぐ開けます!」
まほ「・・・みほ?って・・・わ///」ッ~
みほ「・・・なにしてたの?お姉ちゃん」
まほ「・・・その・・・だから//」
ジリリリリ、ジリリり
みほ「あ、田尻からだ」
みほ「そんなのはどうででもいいの。お姉ちゃん、こんなことしてたんじゃないの」ピトッ←振動する携帯
まほ「んあっ///」
みほ「そんなねばねばしたの垂らしちゃってさ」
>>32自由安価
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/30(日) 00:14:59.77 ID:oy0bS0NTo
みほの指をしゃぶらせる
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 00:41:12.46 ID:vFdnu9Y/0
みほ「お姉ちゃん、ハイ、コレ」スッ
まほ「え・・・?」
指を突っ込む
まほ「は・・・んっ・・・はむっ・・・」
みほ「わかってるね、お姉ちゃん」
まほ「ハァハァ・・みほぉ・・・・ん」
みほ「くすぐったいよ」
みほ(次は>>34しようかな)
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/06/30(日) 01:51:39.81 ID:2nEXMKRRo
アヘ顏ダブルピース
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/06/30(日) 15:42:43.67 ID:vFdnu9Y/0
まほ「はぁ・・・はぁ・・」
スポッ
まほ「え・・・」
みほ「はい、おしまい。うわーすごい糸引いてるよ」
みほ「じゃあ私は秋山さんと約束があるから」
まほ「みほ・・・うそ・・・だよね?」
みほ「ううん、本当。秋山さん喘ぎ声、すごくいいんだよね」
まほ「そんなぁ・・・みほぉ」ウルウル
みほ「泣いたって何も解決しないよ?」
まほ「・・・お願い・・・」ギュッ
みほ「私は構わないけど秋山さんがまってるからな~」^^;
まほ「グスッ・・・・なんでもするから・・・」
みほ「ん?」
まほ「え?」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/01(月) 23:46:43.32 ID:H0+Yo0p60
みほ「今何でもするって言ったよね?」
まほ「・・・」
みほ「じゃあやってもらおうかな」
みほ「アへ顔ダブルピース」
まほ「え」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/01(月) 23:56:46.31 ID:H0+Yo0p60
みほ「やってくれるんでしょ?ww」
まほ「さすがに・・・」
みほ「へえ・・・」^^
みほ「沙織さんなら喜んでやってくれるんだけどなぁ・・・」
まほ「他の子にもそんなことをしてるの・・・?」
みほ「悪い?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/02(火) 00:14:18.62 ID:AWJqBqnp0
みほ「それとも嫉妬?」
まほ「・・・」
みほ「・・・・・」
まほ「・・・・・・・・」コクリ
みほ「・・・へ~~~」
みほ「でもさ、私はお姉ちゃんが誰とこんなことしてようと別にどうでもいいんだよね」
まほ「・・う、ううっ、ぐすっ・・・」ジワァッ
みほ「あー泣いちゃったかぁ」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/02(火) 00:40:36.09 ID:AWJqBqnp0
みほ(さすがにやりすぎたかな)
まほ「みほは・ヒック・・私の「お姉ちゃん
まほ「・・・?」
みほ「私はね、お姉ちゃんのこと嫌いじゃないよ。」
まほ「え・・・」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/02(火) 00:50:51.85 ID:AWJqBqnp0
まほ「本当・・・?」
みほ「本当だよ。ごめんね、いじわるしちゃって」
まほ「みほぉ・・・・」パアアァァ
まほ「みほ・エグッ・・私もみほが一番好きだよ・・ヒック・」
みほ(私はお姉ちゃんのこと一番好きとはいってないんだけどなぁ)
みほ(でも・・・)
みほ「私も大好きだよ、お姉ちゃん」
みほ(もうすぐ一番になってしまうのかもしれないけど)
終
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/07/02(火) 00:52:08.57 ID:AWJqBqnp0
くぅ~疲れました。これにて終了です
キャラ崩壊してたね、すみません
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/07/02(火) 03:19:28.85 ID:V7//a8ZDO
時にはこういうのも良いものだ
乙

Entry ⇒ 2013.07.16 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (5) | Trackbacks (0) |
まほ「みほが昔みたいに甘えてこない…」優花里「は、はぁ…」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:01:42.52 ID:MgLlJTUc0
――――まほ⇔優花里:携帯電話にて
優花里「昔みたいに……とおっしゃいますと?」
まほ「昔のみほはな、もっとこう……出会えばすぐに抱きついて来たり……私が戦車道で賞を取ったりすると、自分のことのように喜んでくれたり……頭を撫でてやると顔を真っ赤にしたりしてな……」
優花里「なにその可愛い西住殿っ、見たい!」
まほ「えっ?」キョトン
優花里「ああ、いえっ、つい本音が……」アセアセッ
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:04:25.52 ID:MgLlJTUc0
前作:優花里「熊本に帰る!?」みほ「うん」
簡単な設定説明
12話、決勝戦後です。
優花里とまほがちょっと仲良くなり、交流があります。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:05:13.76 ID:MgLlJTUc0
まほ「まあとにかく。昔はそんな感じだったんだが、今はこう……どこかよそよそしさがあるというか……やはりまだ嫌われてるのではないかと心配になってな……」
まほ「それでこうして君に相談させてもらったんだが……すまないな、突然」
優花里「いえ、それは一向にかまわないのですが……」
優花里(せっかく姉上殿が相談してきてくれたんだ、お役立ちしないと……でも――)
優花里「……前にもお話しましたが、みほさんが姉上殿を嫌っているということはありえないと思います!私は、昔のみほさんを知りませんから、昔とどれだけ違うか判別はできませんが……」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:06:03.60 ID:MgLlJTUc0
優花里「ただ、みほさんの気持ちがわからないでもないです……」
まほ「というと?」
優花里「人は憧れが過ぎると、その人の前でどうしたらいいかわからなくなってしまうものなのです。それこそ、相手からすれば余所余所しく見えてしまうくらいに……」
まほ「……そんなものなのか?」
優花里「私にはわかるんです。憧れているから――好きだからこそ、どう接していいかわからなくて、戸惑ってしまうことがあるんです」
優花里(そう、私が西住殿を前にした時のように――)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:09:05.47 ID:MgLlJTUc0
まほ「そうか……」
優花里「あくまで私の仮説ですので、みほさんに確認してみないことにはなんとも言えませんが……」
優花里「そうだ!姉上殿が直接みほさんに聞いてみるというのは?」
まほ「それは……その……」
優花里「?」
まほ「…………恥ずかしいじゃないか」テレッ
優花里「ま、まぁ確かに……『昔みたいに甘えてこないのか?』って聞くわけですからねぇ……」
優花里(他に何か案は……そうだ!)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:13:52.87 ID:MgLlJTUc0
優花里「でしたら、私達の艦に……大洗女子学園に来ませんか?」
まほ「君達の艦に……?」
優花里「はい!よくよく考えてみると、姉上殿とみほさんは『西住流』という言葉で長い間……ある意味対立していたわけです」
優花里「ならば、今一度二人でいる時間を増やしていけば、わだかまりを解くのに非常に有効かと思われるのですが、いかがでしょうか?」
まほ「た、確かに……」
優花里「セッティングは任せてください!不肖、秋山優花里がお二人の幸せな時間を提供いたします!!」ビシッ
まほ「……何から何まですまないな」
優花里「いえいえ、お構いなく……」
優花里(私が西住殿に対して感じているような葛藤を、西住殿が姉上殿に対して感じているのであれば、是が非でも解消して差し上げなくては!!)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:18:51.17 ID:MgLlJTUc0
――――大洗女子学園艦:優花里の部屋にて
優花里「と、いうことが有りまして。今日一日、皆さんに姉上殿のサポートをお願いしようかと思いまして」
華「それで私達を呼んだというわけですね?」
沙織「……ってことはみぽりんのお姉さんが来るの?この学園艦に?」
優花里「はい。予定では、そろそろ着艦する頃です」
麻子「予定を午後にしてくれたのはありがたい……」ムクッ
沙織「麻子起きたー。でもみぽりんのお姉さんか……前に戦車喫茶であった時のイメージがあるから……ちょっと苦手かも」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:25:29.63 ID:MgLlJTUc0
優花里「そんなことはありません!姉上殿はとても優しい方です!今日だって昔みたいに仲良くなりたいという一心で、休暇を作って来て頂いてるんですから!!」
麻子「……まあ決勝戦の後は笑顔だったしな。悪い人ではないだろう」
沙織「みぽりんを呼び止めてた時?さすが麻子、視力も良い!」
華「……それでしたら、ぜひ私達もお姉様と仲良くなりたいですね」
優花里「ああそれなら、明日学園艦が大洗港に着港した時に、6人で周ろうと計画しています。とりあえず今日は、姉妹水入らずということで……」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:28:11.85 ID:MgLlJTUc0
麻子「……で、サポートの具体的な方法は?」
優花里「はいっ、実は姉上殿に通信機器一式を渡してあります。何かあった場合にはこちらの……」ズシン
優花里「受信機に連絡が入りますので、我々でアドバイスをしていこうかと……」
華「ちなみにこのことをみほさんは……」
優花里「はい、もちろん知りません!」
華「ですよね……なんだか悪いことをしているような気がします……」
優花里「ひいてはこれも西住殿のためです!それに、通信機は姉上殿の操作でいつでも電源を切ることができますので、プライバシーに配慮もしてますし……」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:32:53.64 ID:MgLlJTUc0
ザ……ザザ……
優花里「おや、早速姉上殿からの通信が……」ピッ
まほ『ただいま通信機器のテスト中……本部、応答願う……』
優花里「こちら本部、感度良好、通信状況に異常なし!」
まほ『了解』
沙織「……いや……何?そのやり取り。普通でいいじゃないですか、普通で!」
まほ『そ、そうか……すまん』
沙織「なんかイメージと違うなぁ……」ヒソヒソ
華「ですね……」ヒソヒソ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:37:58.75 ID:MgLlJTUc0
まほ『君達はⅣ号に乗ってた子達だな……西住まほだ、よろしく頼む』
沙織「ああえっと……武部沙織です」
華「五十鈴華と申します」
麻子「冷泉麻子……」
まほ『よし、ではこれより、ひそひそ作戦を開始する!』
沙織「…………」
華「…………」
まほ『ああ、作戦名はこうしてひそひそとアドバイスを貰うから、ひそひそ作戦と……』
沙織「いえ、それはわかりますけれど……」
優花里「さっすが姉上殿、非常にわかりやすい作戦です!」
麻子「……こういうところは、姉妹そっくりだな」
沙織「うん……」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:42:55.29 ID:MgLlJTUc0
沙織「とりあえず通信機は私が操作するね、慣れてるし。あ、みぽりんお姉さんと合流できたみたい」
麻子「ここからの予定は?」
優花里「行き先に関しては、特に予定を立ててないです」
華「あら、そうなんですか?」
優花里「あくまで二人の時間を作ることが目的ですからね。行き先に関しては全て西住殿任せです」
ピピッピピッ
沙織「おりょ、お姉さんから通信だ」カチ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:47:30.25 ID:MgLlJTUc0
まほ『みほもきちんとおしゃれするようになったんだな……小さい頃はシャツにジーンズ姿ばっかりだったから新鮮だよ』
沙織「皆でよく買い物とかにでかけてますからね~明日は大洗のアウトレットに案内しますから、一緒にお買い物しましょう!」
まほ『ああ、ありがとう……』ピッ
優花里「……とまあ、我々はこんな感じで要所要所でアドバイスをしていくというわけです」
麻子「なるほど」
ピピッピピッ
沙織「あれ?また通信だ……」カチッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:51:47.61 ID:MgLlJTUc0
まほ『あ、ありのまま起こった事を報告する。みほが自分達の艦を案内してくれると言うから、てっきり名所にでも連れて行ってくれるかと思ったら、コンビニに案内された……トイレだとかちょっと飲み物を買いにってレベルじゃあ断じて無い。各コーナーを詳細に説明してくるんだがどうしたら……』
沙織「ああ……ええっと……」
華「みほさん、コンビニ好きですからね……」
まほ『しかも地元のくま○ングッズが売ってるせいで、遊びに来た感が全く感じられないんだが……まさか、「早く地元に帰れ」というみほのメッセージなんじゃ……』ズーン
沙織「全国展開してますものね……くま○ン」
優花里「そ、そんなわけありません!みほさんはコンビニが大好きなだけです!!自分の好きなものを姉上殿に紹介したい一心なのかと思います!!」
まほ『そ、そうなのか……』
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 18:56:05.26 ID:MgLlJTUc0
麻子「多分、満面の笑みを浮かべてるだろうから間違いないと思う……」
まほ『ああ、確かに……ありがとう。また何かあったら連絡する』ピッ
沙織「みぽりんたらもうっ、こりゃあ帰ったらデートプランのお手本を見せてあげなくちゃ!私の経験によればこの艦でのおすすめスポットは……」
華「……デートの経験なんて有りましたっけ?」
沙織「む~、恋愛雑誌は毎号欠かさずチェックしてるもん!」
麻子「というか、別にデートじゃないだろう……」
優花里「まあまあ……ほら、次の場所に移動するみたいですよ?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:00:37.59 ID:MgLlJTUc0
――――大洗女子学園艦:校舎前にて
みほ「ほらお姉ちゃん。ここが私の通ってる校舎だよ!」
まほ「ああ……」
みほ「じゃあまずは戦車倉庫に案内するね……」
まほ「…………」ヒソヒソ
みほ「お姉ちゃん?」
まほ「……大会も終――たし、私は引退し――身だ。諜報活――んてしないさ……」ヒソヒソ
みほ「お姉ちゃん、どうしたの?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:04:56.91 ID:MgLlJTUc0
まほ「ああいや、なんでもない。行こうか」
みほ「うん……あれ?あそこにいるのは」
杏「ん?やっほー西住ちゃん!どうしたの、休みなのにこんな所に来て」
杏「――ってか、隣にいるのはたしか黒森峰の……」
みほ「あ、はい。紹介します。こちら私の姉で黒森峰の……ってあれ?お姉ちゃん?」キョロキョロ
まほ「えっ、上級生!?――っきり私はみほが下級生に――ゃん付けで呼ばれてる――かと……」ヒソヒソ
みほ「お姉ちゃん……さっきからブツブツ言ってどうしたの?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:09:36.69 ID:MgLlJTUc0
まほ「いや、なんでもない……西住まほだ。あなたは、大洗女子の生徒会長だそうだな……」
みほ(あれ?会長のことお姉ちゃんに話したっけかな……?)
杏「うん。角谷杏だ、よろしくぅ~」
みほ「会長は、ヘッツァーの車長もやってたんだよ」
まほ「決勝戦の平原で単独行動をとっていた……あの?」
杏「うん、そうそう。いや~あん時は何両か落とせるかと思ったんだけどね~『思ったより強くて』なかなか上手くいかなかったな~」ニヤリ
まほ「……いや、こちらも『調子に乗って突出した車両』を仕留めきれなかったからな、練度が足りなかったよ」キッ
杏「…………」
まほ「…………」
みほ(あれ……なんか空気が重い……?)オロオロ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:13:31.90 ID:MgLlJTUc0
杏「……なんてね!」ニカッ
まほ「……フッ」
みほ「えっ?……えぇっ?」
杏「いや~ゴメンネ。なんか真面目そうな顔してる人見ると、ついからかいたくなっちゃっうんだよね~」
みほ「会長、驚かせないでください……」
杏「ごめんってば。でも、涼しい顔して意趣返しされるとは思わなかったな~」
まほ「挑発してきているのが見え見えだったからな」
杏「ほほ~さっすが西住ちゃんのお姉さん」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:17:01.72 ID:MgLlJTUc0
みほ「そういえば会長、休みの日なのに学校に来てるんですか?」
杏「うん。優勝できたとはいえ……いや、できたからこそ、学園艦存続に向けてやることはいっぱいあるからね~」
みほ「えっ、優勝できたからその話は無くなったんじゃ……?」
杏「まだ確約をもらったわけじゃないからね~ま、上手くPRしていけば、カンパも集まるだろうし……」
みほ「あ、それなら何か私もお手伝いを……」
杏「ん?いーよいーよ。……西住ちゃんは、試合で矢面に立ってもらうことが多かったからね。今度は私達が頑張らないと」
みほ「会長……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:19:26.73 ID:MgLlJTUc0
杏「ま、代わりに優勝校インタビューには『隊長』として出てもらうから、よろしくね~」
みほ「えっ、ええ~っ!?」
杏「あははっ、じゃあね~」ヒラヒラ
みほ「行っちゃった……」
まほ「……いい生徒会長だな」
みほ「……うん。で、でもインタビューか……どうしよう……」オロオロ
まほ「……インタビューで緊張しないコツ、教えようか?」
みほ「えっ、お姉ちゃんでも緊張するの!?」
まほ「…………まぁ、な////」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:23:03.13 ID:MgLlJTUc0
――――大洗女子学園艦:優花里の部屋にて
沙織「ようやくみぽりんちに帰ってきたか……」グッタリ
優花里「いや~74アイスの店で、姉妹して一時間近く注文迷ってた時にはどうなることかと思いましたが……」
麻子「『どれを選べばいい?』とか、こちらに聞かれてもわからんしな……」
華「結局、トラブル続きで通信機も繋ぎっぱなしになってますものね……」
沙織「……でもさ、今日のこれ、うまく行ったのかどうかよくわからないよね?」
華「お二人は楽しそうにしてましたし……問題ないのでは?」
麻子「あとはまあ、当人に聞かないとなんとも言えないからな」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:26:58.70 ID:MgLlJTUc0
優花里「…………」
沙織「ゆかりん……?」
優花里「……姉上殿、今大丈夫ですか?」
まほ『ああ、大丈夫だ。みほは夕食を作っているからな』
優花里「実は今回の件ですが……やはり、直接みほさんに聞いたほうがいいと思います。作戦を提案しておいてあれなのですが、このままズルズルと解決を先延ばしにしては、姉上殿も辛いのではないでしょうか?」
まほ『前にも言ったが、出来ればそれは避けたい……』
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:29:51.76 ID:MgLlJTUc0
優花里「ですが恥ずかしがっている場合じゃ――」
まほ『怖いんだ……本当は……』
優花里「えっ――!?」
まほ『私はどうも、うまい事を言うのが苦手でな……昔からみほを悲しませてばっかりだった……』
まほ『みほが引っ込み思案になってしまったのも、私に責任の一端がある。そう思うと……な……』
優花里「うまく話す必要なんかありませんよ……姉上殿の心からの言葉なら、みほさんに伝わります」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:33:14.32 ID:MgLlJTUc0
まほ『心からの言葉……』
優花里「はいっ、姉上殿の正直な気持ちを伝えてあげてください」
まほ『それだけで大丈夫なのか……』
優花里「はいっ!なにせみほさんは、姉上殿の妹なのですから!!」
まほ『…………ははっ、そうだな。何でも難しく考えすぎるのは、私の悪い癖だ。素直に気持ちをぶつけるだけで……それだけでいいんだよな?』
優花里「――はいっ!!」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:36:51.24 ID:MgLlJTUc0
――――大洗女子学園艦:みほの部屋にて
みほ「お姉ちゃんおまたせ~」
まほ「ああ、ありがとう」ジッ
みほ「?おねえちゃん、私の顔に何かついてる?」
まほ「いや……みほ、ちょっと聞いてもいいか?」
みほ「うん、なぁに?」
まほ「みほは……その……私のことが苦手なのか?」
みほ「えっ!?……そんなこと……ないと思うけど……」ドキッ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:40:57.63 ID:MgLlJTUc0
みほ「どうして急にそんなこと聞くの?」
まほ「いや、最近昔のことを思い出す機会があってな。その頃と比べると……こう、距離感があるというか何というか……」
みほ「そう……かな?」
みほ(気づいてたんだ、お姉ちゃん……)
まほ「もちろん、みほも精神的に大人になったことは百も承知だが、その距離感が……どうにも不安でたまらなくてだな……」
みほ「…………昔の私ってどんなだった?」
まほ「んと……もっとこうベッタリしていたというか……可能な限り一緒にいたがっていたというか……いや、悪い意味じゃなくてだなっ」
みほ「…………」
まほ「…………」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:44:06.42 ID:MgLlJTUc0
みほ「……つまり、お姉ちゃんは昔みたいに甘えん坊な私の方がいいの?」
まほ「へ?いや、昔の方がいいというかなんというか……」アセアセッ
みほ「…………」ジー
まほ「ど、どうした?みほ……顔が近いぞ」ドキドキ
みほ「……えいっ////」ギュ
まほ「おわ……みほ!?」
みほ「えへへっ////お姉ちゃん、お姉ちゃん……」ギュウゥ
まほ「…………みほ////」ナデナデ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:48:28.96 ID:MgLlJTUc0
みほ「膝……いい?」
まほ「ああ……」
みほ「……お姉ちゃんに頭撫でてもらうのも久しぶり」
まほ「ああ、こうして膝枕するのも気がするよ……」
みほ「……ねえ、そのまま聞いてもらっていい?」
まほ「うん……」
みほ「私ね、お姉ちゃんのこと、苦手になってない――って言うのは、ちょっと嘘になっちゃうと思う。ああ、もちろん今は全然そんなこと無いけどっ」
まほ「ああ……」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:52:57.72 ID:MgLlJTUc0
みほ「『自分だけの戦車道を見つけなさい』……そう言われて私は、いろんな戦車道を間近で見てきた……もちろん『西住流』のことも」
まほ「……」
みほ「去年の大会まで熊本にいて、それでも『西住流』の考え方は……やっぱり私には理解できなくて……でも、お母さんには、私の考えは間違ってるって否定されちゃった」
みほ「……そしたらね、お母さんやお姉ちゃんが『西住流』そのものに見えちゃって……なんだか、お姉ちゃんが遠い存在に感じちゃって……」
みほ「……なんて言いつつ、転校した先でも戦車道を続けてるんだから、優柔不断だよね、私……」
まほ「私は、みほがまだ戦車道を続けているとわかって嬉しかったよ……」
みほ「……ありがとう」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:56:10.17 ID:MgLlJTUc0
みほ「私も、お姉ちゃんが、私の戦車道を認めてくれたときは……本当に嬉しかった……」
みほ「――でも、自分だけの戦車道を見つけてから、それを貫き通すことの大変さがわかったんだ」
みほ「そして、お姉ちゃんはそんな大変なことをずっとやってきたって事もわかった。私が小さかった頃からずっと……」
まほ「みほ……」
みほ「それで思ったんだ。『私も、もっと強くなろう!甘えてなんかいられないぞ!』って――」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 19:59:39.25 ID:MgLlJTUc0
みほ「今はもう、お姉ちゃんのことを苦手だなんて思っていない。でも、甘えん坊な私とはさよならして、胸を張ってお姉ちゃんの隣に立てるようになりたい!……そう思ったの」
まほ「そうか……だがな、無理なんてしなくていい。みほがみほらしいままでいればいい……そう思うよ」
みほ「……そうかな?」
まほ「……そうだよ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:03:12.28 ID:MgLlJTUc0
みほ「そっか……そうだね」パアァ
みほ(本当は、お姉ちゃんに壁を作ってる理由、もう一つあるんだけど……)
みほ「言えない……よね?」ポソッ
まほ「みほ?」
みほ「ううん?なんでもない」
みほ(だって……この気持ちを伝えて壊れちゃったら嫌だもんね……)
みほ(姉妹だからこその、この距離感……)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:06:34.46 ID:MgLlJTUc0
みほ「……でも、お姉ちゃんが昔みたいに甘えてもいいって言うなら、私我慢しなくてもいいんだよね?」ニコッ
まほ「へっ?ああ……その……」
まほ「お手柔らかに頼む////」
みほ「やった!あ……でも料理が冷めちゃう。まずはご飯食べよう?」ムクッ
まほ「そうだな……じゃあ、いただきます」
みほ「いただきまーす!」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:09:35.53 ID:MgLlJTUc0
――――大洗女子学園艦:優花里の部屋にて
優花里「…………」プチッ
沙織「……もう大丈夫そうだね」
麻子「片や引っ込み思案、片や口下手……ちょっとしたズレで隔たりができてただけだからな」
華「きっかけがあればすぐに元通りになる……ですか?」
麻子「……何にせよ、家族で仲がいいことに越したことはないさ」
沙織「麻子……うん、そうだね」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:10:41.23 ID:MgLlJTUc0
優花里「さて、我々も夕食にしましょう!」
華「あの~夕食まで頂いて、お泊りもさせていただいて、本当にご迷惑ではないでしょうか?」
優花里「ええ、母も張り切って夕食を作ってくれるというので!母のカレーは絶品ですよ~ああ、食事用にちょっと片づけますね……」
沙織「あ、私達も手伝うよーっ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:13:28.70 ID:MgLlJTUc0
麻子「……うん?本に集中してたら、もうこんな時間か……」チラッ
優花里「ムニャムニャ……」
沙織「う~ん……」
華「すー……すー……」
麻子「流石に皆寝てしまったな……」
麻子「西住姉妹ももう寝ただろうし、私もそろそろ……」
ザ……ザザ……
麻子「ん?こんな時間に通信が――」
まほ「た、大変だ!寝ぼけたみほが、おそらくいつもの癖で私が寝ているベットに潜り込んできたんだがこれはどうすr」
プチッ
麻子「…………寝るか」
おわり
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:15:14.24 ID:MgLlJTUc0
――――蛇足:翌日
優花里「遅いですね、西住殿と姉上殿……」
沙織「私達が早いんだよ。ようやく6人で遊べるぞ~って思って張り切り過ぎたかな……?」
華「ですね。まだ待ち合わせ時間まで20分有りますし……ああ麻子さん、大丈夫ですか?」
麻子「うう……立ってるのが辛い……」フラフラ
優花里「いや~しかし西住殿達が仲良く慣れたようでよかったですね!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:19:00.79 ID:MgLlJTUc0
沙織「……ゆかりんは良かったの?二人が仲良くなっちゃって」
優花里「はい、それはもちろん――――」
沙織「 本 当 に い い の ? 」
優花里「…………はい」
優花里「月並みではありますが、私は西住殿の喜ぶ姿が見れればそれでいいんです。私じゃああんなに嬉しそうな顔は引き出せませんから……」
優花里「でも私には皆さんがいますから!こうして皆さんと楽しく過ごせるだけで幸せなんです!!」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:22:25.06 ID:MgLlJTUc0
沙織「ゆかりん……」
華「優花里さん……」
優花里「それに……」
麻子「……それに?」
優花里「実は私、最近『姉妹丼』というものに興味がありまして……」
沙織「…………」
華「…………」
麻子「…………」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:25:42.51 ID:MgLlJTUc0
優花里「あ、噂をすれば……西住殿~、姉上殿~こちらで~す!」
みほ「優花里さん、みんな!遅れてごめん!」
優花里「いえいえ、私達が早く来ただけですから!それにしても手をつないで登場とは、お二人とも仲がいいですな~」
まほ「そう……かな?」
みほ「これくらい普通だよね、お姉ちゃん!」ニコッ
まほ「ああ……そうだな」
優花里「それでは全員揃いましたし、大洗町に向けて、パンツァー・フォー!!」
みほ・まほ「「おー!」」
沙織・華・麻子「「「お、お~……」」」
おわり
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 20:29:43.11 ID:MgLlJTUc0
以上です。
西住姉妹が好きすぎて作成した続編でした。
もっと増えて欲しいですね~姉妹のSS
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 20:41:32.99 ID:NfPl/oaM0
乙
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 22:04:00.26 ID:qMi4lwnVo
おつおつ
ゆかりん姉妹丼ってオイw
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 22:14:44.90 ID:o9u6fd5AO
ここから狂気の秋山流が始まる
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/04/18(木) 22:24:43.12 ID:MgLlJTUc0
秋山流……
「正直言って、姉上殿が妬ましいです……初めて会った日からみほさんの中に、あなたがいて……
そんなみほさんを私は好きになった。
だから…姉上殿もひっくるめて、みほさんをもらいます」※性的な意味で
みたいな感じですかね?w
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/18(木) 22:31:54.29 ID:2QQraDE4o
おつであります!

Entry ⇒ 2013.04.27 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (2) | Trackbacks (0) |
まほ「みほに告白された」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:23:15.69 ID:2luZIUqNO
まほ「どうすればいいと思う?」
エリカ「知りません」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:23:36.34 ID:a9Gr+L4l0
それは尻ません
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:33:23.92 ID:2luZIUqNO
エリカ「大体、私に聞くまでもないじゃないですか」
まほ「え?」
エリカ「相手は妹なんですよ? 普通に断ればいいじゃないですか」
まほ「何を言っているんだ? 血縁の有無は関係ないだろう」
エリカ「へ…?」
まほ「そもそも西住流は純血を絶やさない為に身内同士の結婚などは頻繁に行われているんだ」
エリカ「!?」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:40:40.03 ID:2luZIUqNO
まほ「今さら妹と結婚したからとて誰に何を言われるわけでもないだろう」
エリカ「で、でも、隊長のお母様は」
まほ「ああ、お母様は外部の者と結婚したけど、今の西住流は昔と違い、純血絶対主義ではないから部外者を婿に招き入れることができたんだ」
エリカ「………」
まほ「それで、当然みほもそのことは知ってるわけだ。だからこの間、帰省の時に告白されたんだが……って聞いてるか?」
エリカ「……ああ、はい。聞いてますよ…」
まほ「??」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:47:31.54 ID:2luZIUqNO
まほ「…どうしたんだ?」
エリカ「いえ、別にどうもしませんよ…」
エリカ(また、またあの女に……)ギリッ
まほ「そうか。それでだな。どうしたらいいと思う?」
エリカ「……隊長の好きにすればいいんじゃないですかー?」
まほ「むっ、ひとが真面目な相談をしてるのにその態度は戴けないな。戦車道は礼儀を重んじる競技なんだ。それでは次期隊長は務まらん」
エリカ「……すいません」
エリカ(ひとの気も知らずに…)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:56:00.80 ID:xrHVMEmh0
エリカが報われないという風潮
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 02:59:53.38 ID:2luZIUqNO
エリカ「それで? 隊長はどうしたいんですか」
まほ「…みほのことは好きだけど、それは家族愛なのか恋愛感情なのか…それはまだ分からないんだ。だからどうすればいいのか、どうしたいのか…何も分からない」
エリカ「……そうですか。それなら…!」
エリカ(……これで隊長に元副隊長を振るように進めれば…でも…それは…本当に正しいの?)
>>17
1.エリカ告白(エリみほのハーレムルート)
2.まほの幸せを願い身を引く(みほルート)
3.みほを振るように進める(エリカルート)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:02:41.81 ID:tPCTM9ifP
1
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:13:26.01 ID:2luZIUqNO
まほ「…?」
エリカ(…違う。それは違うわ。確かに私はあの子に勝ちたい。でも…こんな勝ち方を私は望んでない)
エリカ「隊長、その相談に対する答えを出す前に……言いたいことがあります」
まほ「言いたいこと?」
エリカ「はい、隊長にとっては些細なことかもしれませんが、私にとっては…とても大切なこと」
まほ「…エリカ」
エリカ「はい?」
まほ「あなたにとって大切なことは私にとっても重要なことよ。だからそんな悲しいことは言わないで」
エリカ「……隊長」
エリカ(ああ、隊長。これだから私は貴女を……)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:26:29.26 ID:2luZIUqNO
まほ「それで私に言いた…」
エリカ「好きです、隊長」
まほ「ぃ……えっ?」
エリカ「私は貴女のことが好きです」
まほ「…ぁ……えっと」
エリカ「最初は単なる敬愛でした。まるで雲の上の住人。私なんかが手を伸ばしても絶対に届かないような人物だと思っていた。だけどそれは勝手な思い込みだった。
普通に遊び、普通に笑い、普通に勉学に励む。普通の女子高生だった」
まほ「………」
エリカ「そんな貴女に私はいつからか惹かれていました」
まほ「エリカ…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:33:21.80 ID:2luZIUqNO
エリカ「すいません、隊長。妹とのことが消化してない内に告白をしてしまって」
まほ「……えっと…何て言えば」
エリカ「まだ答えは聞きません。隊長にも考える時間が必要でしょう」
まほ「あ、ああ…」
まほ(ど、どうすればいい。どうすれば……)
エリカ「一週間です。答えを出す時間は、それで十分でしょう」
まほ「そう、だな」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:39:22.24 ID:2luZIUqNO
エリカ「それでは、隊長。失礼します」
まほ「ああ、頑張って…」
まほ(………)
まほ「一週間、か。長いような短いような……」
まほ(それで答えは出せるのか。二人を傷付けずに済む答えが)
まほ(…二人の告白を断る。いや、それじゃあ二人を傷付けることになってしまう)
まほ(片方の告白を受け……これもダメだ。どうしても一方を傷付けてしまう)
まほ(……どうすればいいのか分からない―――!!)
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:48:14.13 ID:2luZIUqNO
一週間後。
まほ(ついにきてしまった)
みほ「お、お姉ちゃん! なんで逸見さんまでここにいるの!?」
エリカ「あなたには関係ないでしょ、元副隊長」
みほ「か、関係あります! わたしはお姉ちゃんのことが」
エリカ「それは私だって同じよ」
みほ「うっ、わ、私の方がお姉ちゃんのことを」
エリカ「さて、それはどうかしらね。隊長に対する好意なら私の方が上よ」
みほ「わたしの方がお姉ちゃんのことをよく知ってるもん!」
エリカ「そんなのこれから知ればいいだけの話じゃない」
みほ「うぅ…」
まほ(な、なんか喧嘩してる…)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 03:55:20.22 ID:2luZIUqNO
みほ「そ、それならお姉ちゃんに聞いてみればいいよ!」
まほ「…え?」
エリカ「それもそうね。あなたとの不毛な口論を繰り広げるよりも隊長に直に聞いた方が良いわね」
まほ「え?え?」
みほ「お姉ちゃん! も、もちろん私だよね?」
まほ「あ…」
エリカ「隊長、私を選んでくれますよね?」
まほ「その、な
二人「「どっちを選ぶの(んですか)!?」」
まほ「え、選べない…かな」
二人「「……は?」」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:07:23.37 ID:2luZIUqNO
まほ「いや、私にとって二人とも大切なひとなんだ。だから……選ぶことなんて…」
みほ「…お姉ちゃん」
エリカ「はぁー…」
まほ「す、すまない。ただ…本当にごめん」
みほ「……逸見さん」
エリカ「なに?」
みほ「良いですか、抜け駆けは無しですからね!」
エリカ「それはどうかしらね」
まほ「…へ?」
みほ「お姉ちゃん、次までには絶対にどっちを選ぶか決めておいてね」
まほ「つ、次?」
エリカ「良かったですね、元副隊長さん。惨めにフラれる日が伸びたようで」
まほ「…ちょっ」
まほ(ちょっと話についていけない)
みほ「むぅ、それはこちらの台詞です!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:12:46.11 ID:2luZIUqNO
エリカ「とにかく、隊長!」ギュッ
まほ「なっ、エリカ!?」
みほ「ず、ズルイですよ! 私も」ダキッ
まほ「なんでそんなにくっついて」
みほ「お姉ちゃんにはもっとアプローチが必要だと思ってね」
まほ「いや、別に普段通りで」
エリカ「なのでこれからはどんどん積極的に攻めていきますね、隊長」
まほ「だ、だから」
二人「「覚悟していてね(くださいね)!」」
おわり
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:20:29.07 ID:746PULOp0
えっ?
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:23:17.75 ID:ZvmfyqoF0
え?
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:23:31.93 ID:qbbqGRdS0
え?
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:25:45.24 ID:spCpcn9y0
え?
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 04:36:12.52 ID:kfuE3goaO
え?
みほさんルートはよ

Entry ⇒ 2013.04.13 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー SS | Comments (9) | Trackbacks (0) |
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